地理学評論 Ser. A
Online ISSN : 2185-1735
Print ISSN : 0016-7444
74 巻 , 4 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 吉野 正敏
    2001 年 74 巻 4 号 p. 177-178
    発行日: 2001/04/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
  • 鍬塚 賢太郎
    2001 年 74 巻 4 号 p. 179-201
    発行日: 2001/04/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    アジアへの多国籍企業の空間的展開を企業組織の側面から明らかにする上で,製造業企業であっても非製造機能に対する分析は欠かせない.本稿では電気機械器具製造業に分類される日本の企業グループを対象として,それがシンガポールに設立した「地域オフィス」の活動特性と企業グループ内での役割を明らかにすることで上記の課題に迫る.まずアジアにおける日本の電機企業グループの立地展開を把握し,シンガポールと香港への非製造機能の集積を確認した上で,シンガポールの地域オフィスにっいて考察した.地域オフィスは管轄エリアである東南アジアに立地するグループ企業を本社に代わって一元的に統括するものではない.地域オフィスはシンガポールに移管・集約することで効率的となる機能を限定的に保持しているにすぎない.それは管轄エリアにおいて主に販売会社を展開する企業グループの場合,販売に関する管理業務であり,製造会社を展開する企業グループの場合製造会社に対する本社サービスの供給拠点としての機能である.
  • 松本 至巨
    2001 年 74 巻 4 号 p. 202-216
    発行日: 2001/04/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    本稿は東京中心部の緑地を対象にして地形景観,水文景観,植生景観を調査し,これらの諸要素と形成年代を関連させて緑地の自然的景観の地域的特徴を考察した.各緑地の自然的景観を現地調査した結果,自然斜面や原生樹木が武蔵野台地の斜面に残存していた.一方,低地には人工的に造られた景観がみられた.自然的景観から求めた「自然残存度」は台地で高く,低地で低くなっていた.緑地の形成年代を考察すると,低地における緑地の大部分は関東大震災後や第二次世界大戦後に都市的土地利用を改変したり水域を埋め立てた造成地に新たに造られた公園が多く,緑地内部の自然的景観も人工的に造られたと考えられるものが多数を占めていた・それに対し台地の緑地としては,江戸時代に成立した神社と寺院が卓越しており,長い歴史を持っ自然的景観が残存していた.しかし北部の谷中と南部の三田では,樹林や湧水の有無により自然的景観に差異がみられた.台地に分布する緑地には,自然残存度の高い景観と人工的に造られた自然的景観が混在していた.このように東京中心部における緑地内の景観の地域的特徴は,地形・水文・植生といった自然的景観によって規定されていることが明らかになった.
  • 高橋 日出男
    2001 年 74 巻 4 号 p. 217-232
    発行日: 2001/04/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    本研究では,梅雨季 (6・7月) の日本における「雨の降り方」の地域性と年乏の差異(「陰性」・「陽性」梅雨)を知るために,梅雨季総降水量に対する日降水量の階級別の寄与にっいて検討した.日本全体を大きく二分する場合,総降水量に対して上位階級(大きい日降水量の階級)の寄与が大きい地域には,九州地方,中国地方西半,四国~東海地方南岸,および中部山岳域西部が該当する.西日本であっても,南西風に対して山地風下にあたる地域では,風上側に比べて上位階級の日降水量の寄与は相対的に小さいことなど,大地形との対応が認められる.総降水量に対して下位あるいは上位階級の日降水量の寄与が大きい場合を,それぞれ「陰性」あるいは「陽性」梅雨と考えるならば,両者の判別は極端な少雨年を除き可能であると考えられ,同程度の総降水量であっても「陰性」・「陽性」それぞれの場合が認あられる.また,「陰性」・「陽性」いずれの場合であっても,平均状態に認められる「雨の降り方」の基本的な地域性は維持されている.
  • 2001 年 74 巻 4 号 p. 233-238,iii
    発行日: 2001/04/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
  • 2001 年 74 巻 4 号 p. e2
    発行日: 2001年
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
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