ファルマシア
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59 巻, 5 号
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目次
  • 2023 年 59 巻 5 号 p. 362-363
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    特集:薬剤師レジデント教育の最前線
    特集にあたって:薬剤師の卒後研修の1つに,薬剤師レジデント制度がある.今回,特色ある薬剤師レジデント教育を行っている施設をピックアップし,各施設での教育カリキュラムとその特徴,レジデント教育終了後の進路および主に病院薬剤師を志す薬学生に向けてのメッセージを中心にご執筆いただいた.各施設での薬剤師レジデント教育の目的はジェネラリストあるいはスペシャリストの養成であり,研修期間も2年から5年と多種多様である.薬剤師の卒後研修が本格的に議論されているなかで,その一翼を担う薬剤師レジデント制度を読者の皆様と共有できれば幸いである.
    表紙の説明:薬剤師免許取得後の駆け出し薬剤師は,将来への希望と不安を抱きつつ目の前にあるタスクを消化することで精一杯である.薬学部卒業時に就職の選択肢が多いなか,あえて厳しい環境である薬剤師レジデントを希望した薬剤師に敬意を示したい.本号の表紙は自らが希望する将来の薬剤師像に向かって,薬剤師レジデントの期間も楽しみと苦悩を抱いて業務および研修している姿をデザインした.
オピニオン
  • 木村 利美
    2023 年 59 巻 5 号 p. 361
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    薬学教育モデル・コア・カリキュラムでは「薬剤師養成には、6年間の卒前教育に加えて、卒後の研鑽を含め時間を要する」と、卒後臨床教育に期待が寄せられている。薬剤師の卒後臨床研修制度は2014年に「日本薬剤レジデント制度研究会」が発足し、2018年度の調査では49施設で取り組まれている。また卒業直後に薬剤師が身に付けるべき標準的な卒後研修カリキュラムを作成することを目的に「卒後臨床研修の効果的な実施のための調査検討事業」が実施されている。
Editor's Eye
話題
  • 国立がん研究センター東病院における取り組み
    川﨑 敏克
    2023 年 59 巻 5 号 p. 371-373
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    国立がんセンター(現・国立がん研究センター)は、1962年に東京都中央区築地に中央病院と研究所が開設され、30年後の1992年7月に千葉県柏市に東病院(以下、「当院」)が2つめの病院として開院された。両院とも、がん専門の医療従事者の育成を行っており、その一環として、薬剤部においても2006年に薬剤師レジデント制度を発足し、がん領域における専門性の高い薬剤師の育成に取り組んでいる。本稿では、当院における取り組みの特徴を紹介する。読者の皆様の参考となれば幸いである。
話題
  • 臨床と研究のリーダーとなる薬剤師育成を目指して
    川端 一功
    2023 年 59 巻 5 号 p. 374-376
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    国立循環器病研究センターでは心臓、脳、腎臓、周産期、代謝など、種々の循環器疾患患者に対し、循環器疾患の薬物療法に精通した薬剤師の育成を目的として、2年間の薬剤師レジデント制度を導入している。
    平成22年4月より開始された当制度では、令和4年3月までに20名がプログラムを終了している。将来この分野においてリーダーとなりうる人材を育成することを目標としており、また、臨床研究業務に取り組むことができる能力を養う。
話題
話題
  • 栗原 陽介
    2023 年 59 巻 5 号 p. 381-383
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    電子付録
    我が国では急激な少子高齢化のための社会的施策が立ち遅れ,深刻な少子化が進んでいる.このような社会環境を改善するために,2018年12月には成育基本法が成立し,2023年4月にはこれまでの縦割り行政を排するため,こども家庭庁が設置されるなど対策が進められている.こどもの健全な育成や女性の心身の健康のためには適切な医療を提供する人材が必要不可欠であり,国立成育医療研究センターでは成育領域に関する臨床,研究業務を合わせて行い,本領域の薬物療法の適正化ならびに,その発展に貢献できる薬剤師の育成に力を注いでいる.
