ファルマシア
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52 巻 , 4 号
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目次
  • 52 巻 (2016) 4 号 p. 280-281
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    ミニ特集にあたって:薬物療法,副作用対策などについての高度な知識・技術を備えた薬剤師を育成するための手段の1つとして専門・認定薬剤師制度がある.我が国においては既に30以上の認定制度が存在し,認定を取得した薬剤師は医療現場の第一線において活躍している.しかし,これらの認定は,その認定制度を構築した学会が行っている場合がほとんどであり,客観的な評価がなされていないなどの問題点もある.そこで,本ミニ特集号では専門・認定薬剤師制度の現状や今後の展望について,医師,看護師の制度を踏まえながら考えてみたい.また,認定を有して現在活躍している薬剤師に取得した経緯や取得するまでに苦労したこと,取得してから自分の仕事がどう変化したか,患者への貢献度などについて執筆してもらうことにより,本制度の将来像について考えてみることとしたい.
    表紙の説明:安中散などの漢方薬に使われるエンゴサクは,日本薬局方収載生薬で,日本名別名「延胡索」である.中国原産のチョウセンエンゴサクの塊茎を,通例,湯通ししたものであるが,国産のジロボウエンゴサクやヤマエンゴサクを採集し代用した時代もある.ジロボウエンゴサクとは,江戸時代にスミレを太郎坊,ジロボウエンゴサクを次郎坊と呼び,子どもが両者の茎を絡ませて引っ張り,どちらが先にちぎれるかを競ったことによるというのが通説である.春先に野山を紫色に彩り,スミレと共に春を大いに楽しませてくれる.
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ミニ特集 セミナー
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ミニ特集 話題
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話題
承認薬の一覧
  • 新薬紹介委員会
    52 巻 (2016) 4 号 p. 332
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    このコラムでは厚生労働省が新たに承認した新有効成分含有など新規性の高い医薬品について,資料として掲載します.表1は,当該医薬品について販売名,申請会社名,薬効分類を一覧としました.
    当コラムは,厚生労働省医薬安全局審査管理課より各都道府県薬務主管課あてに通知される“新医薬品として承認された医薬品について”等を基に作成しています.今回は,平成28年1月22日付分の情報より引用掲載しています.また,次号以降の「承認薬インフォメーション」欄で一般名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果などを表示するとともに,「新薬のプロフィル」欄において詳しく解説しますので,そちらも併せて参照して下さい.
    なお,当該医薬品に関する詳細な情報は,医薬品医療機器総合機構の医薬品医療機器情報提供ホームページ→「医薬品関連情報」→「承認情報(医薬品・医薬部外品)」→「医療用医薬品の承認審査情報」(http://www.info.pmda.go.jp/info/syounin_index.html)より検索できます.
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在宅医療推進における薬剤師のかかわり
続・数式なしの統計のお話
製剤化のサイエンス
トピックス
  • 上田中 徹
    52 巻 (2016) 4 号 p. 342
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    硫黄やリン,ヨウ素は容易に超原子価状態を形成することが知られている.なかでも超原子価ヨウ素は幅広く研究されており,シアノ化やアルキニル化,アリール化などに用いる求電子的官能基化剤として用いられている.一方で,超原子価硫黄化合物を基盤とした求電子的官能基化剤はこれまでほとんど報告がなく,未開拓分野であった.このような背景下,Alcarazoらは,超原子価ヨウ素反応剤と同じT字構造を有する超原子価硫黄化合物ジハロイミダゾリウムスルフランに着目し(図1(I)),新規求電子的官能基化剤の開発に成功したので,以下に紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Zhdankin V. V., Stang P. J., Chem. Rev., 108, 5299-5358 (2008).
    2) Arduengo A. J., Burgess E. M., J. Am. Chem. Soc., 99, 2376-2378 (1977).
    3) Talavera G. et al., J. Am. Chem. Soc., 137, 8704-8707 (2015).
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  • 長野 正展
    52 巻 (2016) 4 号 p. 343
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル 認証あり
    強力な細胞毒性を有する薬剤ほど,標的細胞のみに作用する「選択性」を高め,正常細胞への副作用を避けることが重要である.この懸念を解決する方法の1つとして,抗体の持つ標的特異性を薬剤に付与した抗体―薬物複合体(antibody-drug conjugate:ADC)がある.ADCは通常,抗体,リンカー,抗がん剤より構成される.抗体部分によりがん細胞表面の標的抗原に特異的に結合したADCは,細胞内に取り込まれる.続いて,リンカーが切断を受け,抗がん剤を放出し,がん細胞選択的に活性を発揮する.
