赤門マネジメント・レビュー
Online ISSN : 1347-4448
Print ISSN : 1348-5504
ISSN-L : 1347-4448
20 巻, 4 号
選択された号の論文の1件中1~1を表示しています
経営学輪講
  • 経営学輪講 Cristea and Leonardi (2019)
    花原 杏珠, 金 度勲
    2021 年 20 巻 4 号 p. 69-80
    発行日: 2021/08/25
    公開日: 2021/08/25
    ジャーナル フリー

    Cristea and Leonardi (2019) では、分散型職場環境において肯定的な評価に繋がるフェイスタイムが取れない中で、子会社従業員は代わりにコミットメントのシグナルとなる行動を取ることを示し、そのプロセスをモデル化した。特に、シグナリングの解釈のずれや、継続的なシグナリングにより多くの従業員が疲弊してシグナリング行動を止めるという、シグナリング・プロセスの負の側面を明らかにした。本稿は、Cristea and Leonardi (2019) が実質シグナリングを題材にしていることや、多くの従業員がシグナリングを止めてしまうことの解釈について議論し、リモートワークが増えている昨今の日本企業に示唆を与えることを目的とする。

feedback
Top