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原稿種別: 表紙
2006 年52 巻3 号 p.
Cover7-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
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原稿種別: 目次
2006 年52 巻3 号 p.
Toc3-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
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原稿種別: 付録等
2006 年52 巻3 号 p.
i-ii
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
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小林 良次, 佐藤 健次, 服部 育男
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
133-137
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
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飼料イネ中生の晩品種「スプライス」を九州中部地域の2筆の現地試験圃場において2年間供試し,再生を利用する2回刈り栽培における実用性を他の品種・系統と比較・検討した。「スプライス」は窒素が肥沃な圃場で1,500gm^<-2>程度の乾物収量が得られ,病害や問題となる倒伏もなかった。既存の飼料用品種の「モーれつ」や「Te-tep」よりも脱粒性または耐倒伏性に優れていた。これらのことから,「スプライス」は2回刈り栽培適性を持つと判断された。また,供試した品種・系統の草丈および茎数と乾物収量との関係を検討したところ,2回刈り栽培では茎数の多いことよりも草丈の高いことが多収の面で有利であることが明らかとなった。
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小林 良次, 佐藤 健次, 服部 育男
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
138-143
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
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品種「スプライス」を用いた飼料イネ2回刈り栽培における収量性からみた最適な栽培条件,および1回刈り栽培と比べた場合の収量性等の特徴を明らかにするため,2回刈り栽培での種々の栽培条件と乾物重との関係を検討した。2回刈り栽培において合計の窒素施肥量を食用水の慣行施肥量の1.8倍以上,栽植密度を55株m^<-2>程度とし,1番草を出穂始期から出穂期の数日後に,2番草を黄熟期に収穫することにより,合計乾物重が最も高くなり, 1, 2番草間の収量バランスも良好となった。また,このような条件では1回刈り栽培より倒伏の危険性が小さく,1回刈り栽培と同等以上の収量が得られた。
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川村 健介, 秋山 侃, 横田 浩臣, 安田 泰輔, 梅村 和弘
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
144-148
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
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牛用に開発された首式顎運動測定装置(BC)の羊への利用について,1)歩行の影響,2)顎運動回数とBC値の関係,3)成長に与えるBC重量の影響を調査した。その結果,歩数の約27.3%がBC値にカウントされていると算出された。顎運動回数とBC値の間には,高い正の相関関係と寄与率(R^2=0.804, P<0.001)が認められ, BC値から歩行の影響を補正した顎運動回数の推定が可能になった。日増体量への影響について, BC単体での利用では,若い個体ほど差異が見られなかった。GPSとの併用時を除いて, BC単体利用で羊の成長を妨げる要因となる可能性は低く,羊への利用の可能性が示唆された。
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西野 松之, 倉本 慶子, 藤浪 真美子, 阿部 亮
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
149-154
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
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オープンアクセス
飼料の可消化炭水化物含量を酵素分析を基礎として推定した。可消化炭水化物含量は可消化非構造性炭水化物含量と可消化構造性炭水化物含量の和として求めた。可消化非構造性炭水化物はNCWFEの栄養的均一性から,可消化構造性炭水化物は総繊維を構成するOaとObの消化率データから推定した。その結果, in vivoの値と近似する可消化炭水化物の値が得られた。この値を乳牛の栄養管理指標に利用するために10例の乳牛飼養試験成績について可消化炭水化物摂取量と乳脂量,乳蛋白質量,乳糖量との関係をみたが,1kgの可消化炭水化物摂取量当り0.12kgの乳糖が生産されるという結果を得た。
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飛佐 学, 中野 豊, 白 珍洙, 望月 俊宏, 下條 雅敬, 増田 泰久
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
155-160
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
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水田を有効利用した飼料作物生産技術の開発を目的とし,良質浮イネサイレージの調製法を確立するため,耐湿性に優れ,サイレージ発酵品質の良好な暖地型マメ科牧草ファジービーン(Macroptilium lathyroides (L.) Urb.以下Pbと略)の混合が浮イネ(Oryza sativa L.)サイレージの発酵品質ならびに粗タンパク質(CP)含量改善に及ぼす影響について検討を行った。実験用小型サイロを用いた試験において,浮イネ(Gour Kajol (以下FRC8)およびRayada(以下FRC14)の2系統)の原料可溶性炭水化物含有率は10%以上と高く, V-SCOREも80点以上の値となった。Pb混合割合の高い25%および50%混合区でCP含量および乳酸含有率が高まり, pHの低下が認められ, V-SCOREも浮イネ単独のものより高い値となった。バッグサイレージにおいても浮イネ(FRC8)サイレージのV-SCOREは約92点と高く, Pb混合によりCP含量およびV-SCOREが高い値となった。ホルスタイン種搾乳牛における10分間のサイレージ採食量は,Pb>Pb混合浮イネ>浮イネであった。
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服部 育男, 佐藤 健次, 小林 良次, 只野 克紀, 上村 慶治, 小原 信孝, 伊藤 尚勝
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
161-165
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
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オープンアクセス
