日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
13 巻, 3 号
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表紙・目次
研究発表Ⅰ
研究発表Ⅱ
研究発表Ⅲ
研究発表Ⅳ
シンポジウム
  • 原稿種別: 付録等
    1998 年 13 巻 3 号 p. 73-
    発行日: 1998/12/12
    公開日: 2017/11/17
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  • 近藤 義美
    原稿種別: 本文
    1998 年 13 巻 3 号 p. 75-78
    発行日: 1998/12/12
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    技術・家庭科の変遷過程で技術科教育の中に科学教育がどのように位置づけられたかを検討した。技術科教育の初期段階、特に昭和44年改訂では、技術科教育の目標に科学教育が明確に位置づけられていた。しかし、その後の改訂で目標から削除され、科学教育の位置づけが曖昧になった。そこで、今日研究的な技術科の授業実践の主要な授業過程を示し、そこに、帰納と演繹と検証という科学的方法が含まれていることを指摘した。しかし、それは理科教育や自然科学の対象及び検証方法である実験法とは違ったものである。技術科教育では人間がもつ実践的な目的を達成するために、一定の機能を実現するように構成したシステムが対象であり、方法は対象とするシステムが目的の機能をよりよく実現していることを検証する試験法である。このように、技術科教育であってこそ、真に社会の変化に対応し、応用可能な技術能力を形成することができることを示した。
  • 山路 裕昭
    原稿種別: 本文
    1998 年 13 巻 3 号 p. 79-82
    発行日: 1998/12/12
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    科学教育は, 通常, 自然科学の教育であり, そこでは専ら理科教育が中心とされる。しかし, 一般教育としての科学教育は, 自然に関する文化の教育でなければならない。それを実現するためには, 特に中等段階では, 従来の分科教育体制を維持した中で, 自然や自然科学に関連する内容等を含む教科目の連携が必要であり, そのような教科目の連携による科学教育を考えて行くべきである。
  • 山口 武志
    原稿種別: 本文
    1998 年 13 巻 3 号 p. 83-
    発行日: 1998/12/12
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    思考方法と関係概念の総合的知識体として数学を捉えるとき、数学学習によって得られた思考方法なり関係概念が、科学的に見方・考え方といかに関連するかが問題になる。本提案では、数学教育と科学教育との関わりを検討するという視座から、「一般化」の教授-学習をねらった課題学習の実践を例としながら、「数学的な見方・考え方」が科学的思考の重要な要因となっていることを指摘する。
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