話題
  • 高度急性期から慢性期まで,日本中で活躍できる薬剤師を目指して
    枦 秀樹
    2023 年 59 巻 5 号 p. 388-390
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    当レジデントプログラムの目標は“高度急性期から慢性期まで、日本中で活躍できる薬剤師を目指す”ことである。プログラムの特徴として、高度急性期・慢性期・地域医療のように、機能の異なる3病院をローテートしながら学ぶことで、それぞれの医療ステージを学び、質の高い薬物療法を提供できる薬剤師の教育を行なっている。それぞれの医療ステージからケア移行の問題を認識し、EBMの実践を学ぶプログラムとなっている。
話題
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話題
話題
話題
  • 千﨑 康司
    2023 年 59 巻 5 号 p. 401-404
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    名古屋大学医学部附属病院(以下、当院)では6年制教育の課程を修了した薬学生が卒業する2012年に合わせてレジデント制度が創設された。当院の卒後研修プログラムは医療薬学一般コース(PGY1)と医療薬学専門コース(PGY2)に分かれており、単年度ごとにプログラムの修了を認定している。PGY1は標準化した共通プログラムであるのに対し、PGY2は領域別の6コースが用意され、研修者個々のニーズに対応しやすい体制となっている。本稿では、当院のレジデントプログラムを紹介しつつ、個々のキャリア形成に対応したレジデント教育の在り方について考える。
話題
話題
話題
話題
新薬のプロフィル
  • 神永 誠
    2023 年 59 巻 5 号 p. 419-421
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    血栓性血小板減少性紫斑病(thrombotic thrombocytopenic purpura: TTP)は微小血管内に血小板血栓が形成され,血小板減少,臓器障害,溶血性貧血等を呈する指定難病である.後天性TTPは,自己抗体によりADAMTS13の活性が著減することで発症する.ADAMTS13はvon Willebrand factor(VWF)切断酵素であり,その活性低下により蓄積した超高分子量VWFに血小板が結合し,血小板血栓が形成される.後天性TTPは,急性かつ致死的な自己免疫疾患であり,標準療法の血漿交換と免疫抑制薬併用でも急性期死亡率は最大20%におよぶという報告がある.本剤は2018年に欧州,2019年に米国にて後天性TTPの治療薬として承認され,2022年9月に我が国でも「後天性TTP」を効能または効果として承認された.
日本ベンチャーの底力 その技術と発想力
薬用植物園の花ごよみ
日本人が知らないJAPAN
期待の若手
期待の若手
トピックス
  • 鹿又 喬平
    2023 年 59 巻 5 号 p. 432
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    新規な基質の反応位置・立体選択性などを予測するツールとして,機械学習を利用する試みが活発化している.C–H結合の官能基化反応では,配向基を用いず,触媒のみによって制御される反応の位置選択性を経験的に予測することは難しい.最近Boniらは,二核ロジウム錯体を触媒とするC(sp3)–H変換反応について,機械学習による位置選択性の予測モデルを報告したので紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Boni Y. T. et al., J. Am. Chem. Soc., 144, 15549–15561(2022).
    2) Ahneman D. T. et al., Science, 360, 186–190(2018).
  • 阪本 泰光
    2023 年 59 巻 5 号 p. 433
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    標的分子の立体構造情報に基づく薬剤分子設計手法であるStructure Based Drug Design(SBDD)は,創薬における開発期間の短縮,特異性の向上に大きく貢献している.SBDDにおける薬剤標的分子と化合物の親和性の予測に必要な結合自由エネルギーの計算手法の1つに,構造的に類似したリガンド分子の結合自由エネルギー差を予測する相対結合自由エネルギー(RBFE)計算がある. RBFEでは,化合物の解離-結合の中間状態のシミュレーションなしに化合物間の相対結合自由エネルギー(ΔΔG)が得られ,多大な計算コストを必要とせずに化合物間の結合親和性を予測できる特徴がある.また,親和性予測には薬剤標的分子の構造情報が必要となるが,近年,アミノ酸配列からタンパク質の構造を高精度で予測するソフトウェアAlphaFold2(AF2)が話題となっている.しかしながらリガンド結合部位において,十分な精度で構造を予測しSBDDによる創薬に活用できるのかは不明であった.今回Beumingらは,AF2による予測構造と実験的に得られたタンパク質の構造について,RBFEにより結合自由エネルギーを計算するプログラムであるFEP+®(シュレディンガー社)を用いた比較研究を行った.その結果,AF2による予測構造は,特定の条件を満たした場合においてのみ,リガンドとの結合親和性の予測に耐える十分な精度を有していることが示された.本稿では,Beumingらの研究の概要を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Cournia Z. et al., J. Chem. Inf. Model., 57, 2911-2937(2017).
    2) Jumper J. et al., Nature, 596, 583-589(2021).
    3) Wang L. et al., J. Am. Chem. Soc., 137, 2695–2703(2015).
    4) Beuming T. et al., J. Chem. Inf. Model., 62, 4351-4360(2022).
  • 栗澤 尚瑛
    2023 年 59 巻 5 号 p. 434
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    遺伝子工学の発展により,ゲノム情報を基に新規天然物を取得するゲノムマイニングが盛んに行われている.ゲノムマイニングを実施するにあたり,「どのような生物種・遺伝子に着目するか?」は最も重要な出発点であり,取得される天然物の化学構造の新規性はこの2点に大きく依存するといえる.本稿では,植物共生細菌が有するtrans-アシル基転位ポリケチド合成酵素(trans-AT PKS)に着目し,3種の興味深い新規天然物janustatin A-Cを発見したUeokaらの研究を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Ueoka R. et al., Nat. Chem., 14, 1193–1201(2022).
    2) Helfrich E. J. N., Piel J., Nat. Prod. Rep., 33, 231–316(2016).
    3) Ueoka R. et al., Angew. Chem. Int. Ed., 57, 14519–14523(2018).
  • 米野 雅大
    2023 年 59 巻 5 号 p. 435
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    細胞からのプロテオームは,ゲノミクスやトランスクリプトームといった核酸解析よりも細胞機能を直接表す指標になる.そのため,バルクサンプルのプロテオミクスのみならず,シングルセルプロテオミクス(SCP)も,質量分析計(MS)の向上により,大きく発展している.SCPは,ペプチドに分解して解析するボトムアッププロテオミクス(BUP)が中心となっている.一方でトップダウンプロテオミクス(TDP)は,ペプチドに分解しないプロテオミクスであり,試料中に存在する特定のプロテオフォーム(翻訳後修飾,遺伝的変異に起因するタンパク質のバリエーション)を識別・同定することが可能である.プロテオフォームの情報は,タンパク質を分解して解析するBUPでは得られないため,TDPは重要性が増してきている.しかしTDPは,1つのプロテオフォームのイオン化産物が多様であるため,スペクトルの減弱や重複が生じることが多く,検出されたペプチドのうちもとのタンパク質をカバーする割合であるプロテオームカバレッジが制限される.そこで,シングルセルトップダウンプロテオミクス(SC-TDP)で十分なカバレッジを達成するためには,極微量のサンプルの注入と分離にまだ改善が必要であると考えられる.本稿では,エレクトロスプレーイオン化(ESI)電圧を利用してキャピラリー電気泳動(CE)のキャピラリーからMSへの低流量を発生させ,細胞懸濁液から単一の細胞を注入・溶解する手法を開発した論文を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Kendall R. J. et al., Anal. Chem., 94, 14358-14367(2022).
    2) Nagaraj N. et al., Mol. Syst. Biol., 7, 548(2011).
  • 倉内 祐樹
    2023 年 59 巻 5 号 p. 436
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    感染症時に誘発される発熱,食欲の低下,疲労感,痛覚過敏,気分の落ち込みなどの生理的・精神的な変化はsickness behaviorと呼ばれる.これは末梢組織の免疫細胞から分泌されたサイトカイン類が脳の視床下部領域に作用して誘発される一連の反応で,感染に対する生存戦略システムである.特に発熱は生存に不可欠な生理応答であり,我々の体温は体温中枢である視床下部の視索前野で調節されることは知られているが,sickness behaviorに関わる細胞群は特定されていない.本稿では,感染症時の免疫シグナルを脳内で直接感知するVMPOLPSニューロンを同定した論文を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) McCusker R. H. et al., J. Exp. Biol., 216, 84–98(2013).
    2) Tan C. L. et al., Cell, 167, 47–59(2016).
    3) Osterhout J. A. et al., Nature, 606, 937–944(2022).