飼料イネの他,牧草や飼料作物の収穫機として汎用性が期待されるフレール型ロールベーラ(以下,フレール型)について,イネ科飼料作物を収穫・調製し,発酵品質を評価した。フレール型を用いた予乾方式において,イタリアンライグラスでは適度に予乾が進み,発酵品質が高まった。一方,二条大麦では予乾が不十分で発酵品質は対照区よりやや劣った。フレール型で調製したサイレージはエンバク,飼料イネの1, 2番草およびスーダングラスにおいて従来区と比較して, V-scoreが高まったが,材料草の単少糖含量が低かったナツユタカでは,フレール型で収穫,梱包された場合でも,発酵が促進されなかった。以上の結果,フレール型ロールベーラは飼料イネと同様にイネ科の飼料作物の収穫が可能であり,サイレージの発酵品質は従来のロールベーラより向上することが明らかとなった。
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徐 春城, 蔡 義民, 守谷 直子, 吉田 宣夫
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
166-169
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
稲ワラを反芻家畜の飼料として有効利用するため,乳酸菌「畜草1号」を添加してロールベールサイレージを調製し,発酵品質,乾物摂取量および栄養価について検討した。乳酸菌添加区では無添加区に比べ,サイレージのpHが低く,乳酸含量が高かった。8ケ月貯蔵しても糸状菌の発生が認められず,品質が安定して保持された。サイレージの乾物摂取量は乳酸菌添加区が無添加区より有意(p<0.05)に高かった。添加区と無添加区における乾物中の可消化養分総量および可消化エネルギーは,それぞれ43.2%と7.98MJ/kg, 41.7%と7.71MJ/kgであり,乳酸菌添加区が無添加区より高い傾向を示した。以上の結果,「畜草1号」乳酸菌添加は稲ワラロールベールサイレージの発酵品質の改善に有効であるとともに,乾物摂取量と栄養価を向上させることが示唆された。
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房 家〓, 堀口 健一, 高橋 敏能, 後藤 正和, 田中 治
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
170-175
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
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オープンアクセス
黒毛和種雌牛3頭を用いて,アミノ酸副産液(AABP)処理および発芽処理した完熟期の籾を基礎飼料に乾物で30%配合し消化試験を実施した。その結果, AABP処理籾と発芽処理籾の粗タンパク質消化率は無処理籾よりも高く,発芽処理籾の可溶無窒素物,粗繊維,中性デタージェントおよび酸性デタージェント繊維の消化率は無処理籾より高い傾向があった。AABP処理と発芽処理は籾の消化率を改善することが示唆され,特に発芽処理によりその効果が強く現れる傾向があった。また,発芽処理籾の乾物中可消化養分総量,可消化粗タンパク質および可消化エネルギーは無処理籾より高くなる傾向があった。AABP処理および発芽処理籾とも無処理籾より糞中未消化籾排泄率が低下し,窒素蓄積量が増加する傾向が示された。
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嶝野 英子, 新宮 博行, 櫛引 史郎, 篠田 満, 押部 明徳, 雑賀 優
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
176-182
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
北東北地域におけるフェストロリウムの飼料栄養特性を検討するために,栽培特性の異なる2品種(Felina, Paulita)の1番草における収量性および飼料成分の変化を調査し,市販品種(Evergreen)と比較した。3品種とも利用4年目においても約2t/haの収量があり,経年による収量の急激な減少は認められなかった。Paulitaの繊維成分等の飼料成分の生育に伴う変化はEvergreenと同様であり,消化性および栄養価はEvergreenと同程度で,高栄養価な飼料原料であると考えられた。一方, Felinaの繊維成分含量はEvergreenに比べ高いが,繊維成分の生育に伴う変化の程度はEvergreenよりも緩やかで,刈取適期幅が広く,繊維質飼料を求める場合には有用な品種であると考えられた。
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橋口 正嗣, 霍田 真一, 松尾 太陽, 赤嶺 光, 明石 良
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
183-189
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
南西諸島に自生するシバ属野生種37系統における形態的特性および被度増加について調査し,これらの関係を明らかにするとともに,クラスター解析による分類を試みた。形態的特性および被度増加率をもとにしたクラスター解析の結果,供試41野生・栽培種は大きく3群に分類でき,クラスターIはOujima 1およびMiyakojimaの2系統を除くすべての系統がZ. matrellaであり,クラスターIIはMinatogawa 2を除くすべての系統がZ. tenuifoliaで構成されていた。このことは,葉幅とその他の形質との高い相関に関係するものと考えられた。さらに,被度増加率は,葉幅,草丈および匍匐茎長に深く関係することが認められ,またフラクタル解析システムを用いることで,シバ系統間の被度増加能力を容易に評価でき,高被度増加率を示す系統を選抜することが可能であった。
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一戸 俊義, 細井 栄嗣, 藤原 勉
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
190-197
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
2001年の春季(4-5月)および秋季(10-11月)に山口県西部の森林で捕獲された成ニホンジカの反芻胃内容物を試料に用い,摂取飼料種(41個体)および粒度分画法により反芻胃内での栄養素消化様相(24個体)を比較した。春季は,広葉草本および樹葉を,秋季は樹葉および堅果を主に採食していた。反芻胃内容物重量および平均粒子サイズは秋季が春季より高い値を示した(P<0.05)。反芻胃内の乾物および中性デタージェント繊維の可溶性分画への重量分布割合は春季が有意に高く(P<0.05),反芻胃内消化率が高かったことが示された。秋季において,堅果および枯葉摂取に由来するリグニンは反芻胃内で分解されたことが示唆された。また,秋季で堅果のタンニンによる粗タンパク質の反芻胃内分解の低下はみとめられなかった。本調査地における野生ニホンジカの反芻胃内消化および内容物通過様相には季節間差がみとめられ,春季における摂取植物の反芻胃内消化率は秋季より高かったことが示唆された。
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新美 光弘, 堀之内 正次郎, 福山 喜一, 川村 修
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
198-200
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
