日本釀造協會雜誌
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52 巻, 8 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 山田 正一
    1957 年 52 巻 8 号 p. 605-607
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 秋山 裕一
    1957 年 52 巻 8 号 p. 608-609
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 中川 七三郎
    1957 年 52 巻 8 号 p. 610-611
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 松本 憲次
    1957 年 52 巻 8 号 p. 612-615
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 鳥居 嘉夫, 小林 堯
    1957 年 52 巻 8 号 p. 616-618
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 永木 暁三郎
    1957 年 52 巻 8 号 p. 619-621
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 深井 吉兵衛
    1957 年 52 巻 8 号 p. 622-624
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 山田 正一
    1957 年 52 巻 8 号 p. 625-630
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 撰択法, 分割表の検定, マツチング・テスト
    佐藤 信
    1957 年 52 巻 8 号 p. 638-635
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 各種の酵素剤による沈停作用の比較
    秋山 裕一, 原田 雅之
    1957 年 52 巻 8 号 p. 642-639
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
  • 村上 英也, 矢野 裕通
    1957 年 52 巻 8 号 p. 645-643
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
    先に醸造試験所に於て単一麹菌株Single Canstant Strainを用いて麹を造り, 出麹を冷温に放置後起る褐変化が一般酒造の褐変化とやや異り非常に速かに生起しその着色度も亦2倍以上濃厚であることを指摘し, この理由は一般酒造工場で使用する種麹中には着色性の強い麹菌 (いわゆる栗香を生産する菌株はすべてそうである) の外にその弱い麹菌が混合されている (実際上そうである) ため褐変力が相殺される結果であると推論し, 之により逆にこれら性質の異る麹菌を各一定量ずつ混合使用することにより製麹に於ける菌変性の一端をうかがうことが出来るであろうことを暗示した。現に微生物の変異の研究にその色素生産性Tyrosinase activityの強弱を導入する方法は最近Neurosporaのwildtype, matingtypeの識別に利用されるなどかなり広く用いられているのである。本報ではこの考えに基ずき変異研究の問題としてではなくて菌種混合による着色性の変化を知るため着色性の強い麹菌とその弱い麹菌を用い25, 30, 36℃ の各温度に於て蒸米上にフラスコ培養を行つた結果出麹の着色性はこれら菌株の混合量比に殆ど比例することが明らかになり, 菌種の配合によつて着色を任意にcontrolすることが出来種麹に於ける菌種配合に根拠を見出しその他着色は培養温度の高い場合に大であること等を知つた。
  • 麹の着色に関する酵素学的研究 (第2報)
    村上 英也, 上野 伸, 河合 美登利, 竹越 俊雄, 大井 健徳
    1957 年 52 巻 8 号 p. 651-645
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
    麹の着色を研究する方法として, 先ず醸造原料より着色に関係する酵素を抹殺するための条件を検索し麩を原料とする場合151bs 60分の加熱処理によることを適当と認め, 之に種々の麹菌を培養して麹浸出液の着色及び之を放置後の着色の増加 (進行度) を測定比較し, 菌株により相当の差のあることを認めた。而して米を原料として同様処理したものに麹菌を培養してその水浸出液を比色し, 米麹の着色と麩麹浸出液の着色就中その着色進行度とは高度の相関があることを知り, 之を用いて着色に対する種々の条件を検討した。その結果は次の通りである。
    (1) 培養時間は長い程着色は濃化するが着色進行度は50~60時間を最大とする。
    (2) 培養温度は32℃ 附近に於て着色及び進行度共に大であるが, 41℃ に於ても激減しない。
    (3) 培養時の水分量 (原料に対する撒水率%で示す) は120%の時液の着色が最大であるが着色進行度は60%以下の時最大である。
    (4) 麹の浸出は水を用いpH5~6で3時間行うとき着色進行度大である。NaClやAlcoholによる浸出はその濃度の高きに従い着色進行度小となるが, Alcoholは9。%でも全く進行の停止することはない。
    (5) 麹浸出液の着色の進行度はpH5~6, 温度10~40℃, H202濃度0.25%(液中濃度0.025%) の時大である。又これは浸出濾過の後3~4時間の間が最大で以後の進行は緩慢となる。
  • 亜硫酸馴養酵母の遺伝 (2)
    塚原 寅次, 亀井 宏成
    1957 年 52 巻 8 号 p. 655-651
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
    1. 新に清酒酵母について再び亜硫酸馴養を施し, その馴養過程中における耐性株の出現頻度を平面培養法により検して, 亜硫酸馴養による耐性株の出現は多段階式変異によるものと考えた。
    2. 不馴養株及び馴養株の胞子解析を行い, 之等の間の交配により生じた雑種は総て耐性を示し, 亜硫酸耐性は優勢的に遺伝した。
    3. この雑種の50のAscusについてTetrad analysisを行つた結果, 耐性と感受性との比率が2: 2のものが13, 4: 0が11, 3: 1が26となつた。このことよりこの亜硫酸耐性は2つの優勢遺伝子よりなるPolymericgeneによることを推論した。
    終りに臨み種々御指導御鞭撻を賜つた恩師坂口先生並びに山田先生へ厚く感謝致します。
  • 塚原 寅次, 中村 善吉, 亀井 宏成, 魚住 政二
    1957 年 52 巻 8 号 p. 659-655
    発行日: 1957年
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
    1. 水麹時に多量の酵母を添加して早湧きさせた山廃と, 硝酸加里を汲水石当4.2匁添加して湧遅れさせた山廃の両酒母について細菌と酵母の消長を追求した。
    2. 酒母或はもろみを直接2白金耳殺菌麹汁試験管に接種して28℃ で培養し, 48時間後の酸度を細菌酸度と言う用語で現わし, 細菌と酵母の消長を簡単に知る方法を初めて用いた。
    3. 両酒母共, 乳酸菌は湧付後酒精が5~6%出た頃死滅した。
    4. 酵母の染色率は酒精が10%出る頃迄は10%以下であるが, これ以後に更に品温を高くとると酵母の死滅率は急増する。従つてBe8°以下で品温を30℃ 近くもとり, 無理にBeを切らせることは徒らに酵母を死滅させるのみで寧ろ危険である。
    5. いかに早湧き或は湧遅れ山廃酒母でもBe8°, 酒精10%, 最高温度25°附近で分けるのが安全醸造である。
    6. 坊主翫が危険であると言うのは酵母が殆んど死滅しているのではないかと考える必要がある。
    終りに臨み種々御指導御鞭撻を賜つた山田所長及び湧遅れ山廃酒母の試料の採取, 分析等に御便宜をいただいた鈴木技官及び同研究室の諸兄に厚く感謝致します。
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