日本蚕糸学雑誌
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7 巻, 1 号
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  • 波多野 岩吉, 佐藤 昌雄
    1936 年 7 巻 1 号 p. 1-9
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 催青中に於ける變化と孵化蠶兒の飼育成績
    佐藤 貞治
    1936 年 7 巻 1 号 p. 10-16
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1) 晩秋期採種卵の産卵後の保護温度と卵内カタラーゼ作用に就き冬期冷藏迄に於ける變化に就ては既に報告したが更に催青中に於ける變化に就て實驗し併せて孵化並に飼育成績との關係を調べた。
    2) 催青初期に於けるカタラーゼ作用は、冷藏前に於ける場合と同一傾向を表し、自然温度繼續最も強く、18.3℃-自然温度、23.9℃-自然温度の順に弱く、29.4℃-自然温度は最も弱いが、催青末期に於ては、自然温度繼續は、18.3℃-自然温度に比し相等しきか、或は僅かに減弱せる傾向がある、而してカタラーゼ作用の弱きものは漿液膜色素粒の分散遲く、胚子の發育も遲延する。
    3) 催青中に於けるカタラーゼ作用の日々の變化は、出庫後反轉期頃迄は極めて緩慢であるが、孵化前即催青完了卵に至り急激に増大する。
    4) 胚子の同一形態と見倣さるゝ催青完了卵に於けるカタラーゼ作用も29.4℃-自然温度は最も弱く、23.9℃-自然温度、18.3℃-自然温度、自然温度繼續の各區は略相等しい。
    5) 蠶卵の孵化歩合は29.4℃-自然温度の如く産卵後より催青中に至る迄カタラーゼ作用の減弱甚だしきもの及自然温度繼續の如く産卵後のカタラーゼ作用は急激に増進するも、催青末期には却つて減弱する傾向あるものは共に總孵化歩合少く死卵歩合多い。
    6) 孵化蠶兒の飼育成績は、經過日數、減蠶歩合等各區共略同樣であり、繭質、其の他にも大なる差異なく、卵内カタラーゼ作用とは明瞭な關係は認め難い。
  • 窪田 潤
    1936 年 7 巻 1 号 p. 17-25
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 松永 義明
    1936 年 7 巻 1 号 p. 26-31
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 親抵
    1936 年 7 巻 1 号 p. 32-38
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 岡部 康之, 小林 重男, 須田 圭二, 今村 良郷, 小池 要, 古谷 茂一, 中曾根 長男, 宮城 博, 山村 彌六郎, 富山 哲夫, ...
    1936 年 7 巻 1 号 p. 41-52
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    桑葉の硬度に關する研究
    數種窒素質肥料の桑樹に依る窒素利用率に就て
    桑の黄葉に就て
    桑葉の細胞液濃度に就て (第 2 報)
    稚蠶用桑の仕立法に關する化學的研究
    桑の細菌病に關する調査
    餌料生物の化學的研究 (II) Aluminiumの分布
    餌料生物の化學的研究 (III) 亞鉛の比濁定量法及び分布
    餌料生物の化學的研究 (IV) 砒素の分布
    飼料蛋白の化學的研究 (第4報) 鰻の消化酵素による消化度の比較
    飼料蛋の化學的研究 (第5號) Cystine及びTryptophane含量
    冬期に於ける蠶種保護に關する試驗
    蠶卵催青死卵に關する試驗
    家蠶卵殻の構造に就て
    蠶卵の超音波接振と其影響に就て
    柞蠶胚子發育に關する研究
    催青温濕度に關する試驗
    家蠶に於ける榮養物質の經口的増給並に體内注入が體液の酵素作用に及ぼす影響
    家蠶の囘復機能に關する研究. (第1報) 稚蠶期に於ける障害の影響と壯蠶期に於ける之が囘復機能との關係
    家蠶の發育及び變態に伴ふ體温の變化に就て
    家蠶の化性に關する研究 I. 家蠶の化性變化と脂肪分解酵素 (リバーゼ)
    家蠶の紫外線螢光に關する研究 (1) 蠶兒體液並繭螢光に就て
    家蠶に於けるマルピギー管の發生竝に中部消化器後部の初期發生
    蠶兒の食桑に關する調査
    家蠶に及ぼす紫外線並に赤外線の影響 (第1報), 特に兩光線の綜合的影響に關する實驗
    絹絲腺の分泌作用にあづかる核の役割
  • 永井 覺, 山浦 昌雄, 金子 英雄, 山本 賢市, 田中 義麿, D. MORIWAKT, B. L. ASTAUROV, 門平 潤一郎, ...
