日本蚕糸学雑誌
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45 巻, 2 号
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  • 渡部 仁
    1976 年 45 巻 2 号 p. 95-106
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • IV. IFV坂城株の採取蚕品種別による感染力価変動に及ぼすSFVの混在の影響
    古田 要二
    1976 年 45 巻 2 号 p. 107-110
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    古田・鮎沢 (1973, 1974) で示された支124号から採取された蚕の伝染性軟化病ウイルス (以下IFVと略す) を日124号へ接種すると, 支124号へ接種した場合や, 日124号から採取されたIFVを日124号および支124号へ接種した場合に比較し感染力価が極めて低く, かつ斃死時期の遅延する現象と, IFVの病蚕磨砕液中に混在する小型軟化病ウイルス (以下SFVと略す) との関係について検討を行なった。
    1. SFVに感染しないグループの蚕品種 (7品種) から採取されたIFVを日124号へ接種すると, 支124号へ接種した場合や, SFVに感染するグループの蚕品種 (5品種) から採取されたIFVを日124号および支124号へ接種した場合に比較し感染力価は極めて低く, 斃死時期が遅延した。
    2. OUCHTERLONY 法による沈降反応で, SFVに感染しない蚕品種から採取されたIFVは抗SFV血清に反応しないが, SFVに感染する蚕品種から採取されたIFV中にはSFV抗原が混在していることが認められた。
    3. 日124号×支124号で継代したIFVの坂城株を抗SFV血清で中和し, 日124号へ接種すると, 支124号へ接種した場合や, 中和しないIFVを日124号および支124号へ接種した場合と比較し感染力価は極めて低く, 斃死時期が遅延した。
    以上の結果から, SFVが混在しないIFVを日124号へ接種した場合に力価変動現象が成立することが明らかにされた。
  • II. 選抜初期世代における食下量, 消化量および消化率の遺伝率
    山本 俊雄, 蒲生 卓磨
    1976 年 45 巻 2 号 p. 111-114
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    食下量, 消化量および消化率の選抜に関する基礎的資料を得るため, 人工飼料飼育した5令期幼虫について酸化クローム法で測定した上記3形質の値をもとに, 親子回記の方法を用いてF2集団の遺伝率を推定した。
    遺伝率は食下量で0.53~0.68, 消化量で0.42~0.75, 消化率で0.36~0.64の範囲にあり, 食下量≒消化量>消化率の関係を示した。また, 遺伝率は雌雄によって相違し, 雌の方が雄より高くなる傾向を示した。これら3形質における遺伝率は比較的高かったので, これらの形質は選抜により有効に向上するものと期待される。
  • 大山 勝夫, 岡 成美
    1976 年 45 巻 2 号 p. 115-120
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    桑の新梢から茎頂部を無菌的に分離して合成培地上で培養する方法を検討した。Murashige-Skoog の基本培地にBA, NAA, GA3および2,4Dなどの生長調節物質を単独または組合せて加えた寒天培地に茎頂をうえ, 28℃, 明条件 (4000Lux, 12hr) で培養した。得られた結果は大要つぎのとおりである。
    1. 分離茎頂の発育に対して培地の寒天濃度は著しく影響し, 寒天濃度が低いほど茎頂の発育がよかった。これは培地内における高分子物質の拡散移動の難易にたいして寒天濃度が関連していることによるものと考えられる。
    2. MS基本培地にBA (1mg/l) を加えた培地で茎葉が展開し, 良好な発育を示した。しかし根の形成は認められなかった。また, 2,4Dを加えた場合には explant の基部にカルスの形成が促進され, 茎葉はほとんど発育しなかった。
    3. MS+BA培地にNAA (0.1mg/l) またはGA3 (0.1mg/l) を加えた場合には葉の発育や節間の伸長が促進された。
    4. MS+BA培地で3週間培養したのち, 茎葉の展開した explant をMS+NAA培地に植え替えて培養を続けたところ, explant の基部に根の形成が認められ茎葉の発育はさらに促進された。
    5. 展開した葉が5~6枚に達したとき, バーミキュライトを入れたポットに植え替えて肥培したところ完全な個体まで生育した。
    6. これらの結果から桑の茎頂培養において茎葉を展開させ, さらに根を形成させて正常な個体を育成するためにはBAおよびNAAを培地に加えることが必要であることがわかった。
  • 高岸 秀次郎, 五島 晧, 佐藤 登代子
    1976 年 45 巻 2 号 p. 121-127
