日本東洋医学雑誌
Online ISSN : 1882-756X
Print ISSN : 0287-4857
ISSN-L : 0287-4857
51 巻 , 3 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 松田 邦夫
    2000 年 51 巻 3 号 p. 347-357
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 西岡 五夫
    2000 年 51 巻 3 号 p. 359-374
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 宮田 健
    2000 年 51 巻 3 号 p. 375-397
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 2000 年 51 巻 3 号 p. 399-435
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 兵東 巌
    2000 年 51 巻 3 号 p. 437-446
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    1995年2月から1998年2月までに岐阜大学医学部口腔外科を受診した舌痛症の患者16例に対して, 漢方医学的診断 (証) に基づいた治療を行った。
    舌痛症の患者は, 男性3名女性13名で44歳から75歳であった。使用した漢方薬は延べで加味逍遥散8例, 人参養栄湯6例, 立効散5例, 人参湯, 帰脾湯各4例, 黄連解毒湯3例, 半夏白朮天麻湯, 五苓散, 甘麦大棗湯, 十全大補湯, 酸棗仁湯各2例, 小建中湯, 香蘇散, 竜胆瀉肝湯, 柴苓湯, 猪苓湯, 三黄瀉心湯, 牛車腎気丸, 清心蓮子飲各1例で投与期間は16日から396日であった。
    舌痛症の原因はいまだにはっきりしていないのが現状であるが, 治療法として証に基づいた漢方薬治療は効果的であった。
  • 丹羽 憲司, 橋本 緑, 玉舎 輝彦
    2000 年 51 巻 3 号 p. 447-454
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    婦人科癌化学療法後の血小板減少症を示した, 20症例, 31コースに関して検討した。血小板数10万以下となった症例に対して, 十全大補湯とM-CSFを併用投与した。上記加療にて, 31コース中28コースは血小板輸血を回避したが, 3例3コースは血小板輸血を施行した。また, 化療後で十全大補湯単独投与の前後では, TGF-β1は著増し, 抗腫瘍作用を高める可能性があると考えられた。したがって, 抗癌化学療法中の血小板減少症に対して, 十全大補湯とM-CSFの併用療法は有用な補助療法と考えられた。
  • 塩谷 雄二, 新谷 卓弘, 嶋田 豊, 後藤 博三, 寺澤 捷年
    2000 年 51 巻 3 号 p. 455-460
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    蝉退は中医学的な薬効分類では辛涼解表に分類されているが, 薬理作用はほとんど分かっていない。湿疹・皮膚炎, 蕁麻疹などに用いられる消風散には蝉退が〓風薬として止痒目的で加わっている。しかし, アトピー性皮膚炎患者に止痒目的で蝉退を用いると, 皮膚が乾燥し〓痒感が悪化する症例を多く経験した。今回, 加減一陰煎加亀板膠で比較的症状が安定している思春期・成人期のアトピー性皮膚炎患者15名 (男性5名, 女性10名) を無作為に選び, 新たに蝉退2.5gを加えたところ, 投薬2週間後の前額部と前腕伸側の皮膚の角質水分量は投薬前に比較して有意に (p<0.05) に低下していた。〓痒感に対しては有効が2名 (13.3%), 悪化が9名 (60%), 不変は4名 (26.7%) であった。蝉退はアトピー性皮膚炎患者のドライスキンをさらに悪化させ, 〓痒感を増悪させることが多かった。蝉退は燥性が強く, アトピー性皮膚炎の治療に用いる場合には注意が必要と考えられた。
  • 矢久保 修嗣, 小沢 友紀雄, 上松瀬 勝男
    2000 年 51 巻 3 号 p. 461-467
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    食欲不振, 全身倦怠感, 意欲の減退などの症状のある成人男性14例 (25~49歳, 31.9±6.8歳) を対象とし, 補中益気湯エキス剤7.59/日の4週間の投与を行い自覚症状の改善と血圧, 体温の変化の検討を行った。食欲不振には改善傾向がみられ, 全身倦怠感, 意欲の減退には有意な改善が得られた (p<0.05)。収縮期血圧, 拡張期血圧には有意な変化はみられなかったが, 体温の上昇がみられた (p<0.05)。補中益気湯エキス剤の投与による自覚症状の改善効果は, 著明改善21.4%, 改善35.7%, やや改善14.3%, 不変21.4%, 悪化7.1%であった。有用度の評価では有用以上は57.1%, やや有用以上は71.4%となった. 全身倦怠感や意欲の減退などの自覚症状のある症例に対しては, 補中益気湯エキス剤は体温を上昇する作用とともに自覚症状を改善する作用もみられ, 本方剤の投与は有用であると考えられた。
  • 山下 仁, 津嘉山 洋, 丹野 恭夫
    2000 年 51 巻 3 号 p. 469-478
    発行日: 2000/11/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    最近の欧米における補完代替医学 (CAM) 研究の動向を Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine (EBCAM) として紹介し, その特徴, 問題点, および今後の見通しについて論じた。EBCAM研究は, 従来の日本のCAM研究と比較すると, より中立的な態度を保持し, しばしば自己批判的である。現時点においては未熟であるため, 質量ともに充分でないランダム化比較試験のシステマティックレビューによる暫定的な結論の解釈には注意を要する。一方, 日本のCAM研究については, 症例報告の意義を有効性のエビデンスとは別の観点から位置付けるべきである。しかし同時に, 消費者サイドから求められたときに提示すべき何らかのエビデンスを準備する必要が生じるであろう。CAMの研究は, その利用率に応じて研究の優先順位が付けられるべきであり, そのためにはまず国民のCAM利用率の大規模な調査を行う必要がある。
feedback
Top