日本草地学会誌
Online ISSN : 2188-6555
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16 巻, 2 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1970 年16 巻2 号 p. Cover5-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    1970 年16 巻2 号 p. Cover6-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1970 年16 巻2 号 p. App5-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1970 年16 巻2 号 p. App6-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1970 年16 巻2 号 p. App7-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 吉田 重治
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 85-93
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
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  • 佐藤 徳雄, 酒井 博, 藤原 勝見
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 94-97
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
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    青刈りトウモロコシの生産力と根の生育は栽培条件によってかなり異なるものと考えられるので,栽植密度と培土の高さの影響について試験を行ない次の結果を得た。(1)茎葉重は粗植区よりも密植区の方が多かったが,根重には顕著な差が認められなかった。(2)培土の高さの影響については,茎葉重は高培土区ほど多かったが,根重は逆に無培土区が多く,培土10cmと15cmの処理間の差は僅少であった。無培土区の根重の増加分は支柱気根とそれから発生した2,3次根による。(3)密植区の生産量が高いのは群落全体としての受光能率が高いためであり,無培土区の生産量が低いのは光合成によって生産された乾物の地下部への配分比が高いためであると考えられる。(4)一般成分は生育の進むにしたがって地上部ではNFEが,地下部では粗灰分が高まり,粗蛋白質などは低下した。また無培土区は培土区よりも窒素含量が低下して全糖などの炭水化物の蓄積が早まる傾向が認められた。
  • 高橋 正行
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 98-104
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
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    埋蔵時の空気混入率の差異にもとづくサイレージの品質差が,空気自体の直接的影響によるのか,あるいは単に埋蔵時の踏圧の強弱にもとづく汁液の浸出量の多少と関連する,いわば間接的影響によるのかを明らかにする目的で本試験を行なった。高水分で水溶性炭水化物含量の異なる2種のイタリアンライグラス生草および予乾草を用い,それぞれについて,細切後埋蔵時の空気混入率を(小)(41.6%),(中)(56.2%),(大)(70.8%)の3段階に調節して埋蔵密封する区(対照区),細切後さらに圧砕したのち同様の空気混入率で埋蔵密封する区(区砕区),対照区のおのおのを排気し,窒素で置換する区(窒素置換区),および圧砕区のおのおのを排気し,窒素で置換する区(圧砕窒素置換区)の4区を設け,約15℃の室内で35日間貯蔵した。サイレージの乳酸含量は,空気混入率(小)の場合を100とした指数で示すと,3材料の平均で,対照区空気混入率(小):(中):(大)=100:94:79,圧砕区100:99:88,窒素置換区100:95:90,圧砕窒素置換区100:98:93となり,対照区における差は,圧砕,窒素置換のいずれによっても小さくなり,両処理併用で最も小さくなった。また処理による乳酸含量の増減を,対照区を100とした指数で示すと,3材料の平均で,空気混入率(小)で対照:圧砕:窒素置換:圧砕窒素置換=100:101:95:99,(中)で100=107:96:104,(大)で100:112:109:118となり,圧砕ではいずれの空気混入率でも乳酸含量が増加したが,その程度は空気混入率(大)>(中)>(小)の順であり,窒素置換では空気混入率(小)および(中)では減少し,(大)でのみ増加した。この結果から,埋蔵時の空気混入率の影響には,空気自体の直接的影響と,踏圧の強弱による汁液の浸出程度にかかわるいわば間接的影響とのいずれもが関与しており,前者は空気混入率が大きすぎても,また小さすぎても,いずれも乳酸生成が抑制される傾向があるが,後者は空気混入率が小さいほど乳酸の生成が増加するものであり,空気混入率の影響は両者の相互作用の結果として表われるものと考えられた。
