日本物理学会誌

表紙

原稿種別: 表紙
2009 年 64 巻 2 号 p. Cover1-
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_Cover1

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目次

原稿種別: 目次
2009 年 64 巻 2 号 p. Toc1-
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_Toc1

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素粒子物理学の発展における南部,小林,益川3先生の功績(<特別企画>南部陽一郎,小林誠,益川敏英3博士ノーベル物理学賞受賞記念)

菅原寛孝

原稿種別: 本文
2009 年 64 巻 2 号 p. 73-75
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_73

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2008年のノーベル物理学賞が,「対称性の破れ」という共通テーマの下に南部陽一郎および小林誠,益川敏英の3氏に授与されることに決まった.日本物理学会全体にとって大変喜ばしいことであり,3先生方に心から祝意を表したい.ここでは,過去,現在,未来にわたって,3氏の業績が素粒子物理学に与えるインパクトについて解説する.

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素粒子物理学変革期の南部先生(<特別企画>南部陽一郎,小林誠,益川敏英3博士ノーベル物理学賞受賞記念)

吉村太彦

原稿種別: 本文
2009 年 64 巻 2 号 p. 76-79
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_76

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素粒子物理学の指導者として第1線で活躍されていた南部陽一郎先生を,1967年から1970年にかけて,傍で観察することができた幸運な人間の一人として,その当時を回想する.南部先生の指導下の大学院生として接していただき,その間に先生から学ぶことができたことを読者にお伝えしたい.大きな3つの業績の進展の一部を目の当たりにした当時の,先生の素顔に肉薄して紹介することができればうれしい.

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南部理論と物性物理学(<特別企画>南部陽一郎,小林誠,益川敏英3博士ノーベル物理学賞受賞記念)

青木秀夫

原稿種別: 本文
2009 年 64 巻 2 号 p. 80-84
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_80

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南部理論と物性物理学との深いかかわりを,南部理論とBCS理論とのかかわり,南部・ゴールドストーン定理,南部理論と超伝導とアンダーソン・ヒッグス機構,などの観点から解説する.

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小林・益川理論の誕生とその確立まで(<特別企画>南部陽一郎,小林誠,益川敏英3博士ノーベル物理学賞受賞記念)

三田一郎

原稿種別: 本文
2009 年 64 巻 2 号 p. 84-88
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_84

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この度,南部陽一郎氏,小林誠氏,益川敏英氏がノーベル物理学賞を受賞されたことは日本物理学会にとって大変おめでたいことである.この約半世紀の歴史を振り返れば,日本人が素粒子論における自発的対称性の破れ,およびCPの破れの理論を提唱し,日本国民の血税で世界に類のない加速器が建設され,そして日本でその正しさが証明されたという偉大な歩みが見えてくる.まさに我が国が誇るべき研究成果であろう.この機会に私が見てきたCPの破れの歴史を綴って見たい.

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京都大学での益川先生(<特別企画>南部陽一郎,小林誠,益川敏英3博士ノーベル物理学賞受賞記念)

九後太一

原稿種別: 本文
2009 年 64 巻 2 号 p. 88-92
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_88

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益川敏英先生は,1970-76年の6年間を物理教室助手として,1980-2003年の23年間を,基礎物理学研究所(基研)教授,物理教室教授,基研所長として,計29年の間京都大学で過ごした.私はその間のほとんど全ての期間近くにいたことになる.今回のノーベル賞の対象になった小林・益川の仕事が行われた時代を中心にして,京都大学における益川さんや彼の人となりなど色々なことを書く.

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小林・益川両博士とBelle実験(<特別企画>南部陽一郎,小林誠,益川敏英3博士ノーベル物理学賞受賞記念)

山内正則

原稿種別: 本文
2009 年 64 巻 2 号 p. 92-96
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_92

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高エネルギー加速器研究機構に建設されたBファクトリーはルミノシティの世界記録を更新しつつデータ収集を続け,小林・益川模型の実験的検証を行ってきた.これまでにこの模型が予言する大きなCP非対称性を発見したほか,B中間子の様々な崩壊においてこの模型の予言を証明し,この模型がクォーク混合とCP非対称性を記述する正しい考え方であることを確立してきた.一方では,この模型だけでは理解が困難である現象も見つかっており,今後の展開が注目される.

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座談会:三博士ノーベル物理学賞受賞の報を受けて

上田正仁, 羽澄昌史, 前川展祐, 横山順一

原稿種別: 本文
2009 年 64 巻 2 号 p. 97-105
発行日: 2009/02/05
公開日: 2019/09/05

DOIhttps://doi.org/10.11316/butsuri.64.2_97

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