2003年1月に発足した原子力学会の男女共同参画WGは,2007年6月の理事会で正式に委員会に昇格し,「男女共同参画委員会」となった。この5年間,WGとして,さまざまな活動を推進してきた成果であると自負している。しかしながら,男女共同参画の推進は,いまだ道半ばであり,今後も更なる活動の継続が必要である。
本稿では,「2007年春の年会」にて,男女共同参画の視点で原子力に関する不祥事にも言及した,招待講演を軸として,これまでの活動を振り返るとともに,関連トピックス,今後の活動予定について紹介する。
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