台湾に関しては、従来、新産業発展のゆりかごとして新竹科学工業園区の役割が強調されてきたが、それ以外にも、100ヶ所を超える大学・研究機関等付属のインキュベーションセンターや200社近いベンチャーキャピタルの存在も重要であり、旺盛な起業活動の背景となっている。本稿は、こうしたアクターからなる台湾の創業・新事業支援体制を分析し、その特色と課題を明らかにする。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら