ファルマシア
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56 巻 , 4 号
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目次
  • 2020 年 56 巻 4 号 p. 288-289
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    電子付録
    ミニ特集:乾癬治療の最前線
    ミニ特集にあたって:乾癬は,慢性炎症性の皮膚疾患であり,皮膚の細胞が異常に増殖することでかゆみ,爪の変形,関節炎等様々な症状が発現する.また,乾癬という病名や見た目から“感染する”とよく誤解されるが,うつることはなく,遺伝的素因に様々な環境因子(不規則な生活や食事,ストレス,肥満,感染症,特殊な薬剤など)が原因であると言われている.これまで乾癬の治療には,外用療法,光線(紫外線)療法,内服療法が行われていたが,近年生物学的製剤による注射治療が開発され,患者QOLの向上に大きく貢献している.本稿では,乾癬の臨床や研究に携わっている先生方にご執筆いただくことにより,今後の乾癬治療や啓発活動について考えていきたい.
    表紙の説明:いよいよ新学期.大学には新入生が,職場には新人が入ってくる.受験時には,天神さん(天満宮)に合格祈願した読者も多いのではないだろうか.天満宮に祀られている菅原道真は,梅をこよなく愛し,大宰府に左遷させられた道真を慕って京から梅の木が飛んできたとの伝承がある(飛梅伝説).そんなことから,梅鉢紋が三階松紋と並んで天満宮の神紋になっているらしい.電子付録では,波乱万丈の道真の生涯,梅の花,梅にまつわる文化,さらには梅の家紋と著名人を紹介したい.
オピニオン
  • 政田 幹夫
    2020 年 56 巻 4 号 p. 287
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    薬学は科学における全ての領域にまたがる総合的学問であると同時に,薬学部は人の生命に係わる医療人を育成する使命を担っている.我が国では,2006年から薬学教育が六年制になった.近年の驚異的な進歩を遂げている医学・薬学分野(バイオ・遺伝子・再生医療等医療・医薬品)の学問を修めることに加え,それまで不足していた臨床における実践能力を培うため,教育年限が延長され,22週間の実務実習を必須とするなどの大改革が行われた.さらに,2013年の新モデルコア・カリキュラムでは,卒業までに修得されるべき「薬剤師として求められる基本的な資質」を明示し,「薬の専門家として,豊かな人間性と生命の尊厳について深い認識を持ち,薬剤師の義務および法令を遵守すると共に,人の命と健康な生活を守る使命感,責任感および倫理観を有すること」を求めている.医学(医師)と薬学(薬師)が分離された1240年のフリードリッヒⅡ世の時代から薬学(薬師)に求められ続けている「医薬品に対する高度な知識や技術の修得」と「人に対する高い生命倫理観」を根幹とし,何を教えたかではなく,何を学び・修得できたかを到達目標とした教育に切り替えられた.
Editor's Eye
インタビュー
ミニ特集 セミナー
ミニ特集 セミナー
  • 特に感染症に関して
    小村 純子, 小林 哲
    2020 年 56 巻 4 号 p. 306-308
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    近年,乾癬の新たな治療薬として抗体医薬品が続々と承認されている.2019年11月末現在,抗TNFα抗体製剤であるインフリキシマブおよびアダリムマブ,抗IL-12/23p40抗体であるウステキヌマブ,抗IL-17A抗体であるセクキヌマブおよびイキセキズマブ,抗IL-17受容体A抗体であるブロダルマブ,抗IL-23p19抗体であるグセルクマブ,抗IL-23p14抗体であるリサンキズマブの8剤が使用可能であり,インフリキシマブのバイオシミラー5剤も2017年末から販売されている.乾癬治療における抗体医薬品の適応は,既存治療で十分な効果が得られない患者である.これら抗体医薬品の安全性については,薬理作用に起因した感染症の副作用発現割合が高いことが知られている.他に,注目される有害事象として,悪性腫瘍の発現,心血管イベント,好中球減少症,過敏症および注射部位反応が挙げられる.
