e-Japan戦略に基づく学校教育へのICT導入は, ディジタル学習教材の開発, 教員研修の充実, 新たな学習方法の開発などの波及効果が見られる.岡山県情報教育センターでは, IPA(情報処理振興事業協会(現, 独立行政法人情報処理振興機構) : Information-technology Promotion Agency)が2002年にCEC(コンピュータ教育センター : Center for Educational Computing)を通じて提供した17,000件のディジタル学習素材コンテンツのデータベースに独自に開発した学習素材コンテンツ約3,000件を加えた.そして, 約20,000余件とした当のデータベースを専用ウェブサーバに搭載し, 県内のみならず全国の学校で利用できるように配信している.本研究は, このデータベース検索に当たり, バーコードを援用した専用検索システムを開発し, 試用段階に至ったので報告する.
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