  • 北澤 耕司
    2023 年 59 巻 5 号 p. 437
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    「パラバイオーシス(parabiosis)」とは2匹の生きた動物が手術的に結合され,血液,血管,心臓などの循環系を共有するようになった状態を指す.組織の再生能力は加齢とともに低下するが,2005年にConboyらは若齢マウスと老齢マウスのパラバイオーシス(ヘテロクロニックパラバイオーシス)を確立し,若齢マウスの血液を老齢マウスに暴露することで老齢マウスの細胞の増殖と臓器の再生能力が改善することを報告した.それ以降,血液交換によるヘテロクロニックパラバイオーシスの研究が数多く報告され,老化関連因子が全身に伝播し若齢マウスに老化促進作用を及ぼすことが示されている.しかし,血液中の因子がどのように老化を促進するのか,そのメカニズムはわかっていない.本研究は,同グループからの報告で,ヘテロクロニックパラバイオーシスに,細胞老化がどの程度関与しているか明らかにした研究である.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Conboy I. M. et al., Nature, 433, 760-764(2005).
    2) Jeon O. H. et al., Nat. Metab., 8, 995-1006(2022).
  • 石田 慶士
    2023 年 59 巻 5 号 p. 438
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    世界保健機関によりCOVID-19パンデミックが表明されて約3年が経過した.その間,有効なワクチンが利用可能となり,COVID-19の予防・診断・治療は大きく進展した.一方,「Long COVID」と呼ばれる急性期以降の持続的な後遺症については,発症機序が十分に解明されておらず有効な治療法も確立されていないため,COVID-19回復後の人々のQOLを低下させる要因の1つとなっている.COVID-19の完全な克服には予防・診断・急性期での治療法の確立のみならず,Long COVIDの診断基準や治療法の確立が必要不可欠である.Long COVIDのうち,頭にモヤがかかったような神経症状は「ブレインフォグ」と呼ばれ,思考力や集中力の低下等の認知機能障害が,COVID-19罹患後少なくとも15か月間持続するケースが報告されている.本稿では,軽度なSARS-CoV2感染によってブレインフォグが生じるメカニズムの一端を明らかにしたFernández-Castañedaらの研究を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Ali S. T. et al., Ann. Clin. Transl. Neurol., 9, 950–961(2022).
    2) Fernández-Castañeda A. et al., Cell, 185, 2452–2468(2022).
    3) Wefel J. S. et al., CA Cancer J. Clin., 65, 123–138(2015).
  • 上島 智
    2023 年 59 巻 5 号 p. 439
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    アルツハイマー病(Alzheimer’s disease: AD)は記憶障害,失語,失認・失行等を主徴とする神経変性疾患である.ADの神経病理学的特徴として,大脳皮質や海馬の萎縮,神経細胞の脱落,アミロイドタンパク質β(amyloid beta protein: Aβ)の蓄積に伴う老人斑の出現や,タウタンパク質の異常なリン酸化に伴う神経原線維の変化が認められる.日本において,ADによる認知機能障害に対する薬物療法はアセチルコリンエステラーゼ阻害薬やNMDA受容体阻害薬が用いられているが,これらはいずれも対症療法である.近年,脳内の老人斑に蓄積したAβを標的とした抗Aβ抗体の開発研究が精力的に進められてきたが,我が国ではいまだADの抗体医薬が上市されていない.この一因として,これまで実施されてきた臨床試験は既にADを発症した患者を対象に実施されており,認知機能の改善効果が認められなかった可能性が考えられる.そこで本稿では,早期AD患者を対象とした抗Aβ抗体レカネマブの体内動態/薬力学的解析(pharmacokinetic and pharmaco- dynamic analysis:PK/PD解析)に関する報告を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Hayato S. et al., CPT Pharmaco-metrics Syst. Pharmacol., in press.
    2) Tucker S. et al., J. Alzheimers. Dis., 43, 575–588(2015).
    3) van Dyck C. H. et al., N. Engl. J. Med., in press.
紹介
追悼
  • 畑山 範
    2023 年 59 巻 5 号 p. 428
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/01
    ジャーナル フリー
    岸 義人先生が米国で1月9日にご逝去されました.ここに謹んでお悔やみ申し上げます.先生は名古屋大学で助手,助教授を務めた後,ハーバード大学に教授として招かれ,以来,特に天然物合成の分野で世界を先導する数々の輝かしい研究業績を残されました.すなわち,極めて合成困難な天然物の全合成を次々と達成し,さらには,抗がん剤の医薬開発も実現しました.こうした業績に対して,国内外の数多くの賞を受賞されております.
賞・研究奨励・助成
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