応用地質
Online ISSN : 1884-0973
Print ISSN : 0286-7737
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54 巻 , 1 号
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論文
  • 氏平 増之, 今野 久志, 牛渡 裕二
    原稿種別: 論文
    54 巻 (2013 - 2014) 1 号 p. 2-15
    公開日: 2014/04/07
    ジャーナル フリー
     本論文の一連の研究では,ケーブルセンサCSをスチールワイヤ内に巻き込んだスチールワイヤ型ケーブルセンサ(SWCS)の現場適用化試験を行っている.SWCSの重量はセンサ長が長いとかなり大きくなる.緊急時の使用にはSWCSより軽量のセンサ開発が望ましい.ここでは,繊維ロープ内部にCSを巻き込んだ繊維ロープセンサ2種類(TRCS-I,II)を試作した.これらを防護ネットに一定間隔で固定する方法を想定し,2点で固定した条件下で一定の衝撃を与え,出力電圧波形の特徴,引張りひずみ下での感度変化を調べた.繊維ロープセンサはSWCSに比べ,単位長さ重量が各13%,23%と軽く,緊急時に急いで落石頻度の計測体制を整えたいような場合に有用と考えられる.本研究で明らかになった主要な点は以下のようである.(1)国道の覆道上部平坦面にSWCSを敷設して行った落石検知計測では落石により±1,500mVの出力電圧波形が得られ,同様の計測手法は,国道の通行止め,解除等の判断に役立つと考えられる.(2)SWCSより軽量なTRCS-I,IIの出力電圧波形の±ピーク値と引張りひずみの関係は,ひずみε≦2%の初期段階では出力電圧が若干増加する傾向,ε=2~9%でほぼ一定,ε>9%では漸減する傾向がある.10%付近の大きいひずみレベルまで感度を保持しており有用といえる.
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  • 北岡 貴文, 楠見 晴重, 寺田 道直, 中村 真, 増田 德兵衞
    原稿種別: 論文
    54 巻 (2013 - 2014) 1 号 p. 16-24
    公開日: 2014/04/07
    ジャーナル フリー
     京都市伏見区は京都市の最南部に位置し,日本酒の有名な産地である.対象地は 4 km2ほどの地域に酒造会社が所有する約50本の井戸が密集し,地下水の利用が盛んな地域である.本研究は,京都市伏見区域における浅井戸観測井の水位を対象として,周辺の揚水を伴った地下水位挙動を明らかにするために,現場計測ならびに数値解析による検討を行ったものである.本研究の成果として,浅井戸観測井の水位変化を求めるための3次元地層モデルを作成し,酒造会社が密集する場においての地下水位を推定し,実測値と比較的に整合していることが認められた.
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  • 古澤 明, 安江 健一, 中村 千怜, 梅田 浩司
    原稿種別: 論文
    54 巻 (2013 - 2014) 1 号 p. 25-38
    公開日: 2014/04/07
    ジャーナル フリー
     土岐砂礫層は,テフラが堆積後著しく風化され,二次的に拡散しているため,明確な層序対比が行われていない.しかし近年,風化により対比が困難なテフラの対比に,残存する斜長石や石英中のガラス包有物の主成分化学組成が用いられるようになった.本研究では,断層活動により切り離されて隆起した根ノ上高原の土岐砂礫層について,風化残存する長石類および石英のガラス包有物の主成分化学組成から,広域テフラとの対比を試みた.土岐砂礫層は礫層を主体とし,最下部礫部層最上部および中部砂泥部層にガラス包有物を伴う石英および斜長石を含む細粒土層が挟まれる.礫層中には全くガラス包有物を含む斑晶は含まれない.中部砂泥部層の細粒土層の石英に含まれるガラス包有物は,広域テフラの火山ガラスおよび石英中のガラス包有物と主成分化学組成で比較したところ,東海層群の南谷Iテフラや掛川層群の有ヶ谷Iテフラのものとその特徴が一致し,対比できることが判明した.
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