日本東洋医学雑誌
Online ISSN : 1882-756X
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40 巻 , 3 号
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  • 1990 年 40 巻 3 号 p. 119-133
    発行日: 1990/01/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 南雲 三枝子, 藤田 昌幸, 竹市 規途, 愼本 深, 秋山 実男, 水野 忠彦
    1990 年 40 巻 3 号 p. 135-140
    発行日: 1990/01/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    鍼灸施術効果の客観化の試みの一つとして, レーザースペックル血流計を用い, 末梢血管血流量を術前から術後にかけて経時的に計測し, 血流量およびその変動の周波数スペクトルを検討した結果は次の通りであった。
    1. 愁訴のないコントロール群において, 末梢血管血流量変動の周波数成分強度は周波数をf (f…frequency) とすると1/fに比例するいわゆる1/fペスクトル型を示した。
    2. 愁訴のある患者群は1/fスペクトル型からずれていた。
    3. 術後愁訴の改善がはかられた患者群のスペクトル型は1/fに近づいた。
    愁訴と末梢血管血流量のゆらぎのスペクトルとは密接な関連があることから鍼灸施術効果の客観的な指標として有用であると思われた。
  • 山岡 傳一郎, 光藤 英彦
    1990 年 40 巻 3 号 p. 141-149
    発行日: 1990/01/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    東洋医学を現代医療の中で活用するにあたり, 先哲医人から学ぶことは有意義である。私共は今回彼等から学ぶにあたり, ただ東洋医学に関する臨床技術だけではなく, 彼等の臨床態度についても注目し, 彼等の臨床例を検討した。
    湯液分野では和田東郭を針灸分野では深谷伊三郎をとりあげて, 光藤の考案した時系列分析チャートを用いて彼等の臨床例を整理し, これに検討を加えた。彼等が病人の包括的把握において優れていたのは, 病人の生活上の出来事を病症との時相的関連性の上で捉えており, しかも, さらに病人の内的生活体験を洞察していることによるのではないかと考えた。
    私共は東洋医学の先哲医人の臨床例を時系列分析チャートを用いて検討し, 先哲医人の全人医療の在り方の一端を明らかにし, 病人の全人的把握の基本概念について考察した。
  • 平林 多津司, 霜田 ふゆみ, 三潴 忠道, 寺沢 捷年
    1990 年 40 巻 3 号 p. 151-156
    発行日: 1990/01/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    ステロイド剤抵抗性ネフローゼ症候群5例に漢方治療を試みた成績を報告した。対象の内訳は, 昭和59年3月から昭和63年1月までに富山医科薬科大学附属病院・和漢診療部を受診した男性1例 女性4例 (年齢21歳~72歳) である。漢方治療により5例中3例に改善がみられ, 2例は判定保留であった。有効薬方は, 分消湯2例, 牛車腎気丸料1例であり, 判定保留の1例 (柴胡桂枝乾姜合当帰芍薬散料) にも効果が期待された。
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