ミニ特集 セミナー
ミニ特集 セミナー
  • 大石 信雄, 山浦 克典
    2020 年 56 巻 4 号 p. 314-318
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    乾癬は、表皮の鱗屑、紅斑、および肥厚の3症候を呈する慢性難治性皮膚疾患である。生物学的製剤の普及により、乾癬はコントロール可能な疾患となりつつあるが、ヒスタミンなどの炎症や痒みと関連する生理活性物質と病態との関わりについては、不明な点が今なお多く残っている。本稿では、乾癬とヒスタミンとの関わりについて、発症に関与する細胞におけるヒスタミン受容体の発現や、ヒスタミンが乾癬の皮膚症状や痒みに及ぼす影響を中心に紹介する。
ミニ特集 話題
ミニ特集 話題
最前線
最前線
FYI(用語解説)
  • 市山 進, 佐伯 秀久
    2020 年 56 巻 4 号 p. 335_1
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    健常皮膚部に摩擦,感染,紫外線などの刺激が加わった後,刺激部位に一致して原疾患と同じ皮疹が生じる現象(isomorphic response).乾癬,扁平苔癬,サルコイドーシスなどが典型例.表皮角化細胞が障害を受けて放出する各種分子,IFN-αなどのサイトカイン,T細胞が関わる.他臓器にもKöbner現象が起こることがあり,乾癬性関節炎はその1例と考えられている.青年性扁平疣贅にみられる掻破部位に一致した線状皮疹の本態はウイルスの自家接種であり,上記のKöbner現象とは意味が異なる.なお,刺激部位に一致して原疾患と異なる皮疹が形成される場合はisotopic responseと呼ばれる.
  • 松尾 一彦, 中山 隆志
    2020 年 56 巻 4 号 p. 335_2
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    免疫細胞は,生体内を循環することで異物侵入に対して全身をパトロールしているが,いざ異物が侵入してくると,その侵入部位へ即座に動員される.このような免疫細胞の細胞遊走には,方向性を持たないランダムな運動(chemokinesis)と細胞遊走因子の濃度勾配にしたがった方向性を持った運動(chemotaxis)に分けられる.Chemotaxis反応では,標的部位におけるケモカインの発現と免疫細胞におけるケモカイン受容体の選択的発現によって,免疫細胞の体内動態は緻密に制御されている.また細胞が,細胞外マトリックスに結合した細胞遊走因子と接触することで引き起こされる運動(haptotaxis)もある.
  • 松尾 一彦, 中山 隆志
    2020 年 56 巻 4 号 p. 335_3
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    免疫系の主役となるリンパ球は,血管系とリンパ系を絶えず循環し,外界からの異物侵入に対してパトロール役として機能する.骨髄や胸腺などの一次リンパ組織で産生されたリンパ球は,二次リンパ組織に流入し,さらにその場を離れて全身を巡り,再び特定の二次リンパ組織に戻ってくる.この現象をリンパ球ホーミングという.この特定の組織への流入を制御する分子メカニズムには,リンパ球上に発現する接着分子やケモカイン受容体と標的組織の血管に発現するケモカインの組み合わせが重要である.例えば,リンパ節ホーミングには,接着分子L-セレクチンおよびケモカイン受容体CCR7が重要な役割を果たすことが明らかにされている.
  • 平出 耕石
    2020 年 56 巻 4 号 p. 335_4
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    乾癬の重症度は,複数の指標によって総合的に判断される.医師による皮膚症状の客観的評価および患者自身による日常生活の主観的評価に大別される.これらを点数化し,スコアを算出することで治療効果が判別される.
    Psoriasis area and severity index(PASI)は,全身(頭部・体幹・上肢・下肢)について,皮疹が発現する部位,大きさ,程度に対し,重症度により0〜4点で合計点数を求め評価する方法である.Dermatology life quality index(DLQI)は,皮膚の状態によって患者が感じる日常生活の不便さについて,10個の質問に対する回答を点数化し,生活の質を0〜30点で評価する方法である.
承認薬の一覧
  • 新薬紹介委員会
    2020 年 56 巻 4 号 p. 337
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    本稿では厚生労働省が新たに承認した新有効成分含有など新規性の高い医薬品について,資料として掲載します.表1は,当該医薬品について販売名,申請会社名,薬効分類を一覧としました.
