日本草地学会誌
Online ISSN : 2188-6555
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36 巻, 1 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1990 年 36 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 表紙
    1990 年 36 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. i-v
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. vi-vii
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. viii-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. viii-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. viii-ix
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. ix-x
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. x-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 森田 脩, 三石 昭三, 後藤 正和, 福田 直樹
    原稿種別: 本文
    1990 年 36 巻 1 号 p. 1-8
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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    オーチャードグラス(OG),トールフェスク(TF),メドウフェスク(MF),ケンタッキーブルーグラス(KBG),ペレニアルライグラス(PRG),イタリアンライグラス(IRG)の寒地型イネ科牧草6草種の発芽型別発芽率と根鞘毛の固着力の強さを黄色水田土壌と腐植質火山灰土壌の表面において,また,根鞘毛の数と長さを水中発芽によって調査し,草種間の比較をした。そして,発芽動態と根鞘毛の固着力の面から表面播きに対する草種の適応性について検討した。1)OG,TF,KBGの3草種は根鞘毛の固着力が2g以上の大きさで強く固着し,立ち上がり型が多く,発芽過程も順調であった。しかし,固着力が1g程度の大きさしかなかったMF,PRG,IRGの3草種は根上がり型が多く,種子根が地表面に露出するものが多かった。そして,根鞘毛の固着力と立ち上がり率との間には強い正の相関関係(r=0.96,p<0.01)が認められ,固着力の強い草種は立ち上がり率も高かった。2)水中発芽ではTF,MF,PRG,IRGの4草種はOGとKBGよりも多数の根鞘毛を発生させた。また,TFの根鞘毛はPRG,IRG,OGよりも長く,MFとKBGが最も短かった。そして,草種の根鞘毛の数,或いは長さと固着力との間に一定の関係は認められず,根鞘毛の多少や長短と固着力の強さとの関係は草種によって異なっていた。3)PRGとIRGの種子根は他の草種に比べておよそ2倍の伸長速度があり,根径もOG,MF,KBGより大きかった。しかし,これら形質と立ち上がり率との間に一定の傾向は認められず,種子根の伸長速度の遅速や太さが発芽型に与える影響は小さかった。4)根鞘毛の固着力からみて,表面播きにはOG,TF,KBGが適していた。
  • 津川 兵衛, Tomas W. SASEK, 小松 典行, 西川 欣一
    原稿種別: 本文
    1990 年 36 巻 1 号 p. 9-19
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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    クズを40×40,80×80および120×120cm間隔で栽培し,初年目におけるほふく茎と根群の発達を比較した。20×20cmコドラートを用い,植物体を植付けた位置(PS)と4個体の中間の位置(IS)で茎と根を採取した。採取は7月17日から12月11日にかけて3週間間隔で8回行った。m^2当り茎長は40cm間隔では9月18日(102m/m^2),80cm間隔では10月30日(79m/m^2)に最高に達し,最終収穫日にはそれぞれ55,54m/m^2まで減少した。120cm間隔では10月30日に最高に達し(66m/m^2),その後横ばい状態を保った。なお,太い茎の割合は疎植ほど大きかった。全生育期間を通じて平均したm^2当り発根節数ならびに全節数に対する発根節の割合は,ともに80cm間隔が最高で(61.3発根節/m^2,8.8%),40cm間隔が最低(41.9発根節/m^2,6.2%)であった。より大きなLBD(根群を構成する根の最大基部直径)をもつ発根節の割合は疎植ほど大きかった。また,疎植ほど発根節当り根数は大きかった。単位面積当りの茎長ならびに発根節数はいずれの栽植間隔ともISよりもPSの方が大きかった。一方,全節数に対する発根節の割合はISの方が大きかった。上述のように,栽植間隔の異なる造成初年目のクズ群落では根と茎からなる網目状構造の発達に差があり,同一栽植間隔でもPSとISでは相違することが認められた。
  • 井上 直人, 阿部 亮, 袖山 栄次, 西牧 清, 中村 茂文, 滝沢 康孝