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    強酸性の沖積砂壌土を用いた土耕試験で, 桑生育がほぼ中程度阻害されることを目途に銅, コバルト, ニッケルまたは亜鉛を施用し, その障害の軽減に対するりん酸施用の効果を検討した。
    1. 金属元素施用の有無にかかわらず, 生育量はりん酸多施によって増大したが, その程度は金属元素無施用, コバルトまたは亜鉛施用の場合に著しく, 増収率は70%に達した。
    2. 本土壌はりん酸の肥効が著しく高かった。このことを考慮すると, コバルトまたは亜鉛施用による生育障害は, りん酸多施によって実質的に数程度軽減されるにとどまった。同様の考慮のもとでは銅, ニッケル施用による障害には実質的な軽減効果は認められなかった。
    3. りん酸多施により, 見掛け上桑葉中の銅, ニッケル, 亜鉛含量が低下した。ニッケル, 亜鉛については生育改善による稀釈効果からの説明が可能と考えられるが, 銅については説明できなかった。
    4. 金属元素の施用は, りん酸施用量の少いほど桑葉中のP/N比を低下させ, 多いほどK/N比を低下させたが, その程度は亜鉛による影響がもっとも著しかった。銅の影響は認められなかった。
  • 高岸 秀次郎, 佐藤 登代子, 松田 典子
    1976 年 45 巻 2 号 p. 128-134
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    水耕法で均一予備培養した桑樹を用いて, カドミウムによる障害発生状況を観察し, さらにカドミウムの葉位別, 器官別分布を調査した。
    1. 水耕液中のカドミウム濃度が5μM/l (0.56ppm) 以下では外見上全く異常が認められなかったが, 10μM (1.12ppm) 以上では濃度が高くなるにつれて葉柄下垂, 下位葉からの落葉があり, 25μM以上ではさらに根が褐色化し, 有刺鉄線状の異常形を呈し, 次第に腐朽した。
    2. 落葉は多くの場合新鮮な緑色を保っているのが特徴的であった。一般にカドミウム過剰症といわれる裏面葉脈上のネクロシスは発現しなかった。
    3. カドミウムの蓄積は枝にもっとも多く, 次いで株, 葉柄と葉脈の順に低下し, 葉肉にはあまり蓄積しなかった。枝, 株, 葉柄では施用量増加とともに蓄積量が増大し, また枝, 葉柄についてはageの古い部分ほど増大した。しかし葉ではいずれによってもあまり影響されなかった。
    4. 落葉中のカドミウム濃度は葉位にかかわらずおおよそ13ppmであった。通導組織中のカドミウム濃度がある水準以上になると落葉するため, 培養液中の濃度を高めても, 着生葉中のカドミウム濃度はそれ以上あまり変化しないものと推定された。
  • 村上 毅
    1976 年 45 巻 2 号 p. 135-139
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    桑葉を10~12時間程度暗黒状態においた後, 人工光源により露光し, 光照射後の光合成速度の経時的変化をしらべた結果, 次のことが明らかになった。
    1. 桑葉の光合成速度は葉位や生育時期によって大きく変化するが, 暗黒状態においた後, 露光すると光照射後30~70分でそれぞれの安定した水準に達する。
    2. 各葉ごとに, 安定した光合成速度の水準に達するまでの時間は, 葉位によるよりもむしろ測定時期によって変化し, 成育の旺盛な8月中旬では70分程度, 成育が緩慢になりはじめる9月中旬では30分程度, 9月上旬では, その中間の50分程度であった。
    3. 各葉ごとの最高光合成速度を100とする, 露光10分後の光合成速度は8月中旬の場合30~60%, 9月上旬では30~70%, 9月中旬では60~70%となり, 光合成速度の大きい葉では露光10分後の光合成速度が相対的に小さく, 光合成速度の低い葉ではこの逆であった。
    4. 気孔の開閉機能は, 葉令および成育段階の進行とともに低下するが, まず閉鎖機能の低下が先行するものと考えられる。
    5. 露光後の光合成速度の経時的変化は葉令や成育時期のちがいによる光合成速度の変化および, 気孔の開閉機能の変化によって複雑な影響を受けているものと考られる。
  • I. 空バスケット連の確率分布
    嶋崎 昭典, 佐々木 孔基
    1976 年 45 巻 2 号 p. 140-145
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    先任優先権をもった新繭補充過程における空バスケット連の大きさの確率分布をとりあげた。ここで, つぎの記号を用いる。
    Z(j); j番目の新繭補充部における空バスケット連の大きさを示す確率変数。
    k; 空バスケット数。
    q; 補充要求をしている新繭補充部がバスケットの列から1バスケットの繭を受けとる確率, p=1-qとおく。
    P(Z(j)=k); (Z(j)=k) となる確率。解析の結果つぎの結果を得た。
    P(Z(1)=k)=qkp, P(Z(2)=k)=∑kl=0(k+l 2l)p2(pq)k
    一般に
    P(Z(j+1)=k)=P(Z(j)=k)pk+1+∑k-1i=0P(Z(j)=i)
    P(Z(j)=k-i+1)(k+1 2)qpk/(k 1)+∑k-2i=0k-2-il=0
