授業モデルとしての「知識伝達(Instruction)-事例化(Instantiation)モデル(Model)」を採用した理科の授業においては、児童の主体的な学び、学力の向上、有能性や自立性の向上などが見られる。しかし、現場の教師がこの授業モデルを実際に採用する際には、様々な疑問や悩みが生ずるであろうと予測される。そこで本発表では、これまでの10年間の実践研究のあゆみを踏まえて、「知識伝達-事例化モデル(Instruction&Instantiation Model )」を導入する際の疑問に答えていきたい。