    原稿種別: 本文
    1990 年 36 巻 1 号 p. 20-31
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    栄養価の高いトウモロコシの育種を効率的に行うために,サイレージ調製後の可消化有機物含量(DOM)をその原料の段階で正確に予測でき,かつ生産力検定試験の調査・作業の手順の変更が少ない手法について検討した。ホールクロップサイレージのDOMの推定値(EDOM)は,次式により求める。EDOM(%)=87.0×G+(87.3×OCC+84.6×Oa+33.1×Ob)×(1-G)ここでGはサイレージ原料段階におけるホールクロップの乾物中の子実重の割合[g・g^<-1>]で,乾物収量調査により求める。OCCは細胞内容物質,Oaは高消化性繊維,0bは低消化性繊維であり,サイレージ調製前の茎葉部(茎+葉+苞皮)中の割合(乾物中)を示すものとする]g・g^<-1>]。これらの成分値は80℃,48時間通風乾燥したサンプルを用いて,近赤外反射光分光法(NIRS)により推定した。NIRSによる茎葉部の未知試料の推定精度は,OCC,OCW(細胞壁物質)及びObでは推定誤差の標準偏差(SDP)で1.6%以下,推定精度の評価指数(EI)で15.3%以下と良好であった。山羊4頭を用いた消化試験を実施し,その試料を凍結乾燥法で調製して求めたDOMとNIRSのデータを利用して求めたEDOMは有意な相関(r=0.94,n=8,P<0.01)を示した。萎凋病の被害が大きかった1点を除けばr=0.99(n=7,P<0.001)であり,その回帰式はDOM=1.06×EDOM-7.01(F値=242.9)となった。この時のバイアスは2.7%,SDPは0.7%であったので,バイアスの補正が必要と考えられた。DOMの変異幅は65.0-76.9%の範囲で,黄熟期の材料としては比較的大きかったにもかかわらず,良好なあてはまりを示したことから,本手法は育種におけるホールクロップサイレージの栄養価を考慮した遺伝資源の評価に有効と考えられる。
  • 小松 敏憲, 杉信 賢一, 鈴木 信治
    原稿種別: 本文
    1990 年 36 巻 1 号 p. 32-38
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    イタリアンライグラスと卜-ルフェスクF_1雑種の農業的特性を評価し,属間F_1雑種品種開発の基礎的資料とするために,両親種とこの属間F_1雑種系統を供試し,これらの初期生育及び農業的形質について調査した。F_1雑種系統の播種後30日目における生育をみると,草丈や分げつ数は共にイタリアンライグラスに比べると小さい値になった。一方,トールフェスクと比較すると,草丈は多くの場合それぞれの親品種と同程度かこれよりも低くなったが,系統によっては卜-ルフェスクの親品種より高くなったものもみられた。またF_1雑種系統の分げつ数は,半数以上の系統で卜-ルフェスクの親品種よりも増加した。F_1雑種植物の草丈は両親よりも低くなった。しかし出穂期の個体当り乾物収量は,播種1年目ではイタリアンライグラスより低かったが,トールフェスクよりもやや高く,そして播種2年目においては,トールフェスクの播種2年目及びイタリアンライグラスの播種1年目の収量とほぼ同程度であった。乾物率は播種1年目では両親とほぼ同様であったが,播種2年目には卜-ルフェスクよりもやや高くなった。主成分分析の結果,F_1雑種系統の収量は卜-ルフェスクの親品種に似かよっている傾向がみられたが,系統間で変異がみられ,中には卜-ルフェスクの親品種より高収となった系統も認められた。以上の結果から,イタリアンライグラスと卜-ルフェスクの交雑において,交雑する品種・個体の遺伝子型を適切に選定することにより,優れた農業的特性を持つF_1雑種の育成が可能であると考えられた。
  • 福山 正隆, 嶋村 匡俊, 牛山 正昭, 及川 棟雄
    原稿種別: 本文
    1990 年 36 巻 1 号 p. 39-46
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    短草型草種における地下部器官の垂直分布及びその草種間差異を明らかにするために,ケンタッキーブルーグラス(Kb),レッドトップ(Rt),クリーピングレッドフェスク(Cr)及びシバ(Zy)の単一草地を造成し,刈取間隔,施肥量を各3水準設け,4か年間栽培し,7月中旬に特製の採土器で地下部を掘取り,調査を行った。全区における地下部重は300-1200g/m^2の範囲にあり,利用管理間よりも草種間で大きく異なった。草種間での順位はRt<Zy<Kb<Crであった。 Kb,Cr,Rtでは根量が大部分を占め,地下茎はかなり少なかったが,Kbは地下茎の割合が22%を占め,上記3草種の中では,最も地下茎の割合が多かった。しかし,Zyは地下茎の割合が70%以上を占め,他の3種とは大きく異なった。施肥量を増加させると,Kb,Rtでは根及び結節部が増加し,Cr,Zyでは逆に根が若干減少した。また,地下茎に関してはいずれの草種においても施肥レベルの違いではほとんど影響されず,極めて安定した器官であることが示された。Kb,Crの根量は0-2.5cm層に65%が存在し,表層に集中していたが,ZyではO-2.5cm層には27%しか存在せず,比較的均等な分布をしていた。しかし,Zyの根量は平均で174g/m^2で,他草種の約1/2-1/4と極めて少なかった。また,Zyの地下茎はO-2.5cm層に約90%が存在する表層集中型であったが,Kb,Crでは比較的深土にまで分布することがわかった。