    P(Z(j)=i)P(Z(j)=l)P(Z(j)=k-i-l-2)
    (k+2 4)q2pk-1/(k2)+…+[P(Z(j)=0)]k+1(k+k 2k)
    qkp/(k k)
    ここにj=2, 3, …, N-1. これらの理論結果をモンテカルロ法を用いて検証し, その妥当性を確認した。
  • 西出 照雄
    1976 年 45 巻 2 号 p. 146-149
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    接触型の変位-電圧変換方式による新しい繊度検出器を試作し, この検出器による繊度情報の検出と検出器の特性について基礎的な検討を行ない, 次の結果を得た。
    1. 本繊度検出器は走行する生糸の繊度情報をアナログ量として検出できる。繊度と出力電圧との関係はほぼ直線的である。
    2. 本検出器は繭糸1本の増減に基づく繊度変化を検出できる。
    3. コアの変位が平ばねの弾性限界内であれば, 変位とその変位を与えるに必要な力との関係は直線的である。
    4. 生糸の走行速度が約70m/min程度までの出力電圧は走行速度の上昇とともにやや増加する傾向にあるが, それ以上の走行速度においては速度の影響は僅少である。
  • 佐藤 守, 高橋 幸吉
    1976 年 45 巻 2 号 p. 150-155
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    22都県から採集されたクワ縮葉細菌病罹病組織から分離されたP. mori 125株およびP. mori ファージ49株を供試し, わが国に分布するP. mori の lysotype を調べた。
    ファージ6群 (I~VI) に対する感受性から本菌はA~Eの5つの lysotype に分けられ, それぞれの分布率は, A型15.2%, B型25.6%, C型16.0%D型6.4%, およびE型17.6%であった。なお, 類別不可能な菌株は19.2%であった。またこれらのの lysotype の分布には地域性は認められなかった。
    P. mori 以外の植物病原細菌を中心とした6属32種に対するファージの寄生性を調べた結果, I~V群に属するある種のファージ株は, P. phaseolicola, P. striafaciens, およびP. eriobotriae に寄生性を示すことが明らかにされたが, 他の大多数の細菌には寄生性が示されなかった。
  • I. 成虫の発生消長にみられる地方的差異
    伊庭 正樹, 井上 昭司, 菊地 実
    1976 年 45 巻 2 号 p. 156-160
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    桑樹のせん孔性害虫の1種であるキボシカミキリについて, 1962~1967年の6か年間京都府綾部市で, また, 1973, 1974年の2か年間神奈川県津久井町および東京都日野市で, それぞれ成虫の発生消長, 性比および体長の変異などを調べ, 次の結果を得た。
    1. 成虫の発生は綾部市では5月下旬, 津久井町および日野市では6月中旬前後にはじまり, 11月中, 下旬までみられたが, その発生消長は綾部市の初夏最盛型に対して津久井町および日野市では秋季最盛型を示し, 両調査地間に明らかな相違が認められた。
    2. 成虫の性比 (雌比) はいずれの地区においても約0.46で, 雌に比べて雄がやや多く, 発生時期による顕著な差異はみられなかった。
    3. 成虫の体長は11~30mmで, 個体変異が大きく, また, 平均体長は雌が大きいのに対し, 個体変異では雄が大きくなる傾向が認められた。
  • 村上 毅
    1976 年 45 巻 2 号 p. 161-165
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    成育時期および葉位を異にする桑葉について, 120分以上光合成を行なわせた後, 暗黒状態にし, 光しゃへい後の呼吸速度の経時的変化をしらべた。その結果を要約すれば次のとおりである。
    1. 桑葉の呼吸速度は葉位や成育時期によって大きく異り, 特に葉位による差が大きい。成育時期による呼吸速度の差は成育の旺盛な9月上旬までの時期と, 成育が緩慢になる9月下旬以降との間で明瞭であり, 成育の旺盛な時期でも, 老化のすすんだ葉では, 呼吸速度がかなり低下する。
    2. 呼吸速度の光しゃへい後の経時的変化についてみると, 光しゃへい直後に高く, その後30~60分間にかなり低下し, ほぼ安定した水準に達する。この水準での呼吸速度は夜間の桑葉の呼吸速度を示しているとみてさしつかえあるまい。
    3. したがって, 夜間の桑葉の呼吸速度は, 光しゃへい直後に測定される呼吸速度の50~60%程度と点えられ, 若い未完成葉では60%前後, 完成葉ではほぼ50%程度であるが, 老化のすすんだ桑葉や9月下旬以降の桑葉ではほぼ70~80%程度であった。
    4. 葉温25℃における, 夜間の桑葉の呼吸速度は, 成育の旺盛な時期では, 未完成な若い葉で4mg CO2/100cm2/hr以上, 完成葉では1mg CO2/100cm2/hrさらに, 老化のすすんだ桑葉では0.5~1mg CO2/100cm2/hrの水準にある。
