赤門マネジメント・レビュー
Online ISSN : 1347-4448
Print ISSN : 1348-5504
ISSN-L : 1347-4448
22 巻, 6 号
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査読つき研究論文
  • 研究パラダイムの差異と反復を超えて
    軸屋 泰隆, 山田 仁一郎
    原稿種別: 研究論文
    2023 年 22 巻 6 号 p. 209-230
    発行日: 2023/12/25
    公開日: 2023/12/25
    [早期公開] 公開日: 2023/09/27
    ジャーナル フリー

    「アントレプレナーのストーリーテリング」の研究は、今世紀に入ってから注目され始めた比較的新しい研究分野である。「アントレプレナーのストーリーテリング」の研究は、テーマや手法、研究が実施された地域に多様性があり、それ故、研究者が立脚している研究パラダイムも多様である。本稿は、「アントレプレナーのストーリーテリング」の先行研究をシステマティックレビューの方法論的アプローチによって概観し、これまでの研究潮流と今後の研究の方向性を探るものである。

経営学輪講
  • 経営学輪講シリーズ「組織ルーチンはどのように創られ、維持され、変化するのか―Howard Grenville et al. (2016)」第4章
    會澤 綾子
    2023 年 22 巻 6 号 p. 231-246
    発行日: 2023/12/25
    公開日: 2023/12/25
    [早期公開] 公開日: 2023/10/12
    ジャーナル フリー

    本稿は、Howard-Grenville et al. (2016) の第4章「習慣の多面性:ルーチン論への示唆」を紹介したものである。第4章は、組織ルーチンを構成する行為者の習慣に焦点を当て、習慣には機械的に行われるものばかりでなく、より有機的な活動が存在することを提言する。行為者の熟考と、状況の変動性という二軸を用いて、習慣を類型化したうえで、組織ルーチン論への示唆を行っている。本稿では、第4章の概要を紹介したうえで、第4章の著者であるTurner and Cacciatoriの考察の背景、および残された課題を論じる。

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