    1936 年 7 巻 1 号 p. 53-65
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    蛹期に於ける包卵被膜細胞のオキシダーゼ反應に就て
    乾繭温濕度に就て
    蛹油固體成分の研究 (其2)
    家蠶頬尾斑の遺傳
    人爲的突然變異Sマダラ蠶の特種遺傳
    家蠶の雌に於ける交叉に就ての豫備實驗
    家蠶に於ける人工突然變異
    二、三條件下に於ける主なる蠶病消毒藥の殺菌力に就て
    高度晒粉の硬化病豫防效果並に蠶兒に對する生理的影響に就て
    蠶の白疆病菌の生態種に就て (第1報) (形態, 培養上の性質, 病原性より見たる生態種)
    二化螟蟲及び三化瞑蟲幼蟲の外部性徴並に第9・10兩腹節間の境界線に就きて
    ヒメマルカツヲブシムシの嗅覺反應竝視覺反應に就て
    膿病原の免疫體に就て
    フオルマリン加用クロール石灰水に關する研究第1報フオルマリン加用クロール石灰水の蠶病病原體に對する消毒効力に就て (1)
    蠶の青黴中毒症の病原たる「むしあをかび」の毒性に就て
    繰絲張力に關する研究, 繭絲纎度と繰絲張力との關係に就て
    絹絲の青斑と其原因
    絹絲の化學的分解に依る其の構造と考察 (第1報)
    本繭, 出殼繭及び板状繭の紡績價値比較試驗
    絹フイブロイン
    フイブロィンゾルの研究 (其一)
    生綜の吸放漏性に關するヒステリンス現象
    繊維實驗用小恒濕室構成の一例及びその使用成績 (1)
  • 吉田 諒藏, 佐藤 昌雄, 中曾根 長男, 藤田 勝, 室賀 兵左衛門, 佐藤 貞治
    1936 年 7 巻 1 号 p. 66-74
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1. 數種の土壤中に於ける緑肥の分解に關する研究 (2)
    2. 桑條組成分の品種的差異に就て
    3. 桑葉の炭素率に就て
    4. 體液注入による蠶兒の致死現象に就て (1)
    5. 晩秋期採種卵の保護温度と卵肉カタラーゼ作用に就て (2)
  • 松村 季美, 岡 卓郎, 鈴木 健弘, 山桝 義寛, 小針 喜三郎, 倉澤 一二三, 内藤 好永
    1936 年 7 巻 1 号 p. 74-84
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    6. 家蠶の孵化, 脱皮, 化蛹及化蛾期前後に於ける各種酵素の作用
    7. 膿病濾過毒の免疫學的所見
    8. 「フオルマリン」加用クロール石灰水の消毒効力に就て
    9. 繭絲の部分的纖度に就ての研究
    10. 繭絲長淘汰の結果に就て
    11. 蠶兒の吐絲速度並營繭運動に就て
  • 森本 武夫, 窪田 潤, 宮入 誠一, 石森 直人, 木暮 槙太, 岡野 正一郎
    1936 年 7 巻 1 号 p. 84-92
    発行日: 1936年
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    12. 生絲の光澤度に關する2, 3の研究
    13. 生絲の物理的性質に就て
    14. 絲條斑採點器に就て
    15. 家蠶の膿病病毒に關する研究
    16. X線に因り出現せるモザイック蠶の遣傳
    17. 繭生産費に就て
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