    2014年に厚生労働省により認可されたアドセトリス(1)は,抗体のシステイン残基に抗がん剤モノメチルアウリスタチンE(monomethyl auristatin E:MMAE)を結合させたADCである(図1).ここで,抗体に対する薬剤の結合数(drug-to-antibody ratio:DAR)に着目すると,抗体において薬剤との結合に利用可能なシステインの数は8であるのに対し,アドセトリス(1)のDARは4程度である.興味深いことに,薬理活性の向上を狙いDARを8としたADCは,in vitro実験では期待通り薬理活性が増大するが,in vivo実験ではADCの代謝が促進され,薬理効果が減弱する結果となる.Lyonらは,この原因がリンカーの疎水性にあると推察し,リンカー部分の水溶性を高めることで,DARの増加に伴う血中安定性の低下を抑え,高い薬理活性を示すADCの開発に成功したので紹介したい.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Chari R. V. J. et al., Angew. Chem. Int. Ed.Engl., 53, 3796-3827 (2014).
    2) Hamblett K. J. et al., Clin. Cancer Res., 10, 7063-7070 (2004).
    3) Lyon R. P. et al., Nat. Biotech., 33, 733-735 (2015).
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  • 安元(森) 加奈未
    52 巻 (2016) 4 号 p. 344
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    ハチミツは,私たちの食卓でも身近な食品であるが,植物毒が混入したハチミツによる中毒事故は世界中で多数報告されている.特に,野生のハチミツを食べる風習のあるトルコの黒海沿岸では,ツツジ科植物に含まれる有毒成分グラヤノトキシンの混入による中毒が頻出している.また,ニュージーランドでも19世紀後半から有毒成分の混入による中毒事例が多数報告されており,その原因は現地で“tutu”と呼ばれるドクウツギ科の低木Coriaria arboreaに含まれる成分で,精神撹乱・記憶喪失などの症状を引き起こす急性神経毒のツチン(1)であると考えられてきた.ハチミツへのツチンの混入は,tutu の樹液を吸う昆虫が分泌する甘露をミツバチが集めることによるとされるが,一方でツチンのみを対象として安全性を評価する方法の妥当性や未解明成分の有無などの疑問も長年残されていた.本稿ではニュージーランドのツチン汚染ハチミツに含まれる更なる成分が,Larsenらによって明らかにされたので紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Sutherland M. D. et al., J. Sci. Technol., Sect. A, 29A, 129-133 (1947).
    2) McNaughton D. E. et al., HortResearch Client Report, No. 24884 (2008). http://maxa.maf.govt.nz/sff/about-projects/search/L07-041/technical-report.pdf
    3) Larsen L. et al., J. Nat. Prod., 78, 1363-1369 (2015).
    4) Fields B. A. et al., Food Chem. Toxicol., 72, 234-241 (2014).
    5) Wouters F. C. et al., Angew. Chem. Int. Ed.Engl., 53, 11320-11324 (2014).
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  • 藤木 定弘
    52 巻 (2016) 4 号 p. 345
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    現在,固形製剤の製造において,工程ごとに品質を管理し製造するバッチプロセスが一般的であるものの,本プロセスには,研究開発から商業生産スケールへ移行するための時間や実験コストが必要とされる.そのため,近年,連続式製造技術が注目されている.連続式製造技術は,同一装置で製造時間を変動させることでスケールが調整できるため,スケールアップ検討が不要である.そのため,実験計画法によるデザインスペースの把握が少量の原薬によって実現可能であり,また,近赤外分光(NIR)やラマン分光によって製品の品質特性をリアルタイムモニタリングする手法(PAT)が適用しやすいため,従来のバッチプロセスよりもquality by designアプローチ構築のための実験を効率的に行うことができる.さらに,実生産においては,製造機器の設置面積の縮小化や,製造従事者の少人化や省力化によるランニングコストの削減も期待される.
    こうした背景から,様々な連続式製造技術の技術開発およびそれらを用いた応用研究が行われている.Jarvinenらは湿式造粒に着目し,連続式リングレイヤー造粒法と従来のバッチプロセス式の高速撹拌および流動層造粒法を比較検討し,連続式リングレイヤー造粒法の有用性について報告している.また,最近では,Ervastiらによって,連続式製造技術を用いた直打による徐放性マトリックス製剤の製造に関する研究が報告された2).一般的な徐放性基剤であるヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)は,直打用のグレードが販売されているものの,連続式製造技術に適用した検討事例は過去に報告がない.そのため,本稿では,Ervastiらのチャレンジングな製剤設計について紹介したい.
