日本原子力学会誌ATOMOΣ
Online ISSN : 2433-7285
Print ISSN : 1882-2606
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巻頭言
時論
Perspective
解説
新刊紹介
解説
  • ハイエントロピー合金の電気化学特性の解析と高耐食合金開発への応用
    西本 昌史, 武藤 泉
    2024 年 66 巻 7 号 p. 351-355
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/07/10
    解説誌・一般情報誌 認証あり

     ハイエントロピー合金の概念が材料開発における発想の転換をもたらしたことにより,優れた特性を有する新規合金が次々と見出されている。本稿では,耐食性の観点から見たハイエントロピー合金の特徴と新規高耐食合金の開発に関する研究を紹介する。代表的なハイエントロピー合金であるCo20Cr20Fe20Mn20Ni20合金の電気化学特性を,実用材料であるステンレス鋼と比較した後,電気化学的処理によるハイエントロピー合金の耐食性向上技術を解説する。さらに,耐孔食性とそれ以外の特性を両立した新規合金の開発に関する研究を紹介する。

報告
サイエンスよみもの
  • 太陽嵐と太陽放射線による影響
    塩田 大幸
    2024 年 66 巻 7 号 p. 361-365
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/07/10
    解説誌・一般情報誌 認証あり

     太陽で発生する爆発現象,太陽嵐。大規模な太陽嵐には放射線を伴うケースが多く,その放射線は私たちの生活に影響を及ぼす可能性がある。本稿では,太陽嵐と太陽放射線の関係について全体像を述べるとともに,太陽放射線の影響(被ばくを含む)を過去の事例とともに紹介し,それらに対する取り組みと今後の展望にについて,説明する。

  • イスラム世界から12世紀ルネッサンスを経て西欧へ
    吉田 正
    2024 年 66 巻 7 号 p. 366-370
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/07/10
    解説誌・一般情報誌 認証あり

     西ローマなきあと西欧はゲルマンの土地となり古代の学問的伝統から孤絶したが,ごく一部はキリスト教神学の中に受け継がれた。ギリシャの知の継承者ビザンチンを経て西アジアに集積した科学を含むギリシャの知はイスラムの勃興後インドやペルシャの知にも刺激されて深められ,イスラム世界のイベリア半島にまで達する急速な拡大とともに西進しシチリア, トレド,コルドバなどを拠点に西欧に流入した。これが12世紀ルネッサンスと呼ばれる西欧の文化的覚醒をもたらす。科学的思考方法は西欧に根付き,やがてコペルニクス,ケプラー,ガリレオらが近現代科学の黎明を告げる。

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サイエンスあれこれ
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