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66 巻, 10 号
選択された号の論文の17件中1～17を表示しています
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上野 信一1971 年66 巻10 号 p. 921-922
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
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佐藤 徳太郎1971 年66 巻10 号 p. 923-927
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー清酒製造業界も30年余り続いた統制時代から自由生産の時代に入ることとなったが, 過渡期の処置として生産カルテルが現在認められており, この間に体質を改善し, 新しい時代に耐え得る体制をととのえることにした。
これ等の事情について酒類行政の担当官庁で実際にその事務を担当している筆者に, これに関する御意見を出していただいた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (731K) -
戸田 信也1971 年66 巻10 号 p. 928-931
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー激動の70年代を迎えて清酒製造業界はどのように対処しつつあるか, 中小企業金融公庫の融資の窓口から巧みに捕捉されている。近促法が発足してから今年で9年目, 一方においてその効果が語られると共に他方では永年にわたって酒税行政にあまりにも依拠してきた業界の体質を払拭して積極的に新時代をかちとりうるような方向付けがなされるか, 筆者は期待をこめて金融機関の立場から見守っている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (595K) -
編集部1971 年66 巻10 号 p. 932-938
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
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(附) 泡なし酵母に関するアンケートの集計布川 弥太郎, 大内 弘造1971 年66 巻10 号 p. 940-945
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー泡なし酵母の実用化をめざして全国有志の醸造家による試醸が過去2年にわたって行なわれた。その集計結果を取リまとめ泡なし酵母仕込みへの指針を与えようとしたのが本稿である。新しい仕込み方法を適用する場合, 予期せざる現象につき当ることも多いであろうがこれら新事実の積み上げにより1日も早く泡なし仕込みの全大系が確立されれば幸いである。アンケート集計にも見られるように泡なし仕込みに期待する醸ず家は少なくないのである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (904K) -
小松 三郎1971 年66 巻10 号 p. 946-949
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー味噌・しょう油企業近代化事業のうちで委託醸造方式の実施例は少ないようである。ここに述べられた秋田県の実例は, 数少ない成功例の一つであり, 明るい話題である。特に, 委託制度を設けるに至るまでの組合幹部の苦心とこの方式の綿密周到な計画立案と実践のあとは後進企業にとり大いに参考となろう。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (704K) -
編集部1971 年66 巻10 号 p. 950-953
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリーしょう油の構造改善事業は昭和45年に発表されたところによると合同, 協業化, 共同化のグループ数は72 (参加者数1562), 業務提携数155 (参加者数1319) となっている。
合同とは全面的に合併する場合, または出資合同等の場合, 協業化とは協業組合を組織したもので準法人の場合, また共同化とは協同組合によるものでこれまで本誌に掲載された福岡, 福島等の協同組合である。
これらの構造改善事業は全国的には72予定されているが, 単に売買契約を結んだ業務提携は全国で155の多きに達している。
ここに取リあげた三事業所のうち, 正田醤油は出資合同, 次の徳島県は協業化, 最後の栃木県の場合は業務提携である。これらの事業所よりの報告によってその内容がくわしく明らかになると思う。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (628K) -
額田 粲1971 年66 巻10 号 p. 960-963
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー近年わが国は飲酒量においても先進国の仲間入りをしたが, それにともなって過度の飲酒による保健の問題, 社会問題の解決という文明国に共通な悩みをかかえるに至った。もちろん, それは酒そのものの罪ではない。しかし酒の功罪はともかく, 飲酒の生理について知っておくことは, 酒を愛し, 酒を商売とする者の常識として当然必要なことであろう。
本稿では酒類の主役たるアルコールの体内における消長, その間の種々の生理作用について詳しく解説していただいた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (751K) -
松山 正宣1971 年66 巻10 号 p. 964-965
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
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麹菌の分類村上 英也1971 年66 巻10 号 p. 966-969
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
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臼井 英吉1971 年66 巻10 号 p. 975-978
