理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
13 巻 , 3 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 丸山 仁司
    1998 年 13 巻 3 号 p. 117-121
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    健康について,健康の定義及び予防の変遷,健康教育の定義及び概要について,その教育分野,産業衛生の分野,地域の分野の現状について述べた。健康増進として,ヘルスプロモーションの定義,変遷,および,効果判定などにういて解説した。最後に,理学療法と健康増進の関係において,今後の対応について,提言した。
  • 内山 覚
    1998 年 13 巻 3 号 p. 123-128
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    加齢による体力の低下と,それを予防するための運動と栄養摂取について概説した。適切な栄養摂取に裏付けられた適切な運動は,体力の低下予防に有効である。施設入所中の高齢者のように極端に日常の活動性が低い集団の場合には,スポーツや肉体労働などの特別な運動習慣がなくても,日常生活の中でおっくうがらずにまめに体を動かすことが体力の維持に有効であった。また,エネルギー消費量を上回るエネルギー摂取は,肥満を誘発し体力低下を助長する可能性がある。
  • 入谷 誠
    1998 年 13 巻 3 号 p. 129-134
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    スポーツ障害の中でも足の障害は最も多く,疹痛を主訴として来院することが多い。足は人間にとって唯一地面に接する部分で,足の異常が近位関節に,また近位関節の異常が足に影響を与え,さまざまな障害を呈してくる。足の障害に対する治療は,足単独の障害として捉えるのではなく,身体全体の障害であるという認識をもたなければならない。そのためには,障害局所の解剖学的な位置の把握,詳細な足の評価を中心とした非荷重下での機能的な評価,身体重心との関連を考察する荷重下での機能的な評価を行う必要がある。そして各々の評価を関連づけて考察し,治療の方向性を探っていくことが大変重要である。
  • 橋本 雅至
    1998 年 13 巻 3 号 p. 135-141
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    我々は,日本高等学校野球連盟の主催する春と夏の全国高校野球大会にメディカルスタッフとして活動している。その内容は,大会前の投手検診と大会期間中の選手のメディカルサポート,コンディショニングなどである。今回,我々がその活動に至った背景と対応したスポーツ傷害,実際の処置内容などを報告する。
  • 近藤 照彦
    1998 年 13 巻 3 号 p. 143-150
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    エアロビック・エクササイズやレジスタンス・エクササイズが健常者に与える効果の重要性が,強調されているが,障害者に対するこれらの効果は,健常者のそれ以上に重要である。障害者は,健康上,特に筋骨格系と循環器系に大きな機能上の問題点をかかえており,循環器系疾患の危険因子を有することが指摘されている。こうした障害者の機能低下は,リハのトレーニングやスポーツによって改善される可能性を持ち,障害者のトレーニングに対する反応は,基本的に健常者のそれと変わらない。本論文は,我々がこれまでに障害者における運動の効果を検討した結果を報告し,実際の現場での活動を推奨することを目的としている。
  • 福井 勉
    1998 年 13 巻 3 号 p. 151-155
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    スポーツ障害では当該部位の疹痛がmechanical stress過剰で生じることが多い。その理学療法では,3段階に分けて考えることは有効である。第1段階は,症状の中心である疹痛や炎症に対して施行するものである。また第2段階として,傷害された部位に対して行う通常の理学療法を,負荷部位のmechanical stressを軽減する目的で行う。第3段階としては,障害発生原因を追求し,身体要因を除去できるように展開する必要がある。その際に,肢位の違いで筋活動は全く違うこと,関節可動域制限や筋短縮は必ず他関節へ影響を与えること,単関節筋と多関節筋の運動対応の違うこと,外力が関節に要求するトルクを考慮に入れることが必要ではないだろうか。
  • 久保 晃, 荒畑 和美
    1998 年 13 巻 3 号 p. 157-161
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    循環器疾患の理学療法として代表的な心筋梗塞を取り上げ,急性期および回復期,慢性期の運動療法について述べた。現時点で高血圧や肥満患者への理学療法の適応は,診療保険点数や我々理学療法士の認識に差があり,一般的な段階に至っていない。しかし,今後の理学療法の対象は,冠危険因子の一次予防を含む広範囲に及ぶものと考えられる。
  • 山口 光國
    1998 年 13 巻 3 号 p. 163-170
    発行日: 1998年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    スポーツ障害肩の発生は様々な因子が考えられ,その治療に際しては種々の職種が連絡を密に取り,対応することが望まれる。スポーツ障害肩に対する理学療法の役割は,病態により生じた機能障害の改善のほか,肩関節を含めた全身の関節機能の再建を第一の目的とし,病態や,技術的能力に対しての悪影響を排除することにある。また,実際の理学療法の目的は,損傷部の改善を第一の目的とするか,機能の改善を図るのか,スポーツと言う特殊性を考慮した訓練を施すのか,症例の状態により決定される。
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