  • 高橋 正行
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 105-111
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    前報に引続き,本報では空気混入率の影響が,サイレージ調製条件の如何にかかわらず一定したものか,あるいは条件によっては変り得るものかどうかについて検討し,さらに空気自体の直接的影響が何にもとづくかを検討した。高水分で水溶性炭水化物(WSC)含量の少ない若刈りイタリアンライグラスを長目に切断したもの,同じ材料をごく短く切断したものおよび高水分でWSC含量も多いものとを用い,それぞれを埋蔵時の空気混入率を小(42.1%),中(56.6%),大(71.0%)に調節して密封貯蔵し,約25℃の室温で35日間貯蔵した。同一の空気混入率のものを10個ずつ調製し,それらを埋蔵後6,12,24時間,2,3,5,7,14,21,35日目に順次取出し,品質を調査した。高水分低WSC材料でも切断長が長い場合および高水分高WSC材料では,サイレージの品質はいずれも埋蔵後一貫して空気混入率小が最もよく,ついで中および大の順であった。しかし高水分低WSC材料で切断長が短い場合には,品質は埋蔵後5日目までは空気混入率小が最もよかったが,7日目以後はむしろ中が最もよくなり,このことは材料の汁液浸出条件如何によっては,空気混入率の影響が変り得ることを示すと考えられた。また埋蔵時の残存空気による呼吸作用の大小が,その際消費されるWSC量およびサイロ内温度上昇にどの程度の差を生ずるかを試算したところ,WSC含量が最も少ない材料でも,消費WSCの全WSCに対する割合は,空気混入率小:中:大=1.5%:2.8%:5.2%,温度上昇は0.7℃:1.3℃:2.4℃となり,この結果は,いずれも空気が少ないほど乳酸生成量が多く,品質がよくなる可能性を示し,また数値自体が非常に小さいことから,この作用が空気自体の直接的影響と直接結びつくとは思われず,その影響の主体は空気が直接微生物群に作用してそれらの消長に影響を与えることにあると考えられた。
  • 小島 邦彦, 伊澤 健
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 112-118
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    9月下旬から12月上旬にわたって,オーチャードグラス葉中に含まれる炭水化物組成の消長が調べられた。85%エタノールに可溶性の炭水化物は葉鞘中で風乾物に対して5%前後,葉身中で5〜10%と実験期間を通じて比較的一定に保たれ,量的にはシュクロース,フラクトース,グルコースの順に多く含まれる。このアルゴール可溶区分には比較的短鎖のフラクトサン(DP.3〜6)も含まれ,全フラクトサンに対して,9月下旬〜10月上旬には3〜4%,10月下旬〜12月初旬には1〜2%の割合を占める。葉鞘中のフラクトサンは10月初旬の試料では風乾物に対して約10%にすぎないが以後次第に増加して12月下旬には50%以上に達する。葉身中のフラクトサンも同様冬期に近づくにつれて増加の傾向を示すが,含有率は葉鞘に比して低く12月初旬でも約20%に達するに過ぎない。葉鞘フラクトサンについてはその重合度の変動を,ゲル濾過法ならびにアルコール溶性区分法によってさらに検討が加えられた。10月初旬に採取した試料中のフラクトサンは,Sephadex G-75カラムクロマトグラフィにおいてDextran 10(Mn=57,000,DP.32)とDextran 20(Mn=15,000,DP.83)の間にまたがつて,かなり広範囲にわたって溶出した。他方12月初旬の試料中のフラクトサンはDextran 20とほぼ同等またはより早い速度で,しかも比較的狭い範囲で溶出した。オーチャードグラス葉中のフラクトサンは秋期間には,葉鞘に単に蓄積されるのみならず,集積量に応じて分子の重合度を増大した形で貯蔵されるものと推定される。
  • 小島 邦彦, 小田島 守
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 119-123
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    代表的な寒地型イネ科牧草6種をとりあげ,葉鞘フラクトサンの草種による量的並びに質的多様性について検討を加えてみた。葉鞘風乾試料の85%エタノール可溶区分にはグルコース,フラクトースおよびシュクロースなどの種類のほか一部のフラクトサンが混入され,その傾向は低い平場分子量のフラクトサンを含む試料ほど著しく,トールフェスクでは全フラクトサンの20%にも達した。ゲル濾過法によるチモシー由来のフラクトサンの重合度が著しく大で,以下オーチャードグラス,ペレニアルライグラス,メドウフェスク,レッドトップ,トールフェスクの順で小であった。同様の結果はフラクトサン分子中に含まれるグルコース含量を定量しても得られ,重合度の小さいレッドトップ,トールフェスクでDP.10前後,比較的大きいオーチャードグラスで50前後,ペレニアルライグラス,メドウフェスクではDP.20〜30附近にあることが推定された。
  • 岡部 俊, 土屋 茂