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
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滋賀県酒造組合連合会1971 年66 巻10 号 p. 979-981
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
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永谷 正治, 強谷 洋一, 井本 徳雄, 薄井 敏明1971 年66 巻10 号 p. 987-990
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー市販酵素製剤の1種を用いて蒸米の溶解速度を実測した。50。Cにおいて酵素剤水溶液をα米に作用させ不溶性固型分の減少を経時的に測定した。
1.溶解速度-dS/dt, 酵素剤濃度E, 反応生産物濃度Pの間に次の速度式を仮定した (α, β, kは定数)。
-dS/dt=kEαSβf(P) (1)
2.酵素剤濃度Eをいろいろに変えたときの溶解曲線の初期の溶解速度を求め, この点ではE=E0, S=S0およびP=0なる関係を利用してα の値を求め約1/3であることを知った。
3.米の溶解生成物を反応系に加えたが反応速度は影響されなかった。4.反応速度式は終局的に
-dS/dt=kE01/3S(7)
の形にまとめられた。この形が成立するための条件について考察した。この反応の活性化エネルギ-は37～55℃ の範囲で11.2kcal/molであった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (490K) -
もろみより分離した菌の分類柳田 藤治, 石塚 勲, 山本 泰, 西島 英雄, 住江 金之1971 年66 巻10 号 p. 991-996
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー速醸に適した菌の選択と言う点から静置発酵法および階段式食酢速醸法のもろみから49株の菌を分離しBERGEYの記載により分類した所Acetobacter aceti 26株, Acetobacter pasteurianus 13株, 有害菌であるAcetobacter xylinum 6株, Acetobacter rancens 3株およびAcetobacter kuetzingianum1株を得た。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (979K) -
渡辺 正平, 荻野 敏, 加々美 久, 風間 敬一1971 年66 巻10 号 p. 997-1001
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリーAmberlite IRA-93とIRA-900の塩基性陰イオン交換樹脂処理によるブドウ酒中のサリチル酸除去について検討した。
1. ブドウ酒と特に関係の深い亜硫酸 (S), 酒石酸 (T), 乳酸 (L), クエン酸 (C) およびグルコン酸 (G) の各酸型はいずれもサリチル酸の除去に有効であることを認めた。
2. IRA-93のサリチル酸除去率90%の処理可能量と選択的吸着能は, 白ブドウ酒, 赤ブドウ酒ともに著しい差はないが, 白ブドウ酒においてはL>T>S, 赤ブドウ酒ではT>G>L>Sの順位で吸着能力が優れている。
3. 再生樹脂の吸着能は25%前後減少するが, 再生後の吸着能は白ブドウ酒ではT≒L>S, 赤ボドウ酒はL>S>G>Tであり, また赤ブドウ酒の方がやや優れている。
4. イオン交換処理によって脱色されるが, 特にS型が著しく, また赤ブドウ酒と比較すれば白ブドウ酒の方が著しかった。5.処理後の酒質はT, L型は良好であったが, S型はSO2臭が強すぎた。ただし遊離のSO2は貯蔵中に減少するものであり, またサリチル酸除去とSO2補強による品質安定化の効果もあり期待がもてる。
6. IRA-93を用いてサリチル酸除去を行なう場合の処理コストはT型が最も安価である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (828K) -
本馬 健光, 押川 和夫, 長井 利行, 松田 利庸1971 年66 巻10 号 p. 1002-1007
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー(1) 協会7号酵母から分離された泡なし酵母AS7-1, BS10-6について, 実地醸造試験および醪における酵母の分布状態についての試験を行なった。
(2) 醪の経過は留後4日目頃の品温が急昇し, ボーメの切れ, アルコール分の生成が早く, 醪目数が短くなる傾向が強く, 醪の誘導など管理を適切に行なう必要がある。
(3) これは酵母の泡への移行がないため, 醪中の酵母密度が高くなることに起因していると思われる。なお, AS7-1の醪について調査した結果, 後期に酵母が著しく弱性化され, 生酵母数が少なくなることを認めた。
(4) 全般的にAS7-1の製成酒は酸が少なく, 香りのよい酒になったが, 反面醪の誘導が適切でない場合にアミノ酸の生成が多く着色した酒になる傾向もみられた。酒化率は一般的には変らないようであった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (813K) -
流動パラフィンシールによる品質劣化防止試験桑原 健治, 石川 雄章, 伊藤 康1971 年66 巻10 号 p. 1008-1010
発行日: 1971/10/15
公開日: 2011/11/04
ジャーナル フリー清酒をタンク貝臓 (特に端桶貯蔵) する際に流動パラフィンで清酒の表面を重層シールすることによって, どの程度品質劣化が防止出来るか検討した。
1.流動パラフィンで火入れ直後の清酒の表面を重層シールし, 25～30℃ に約6ヶ月間貯蔵したが老ね香の発生は全くみられなかった。
2.シールする厚さは1cm位で十分効果があり, それ以上でも劣化防止効果は変らなかった。
3.流動パラフィンで1cmの厚さに清酒表面を重層シールすれば, 貯蔵容器の表面積, 貯蔵容量とシール量の比などに関係なく品質劣化防止効果が認められた。
4.貯蔵中の着色度の増加には防止効果がみられなかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (426K)
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