    なお、本稿は下記の文献に基づいて、その研究成果を紹介するものである。
    1) Järvinen M. A. et al., Powder Technol., 275, 113-120 (2015).
    2) Ervasti T. et al., Int. J. Pharm., 495, 290-301 (2015).
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  • 川口 高徳
    52 巻 (2016) 4 号 p. 346
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    糖尿病患者では,合併症として胃腸の蠕動運動障害に伴う胃不全麻痺,下痢および便秘などの消化器症状が多く見られる.糖尿病性の下痢は約22%の患者に見られ,時に重篤かつ難治性であるため臨床的に注目度が高い.従来,糖尿病性下痢の治療には,ロペラミドやタンニン酸アルブミンなどの止痢剤が用いられてきたが奏効しないことも多く,新たな治療法の開発が望まれている.この原因として,糖尿病モデルラットを用いた解析では,回腸および結腸の腸管粘膜からの水分や電解質の吸収が低下していることが報告されているが,糖尿病性下痢と特定のイオントランスポーターやチャネルとの間の因果関係についてはいまだ明らかとなっていない.
    これまでに,solute carrier(SLC)トランスポーターに属するNa/H交換輸送体NHE3などのイオントランスポーターが消化管での電解質バランスの維持に関わっており,NHE3欠損マウスでは重篤な下痢が生じることが報告されている.近年,このようなトランスポーターが足場タンパク質の1つであるNHE regulatory factor(NHERF),IP3受容体結合タンパク質 IRBIT,アクチン結合タンパク質ezrinと分子複合体を形成することが,頂端膜上でのトランスポーターの発現制御や基質輸送において重要であることが明らかとなりつつある.
    本稿では,膵臓β細胞を選択的に破壊したストレプトゾトシン誘発性の1型糖尿病モデルマウスを用い,腸管上皮細胞の刷子縁膜におけるNHE3とその結合タンパク質の発現の低下,複合体形成の減少が糖尿病性下痢を引き起こすことを明らかにしたHeらの論文について紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Chang E. B. et al., J. Clin. Invest., 75, 1666-1670 (1985).
    2) Schultheis P. J. et al., Nat. Genet., 19, 282-285 (1998).
    3) Donowitz M. et al., J. Exp. Biol., 212, 1638-1646 (2009).
    4) He P. et al., J. Clin. Invest., 125, 3519-3531 (2015).
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  • 山田 大輔
    52 巻 (2016) 4 号 p. 347
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    恐怖と食欲はともに生存に必須な本能である.動物が餌を探すなか天敵に遭遇した場合,恐怖を感じて危機回避行動が生じなければ捕食されてしまう.そして,この恐怖は記憶しておく必要がある(恐怖記憶).しかし,恐怖が強すぎて餌にありつけなければ餓死してしまう.つまり,動物の生存には恐怖と食欲のバランスを保つことが必要であり,それを実現するような神経機構が存在する可能性が考えられていた.この点についてVermaらは,空腹感が恐怖を司る神経回路をシナプス伝達レベルで修飾し,恐怖記憶を変化させること,その変化に摂食制御ペプチド受容体が関与することを報告したので紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Verma D. et al., Neuropsychopharmacology, 41, 431-439 (2016).
    2) Holzer P. et al., Neuropeptides, 46, 261-274 (2012).
    3) Pape H. C., Pare D., Physiol. Rev., 90, 419-463 (2010).
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  • 山田 佳太
    52 巻 (2016) 4 号 p. 348
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    免疫グロブリンIgGとFc受容体(FcR;免疫グロブリンFc部位に対する受容体)の相互作用は,免疫応答を活性化あるいは抑制するシグナルを免疫担当細胞に伝える.IgG-FcRの相互作用の調節には,IgGのFc部におけるアスパラギン結合型糖鎖(N-結合型糖鎖)が関与している.したがって,同じ抗原を認識するIgGであっても,Fc部に存在するN-結合型糖鎖の構造により結合するFcRの分子種が変わるため,その後の免疫応答に与える影響が異なる.以上のことより,アレルギーや自己免疫疾患等の免疫異常や抗体医薬品等の作用機構を理解する上で,抗体Fc部のN-結合型糖鎖の構造が注目されている.今回,インフルエンザワクチンによって誘導される抗ヘマグルチン(HA)IgG抗体Fc部のN-結合型糖鎖が,ワクチンの効果発現に,重要な役割を担うことを明らかにしたWangらの論文を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Pincetic A. et al., Nat. Immunol., 15, 707-716 (2014).