  • 山田 敏彦, 樋口 誠一郎
    原稿種別: 本文
    1990 年 36 巻 1 号 p. 47-55
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    Trifolium属の種における再分化系を確立するため,65種の保存系統についてカルス培養を行い,植物体再分化能を検討した。供試したTrifolium属の種はその大半をアメリカ農務省から導入したものである。これらの種子を滅菌した後,0.8%寒天上に播種し,発芽後5日目の実生を双葉,胚軸及び根の各部分に切取り,B5を基本培地とする0.8%寒天培地上に置床し培養を行った。カルス誘導培地として,3%しょ糖,0.2%カゼイン加水分解物,3mg/12,4-D,0.5mg/1カイネチンを加えた培地を用いた。2%しょ糖,0.2%カゼイン加水分解物,0.5mg/12,4-D,0.5mg/1カイネチンを含む培地で3週間間隔で2度の継代培養後,再分化培地にカルスを置床した。再分化培地は2%しょ糖,0.2%カゼイン加水分解物,O.2mg/1IAA,2mg/12ipを加えたものである。形成された胚様体をWhiteの培地に置床し植物体に育成した。なお,培養はすべて25℃,14/10時間(明/暗)の条件下で行った。2度の継代培養後にそれぞれの種におけるカルスの形状,生育速度を調査した。種間でカルスの形状,生育速度に変異がみられた。外植片による違いは小さかった。植物体の生育速度の速い種はそうでない種に比べ,また,一年生の種は多年生のものに比べ,概してカルスの生育速度が大きい傾向が認められた。再分化培地に置床1ヵ月後に,カルスの反応を調査した。一部の種でカルスに緑色斑点,胚様体が観察された。胚様体をWhiteの培地へ移したが,その一部は途中で枯死し,植物体に再分化したのは,65種のうち10種である。そのなかで,T.alpestre,T.amabile,T.apertum,T.cacucasicum,T.cherleri,T.heldreichianum及びT.montanumの7種においては,カルスから植物体再分化の最初の報告である。これらの種における再分化は不定胚形成経由と考えられたが,組織学的に,さらに検討する必要がある。本研究では,多くのマメ科植物で植物体再分化に成功している0.2mg/11AAと2mg/12ipのホルモン組合せを使用したが,これまで再分化の報告がない数種で再分化に成功したことから,この植物ホルモンの組合せはマメ科植物に有効であると考えられた。今後残りの再分化できなかった種について再分化させるには,各種毎に供試系統・個体数を増やし再分化能を有する遺伝子型のスクリーニングを行うとともに他の植物ホルモンの組合せ及び濃度などについて検討することが必要である。
  • 田中 重行, 池田 一, 小山田 正幸, 川村 修, 三秋 尚
    原稿種別: 本文
    1990 年 36 巻 1 号 p. 56-59
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 雑賀 優
    原稿種別: 本文
    1990 年 36 巻 1 号 p. 60-66
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 67-77
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 78-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 81-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 82-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 83-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 84-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 85-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 85-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 86-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 索引
    1990 年 36 巻 1 号 p. 87-96
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 97-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 98-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1990 年 36 巻 1 号 p. 98-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    1990 年 36 巻 1 号 p. Cover3-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 表紙
    1990 年 36 巻 1 号 p. Cover4-
    発行日: 1990/04/30
    公開日: 2017/07/07
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