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 124-129
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    早生から晩生を含むイタリアンライグラス20品種を供試し,4月〜6月に3回刈取る多回刈り区と,出穂期群別にそれぞれの出穂期に2回刈取る出穂期刈り区について,刈取りごとに,収量,草丈,一茎重,茎数を調査した。多回刈り区における刈取りごとの収量の変動は,早春における生長の良否,節間伸長期の早晩およびその期間における生長の良否,再生力などの生育特性の違いによって品種特有の型を示した。第2回出穂期刈りと多回刈りの3番刈り収量は主として再生力の大小によってきまるものと考えられた。出穂期刈り区の収量と多回刈り区の合計収量との間には密接な関係が認められなかった。このことは刈取方法の違いによって品種の評価が異なることを示すもので,育種に際し,収量に対する選抜はこのことを考慮しなければならない。収量と収量構成形質との相関は,草丈が最も高く,ついで一茎重であり,茎数は多くの場合高い相関が得られなかった。
  • 磯野 圭之介, 美濃 羊輔
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 130-135
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    Tryptophan (Try) metabolism of Rhizobium meliloti was examined. The relative ratio of the components of decomposition products varied with culture age. Anthranilic acid was identified as an oxidation product. Exogenous anthranilic acid and indole-3-acetic acid (IAA) were not oxidized by this bacterium cultured in the Try medium. This is an indication that anthranilic acid was an end product and was not formed via IAA.
  • 前野 休明, 江原 薫
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 136-140
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    1)牧草の再生に及ぼす温度の影響について検討するために,寒地型牧草と暖地型牧草を供試して実験をおこなった。2)再生時の温度と再生量との関係をみると,15〜30℃の範囲では,暖地型牧草は温度が高くなるほど再生量も多くなった。3)しかし寒地型牧草の場合,高温下では逆に再生量が低下する傾向がみられたが大差はなかった。4)刈取り時までの生育温度の違いと再生量との関係をみると,いずれの草種の場合も,前歴としての生育温度が高くなるほど,再生量は少なくなる傾向が認められた。5)これは,刈取り時までの生育温度の違いが,刈株に蓄積されるTAC含有量や,再生茎数などに差をもたらし,このことを通じて再生量に影響を及ぼしたものと考えられる。
  • 前野 休明, 江原 薫
    原稿種別: 本文
    1970 年16 巻2 号 p. 141-144
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    牧草の再生に及ぼす窒素追肥の影響について検討するため,イタリアンライグラス,ダリスグラスを供試して実験を行ない次の結果を得た。1)刈取り時の窒素追肥の効果は速やかに現われ,無追肥のものより,再生茎数,再生量ともに増加した。2)刈取り2週間前の窒素追肥量の多寡もまた再生と密接な関係があり,窒素追肥量の多いものほど刈株の茎数,再生茎数,再生量が多くなる傾向が認められた。
  • 原稿種別: 付録等
    1970 年16 巻2 号 p. 145-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1970 年16 巻2 号 p. 147-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1970 年16 巻2 号 p. 148-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1970 年16 巻2 号 p. 148-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    1970 年16 巻2 号 p. Cover7-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    1970 年16 巻2 号 p. Cover8-
    発行日: 1970/07/30
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
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