    2) Wang T. T. et al., Cell, 162, 160-169 (2015).
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  • 齊藤 順平
    52 巻 (2016) 4 号 p. 349
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    薬物動態学/薬力学理論によれば,時間依存性の抗菌薬は,投与時間を延ばすことで血中濃度が細菌の最小発育阻止濃度(MIC)を超えた時間(time above MIC)を維持させれば,抗菌効果,すなわち治療効果が増す可能性がある.このため,時間依存性の抗菌薬は1日1回から複数回に分けて投与する間歇投与よりも,点滴で投与し続ける持続投与の方が強い抗菌効果が得られる可能性もある.これまでに敗血症患者を対象として抗菌薬の効果的な投与方法を検証した研究が幾つか報告されている.敗血症患者を対象に,セフトリアキソンを24時間かけて持続投与する群と1日1回単回投与する群に割付けてランダム化比較試験を行った報告では,持続投与群と間歇投与群の間に臨床的治癒率,細菌学的治癒率および死亡率に有意差は認めなかった.一方,重症敗血症患者を対象に,ペニシリン系抗菌薬またはカルバペネム系抗菌薬を持続投与群と間歇投与群に割付けた5施設のランダム化比較試験では,集中治療室からの離床日数および院内生存率には2群間に有意差は認めなかったが,臨床的治癒率が持続投与群で有意に高い結果であった.薬物動態学/薬力学理論に従い,敗血症に対して抗菌薬の持続投与が有効であると期待される.本稿では,更に大規模で実施された多施設共同研究の成績を紹介する.
    なお、本稿は下記の文献に基づいて、その研究成果を紹介するものである。
    1) Roberts J. A. et al., J. Antimicrob. Chemother, 59, 285-291 (2007).
    2) Dulhunty J. M. et al., Clin. Infect. Dis., 56, 236-244 (2013).
    3) Dulhunty J. M. et al., Am. J. Respir. Crit. Care Med., 192, 1298-1305 (2015).
    4) 堀 誠治, Yakugaku Zasshi, 127, 931-937 (2007).
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総説目次
談話室
  • 小林 義典
    52 巻 (2016) 4 号 p. 341_1
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    30年ほど前,私は京都大学薬学部の生薬学講座に配属された.当時,生薬学講座では,田端守教授,福井宏至助教授,新田あや助手,本多義昭助手,田中重雄助手の下,薬用植物の組織培養や栽培による育種や物質生産,各国の民間薬・伝統薬に関する野外調査,生薬の薬理学的評価などの研究を行っていた.私の研究テーマは,薬用植物の組織培養による物質生産であったが,田端先生,福井先生から研究の方法論と楽しさを教わった.研究室では,先生方との対話,専門書の輪読,植物採集・観察などを通じて,大いに好奇心を刺激され,生涯の学問の対象を見つけることができた.現職は,協和醗酵工業(株)筑波研究所,新潟薬科大学応用生命科学部に次いで3か所目であるが,それぞれの職場において,それぞれの先生方から多大なご教示やご支援を頂いた御陰で今日の私がある.漢方に関しては,特論で田中先生の鍼灸に関する講義もあったことから,学生時代より興味を持っていたが,どこから勉強の手をつけてよいか全く分からなかった.そんなとき新田先生から,まず「漢方とは何か」理解するところから始めたらどうかと,「中国医学の誕生」(加納喜光著),「中国医学思想史もう一つの医学」(石田秀実著)の2冊を紹介して頂いた.当時は,よもや大学で漢方を講義する日が来ようとは夢にも思わなかったが,これらの書籍は漢方の学習の道標としてとても役に立った.本多先生は,アカデミアから離れていた私が復帰する際に多方面においてサポートして下さった.田中先生からは,北里大学薬学部と東洋医学総合研究所薬剤部就任時に,今では入手困難な貴重な書籍を含め何十冊もの生薬や漢方に関する書籍を戴き,さらに理解を深めることができた.このように恩師の方々から,講義室の内外で学び,得たことが生涯の貴重な財産となっている.「継続は力なり」というが,この力は自分の力だけではない.継続することで,周囲からもっと大きな力を得ることができる.恩師の方々に感謝するとともに,その思いを引き継ぐことの重大さを感じるこの頃である.
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編集後記
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