    5. 光しゃへい後の暗呼吸速度の経時的変化には気孔の閉鎖機能が関与しているものと考えられ, 露光後の光合成速度の経時的変化と合せ考えるならば, 葉令の進行にともなう, 気孔の開閉機能の低下は, 先ず, 閉鎖機能の低下となってあらわれるものと考えられる。
  • II. 空バスケット連分布の考察
    嶋崎 昭典, 佐々木 孔基
    1976 年 45 巻 2 号 p. 166-171
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    前報では, 新繭要求時間間隔が指数分布に従うとの条件のもとで空バスケット連の理論分布を導いた。しかし, 一般には, その時間間隔は必ずしも指数分布に従うとは限らない。そこで, ここでは要求間隔が gamma 分布, 正規分布, 矩形分布に従う場合をとりあげ空バスケット連の分布の性質を考察した。その結果, 理論分布と実測分布との間によい近似結果をえた。一方, 理論分布の計算はコンピュータを用いても困難でわずらわしい。そこで理論分布の代りの近似分布として Pólya-Eggenberger 分布をとりあげた。その結果, 繭保有バスケットの約30パーセントを繰越すならば, この補充系はよい安定性を示し, しかも, 近似分布は観測結果によく一致することが知られた。
  • 大沼 昭夫, 村上 昭雄
    1976 年 45 巻 2 号 p. 172-178
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    カイコの卵母細胞のγ-線誘発+re座位 (V: 31.7) における突然変異体の分析過程で, W染色体と第5染色体の新しい型の転座系統が検出された。この転座系統は+re座位の切断により+pe座位を含む約60%の大きな第5染色体がW染色体に転座したもので, かつまた+oc座位を含む破片第5染色体をも有することが明らかになり, 本転座染色体の構成はFig. 1に示したようにZ/W・V+pe・V+oc/Vであることが推定された。
    かかる染色体構成を有するため還元分裂に際し不分離を誘起し, 次代の雌の染色体 (遺伝子) 型にはZ/W・V+pe・V+oc/Vの他にZ/W・V+pe/VおよびZ/W・V+pe, V/V (Fig.2) が生じると考えられた。一方雄ではZ/Z, V/Vの他にZ/Z, V+oc, V/VおよびZ/Z, V+oc/Vが生じると考えられた。
    本転座系統において一部の雄性卵が致死することが観察された, これは+pe座位を含む約60%の欠失を有するZ/Z, V+oc/Vの染色体型個体の胚子期の致死によるものと考えた。さらにZ/W・V+pe, V/Vの染色体構成の雌蛾と標識系統雄との次代には転座染色体の解離型個体と考えられる正常色卵雄および黄白色卵雌は出現しなかったが, Z/W・V+pe・V+oc/V雌蛾区の次代には解離型個体が少数出現した。これは本転座系統の転座染色体構成が複雑であることに起因すると考察した。
  • 村越 重雄, 瀧口 義夫
    1976 年 45 巻 2 号 p. 179-182
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    1975年の早春にクロラムフェニコール水溶液に浸漬処理したオオジシバリ葉による蚕の全齢飼育を行ない, 次の結果を得た。
    1. 各50頭の蟻蚕より, 18, 24, 38頭の結繭蚕が得られ, そのうち, 15, 20, 34頭が発蛾して正常に交尾, 産卵した。
    2. 全齢経過日数は25℃で約23日, 繭重は, 1.37~1.48g, 繭層重は24.3~28.7cg, 産卵数は584~632粒で, そのほとんどが受精卵であった。
    3. 死亡蚕は起縮み症状を呈する病蚕であり, そのほとんどが2~3齢に発生した。
  • 小林 正彦, 永田 昌男, 吉武 成美
    1976 年 45 巻 2 号 p. 183-184
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 尾暮 正義
    1976 年 45 巻 2 号 p. 185-186
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 小森 三郎
    1976 年 45 巻 2 号 p. 187-188
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 黄色 俊一
    1976 年 45 巻 2 号 p. 189-190
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
  • 1976 年 45 巻 2 号 p. 191
    発行日: 1976/04/28
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    ネッタイイエカ, Culex pipiens quinquefasciatus (=C. pipiens fatigans) 幼虫の Bacillus sphaericus SSII-1株感染における病原
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