To investigate the effect of moisture content on the silage fermentation of tropical grasses, guineagrass (Panicum maximum Jacq.) wilted for 6 hours was ensiled into laboratory bag silos. The silos were kept in the room temperature, and then were opened on 2, 7, 15, 30 and 90 days after ensiling. The moisture contents were ca. 70% in wilted silage and ca. 80% in non-wilting (control) silage. In the initial stages of ensiling, pH of the wilted silage was slightly lower than the control silage, but at the end there was no difference. Lactic acid content of the wilted silage was significantly higher than control silage throughout ensiling. On the other hand, wilted silage was significantly lower than control silage in acetic acid, butyric acid and volatile basic nitrogen (VBN) contents. These results indicated that the light-wilting increased lactic acid and decreased acetic acid, butyric acid and VBN. Therefore, high moisture content may be one of the reasons why the acetic acid silage is produced from tropical grasses.
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早川 康夫
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
201-206
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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菅原 和夫
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
207-208
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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秋山 侃
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
208-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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長谷川 信美
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
208-209
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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川村 健介
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
209-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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甘利 雅拡
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
209-210
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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増子 孝義
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
210-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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杉山 修一
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
210-211
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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大久保 忠旦
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
211-212
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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平田 昌彦
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
212-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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平野 清
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
212-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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高橋 敏能
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
212-213
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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服部 育男
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
213-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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黒川 俊二
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
213-214
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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後藤 正和
原稿種別: 本文
2006 年52 巻3 号 p.
214-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
2006 年52 巻3 号 p.
215-216
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
2006 年52 巻3 号 p.
218-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
2006 年52 巻3 号 p.
App7-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
2006 年52 巻3 号 p.
App8-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
2006 年52 巻3 号 p.
App9-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 表紙
2006 年52 巻3 号 p.
Cover8-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 表紙
2006 年52 巻3 号 p.
Cover9-
発行日: 2006/10/15
公開日: 2017/07/07
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