今回の福島原発事故は,マグニチュード9.0の巨大地震と大津波に端を発し,複数プラントでの過酷事象が同時進行するという未曾有の大事故である。その状況はマスメディアで逐一報道され,多くの国民は原子力事故の凄まじさと放射能汚染の恐怖を身をもって味わうこととなった。原子力関係者は深層防護の観点から,いかなる災害に対しても,発電所の周辺住民に迷惑をかけないという固い決意を持って原子力発電所の安全設備を総点検すべきである。この反省の基に我が国の原子力の復興を期待する。
ガラスは透明で光を透過させる。このためガラスはフォトニックス材料として情報通信技術を支えている。一方,ガラスはいろいろな元素を酸化物として溶解するという溶媒性と微粒子を分散させるというマトリックス性を有している。耐水性も高い。また,高温で流動性の高いガラス融液を冷却すると連続的に流動性が減少し,数百度で固体ガラスとなる。このような透明性以外の特性を利用してガラスは放射性廃液の固化に応用されている。
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