    本稿は,厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課より各都道府県薬務主管課あてに通知される“新医薬品として承認された医薬品について”等を基に作成しています.今回は,令和2年1月14日,1月23日付分の情報より引用掲載しています.また,次号以降の「承認薬インフォメーション」欄で一般名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果などを表示するとともに,「新薬のプロフィル」欄において詳しく解説しますので,そちらも併せて参照して下さい.
    なお,当該医薬品に関する詳細な情報は,医薬品医療機器総合機構のホームページ→「医療用医薬品」→「医療用医薬品 情報検索」(http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/)より検索できます.
最終講義
前キャリアが今に生きること
留学体験記 世界の薬学現場から
  • ハワイでの留学生活を経験して
    小幡 由紀
    2020 年 56 巻 4 号 p. 342-343
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    私は,2016年4月から9月中旬までの約6ヶ月間,University of Hawaii Cancer Center(ハワイ大学がんセンター)に留学する機会をいただいた.短い留学期間であったが,研究成果が得られただけではなく,アメリカの研究者の生活やバックグラウンドの異なる人々の考え方の違いなどを知ることができ,ハワイの文化や風習に触れる機会もあって,とても充実した研究留学を経験することができた.
トピックス
  • 森崎 一宏
    2020 年 56 巻 4 号 p. 344
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    高度にフッ素化されたペンタフルオロスルファニル(SF5)基は,オクタヘドラル構造を特徴とする,高い電子求引性や脂溶性を有する置換基であり,その高い安定性から生物活性物質への導入が検討されている.一方,SF5基のコンゲナーであるペンタフルオロテラニル(TeF5)基は,SF5基よりも立体的に嵩高く,高い脂溶性が期待されるものの,実用的な合成法は報告されておらず,その構造や安定性に関する知見は限られていた.今回Pitts,Santschi,Togniらは,独自に開発したペンタフルオロアリールスルファン(ArSF5)合成法を応用することで様々なペンタフルオロアリールテラン(ArTeF5)の合成に成功した.また,ArTeF5のX線構造解析やその反応性に関して種々検討したので紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Savoie P. R., Welch J. T., Chem. Rev., 115, 1130-1190(2015).
    2) Pitts C. R. et al., Angew. Chem. Int. Ed., 58, 1950-1954(2019).
    3) Bornemann D. et al., Angew. Chem. Int. Ed., 58, 12604-12608(2019).
  • 大金 賢司
    2020 年 56 巻 4 号 p. 345
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    ヒトやほ乳類の細胞は,二組の染色体を持ち,二倍体と呼ばれる.二組の遺伝子を持つことで,遺伝的多様性に加え,遺伝子変異などに対して頑健さを持つ.一方,ゲノム編集技術等によるノックアウトスクリーニングでは,むしろ一組の遺伝子のみを持つ半数体(一倍体:haploid)の細胞の方が好ましい.近年,ヒト由来の半数体培養細胞株が樹立されて遺伝学的スクリーニングに用いられるようになり,ウィルスの侵入機構等の分子レベルでの理解に大きく寄与している.しかしながら,半数体細胞は不安定で,培養を続けるうちに二倍体が増えるなど,課題も残っている.
    本稿では,半数体の維持に有用な化合物をスクリーニングにより探索し,タキソール誘導体にそのような作用があることを見いだした論文を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Carette J. E. et al., Nature, 477, 340-343(2011).
    2) Olbrich T. et al., Cell Reports, 28, 597-604(2019).
  • 吉野 悠希
    2020 年 56 巻 4 号 p. 346
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    現在日本では,インフルエンザウイルス感染症に対する治療薬として,ノイラミニダーゼ(NA)阻害薬とキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬が使用されている.しかし,これらの薬剤には既に耐性ウイルスの存在が報告されており,将来薬剤耐性を獲得した強毒性ウイルス,あるいは新型のインフルエンザウイルスによるパンデミックが生じることが危惧されるため,現在新しい抗インフルエンザ薬の開発研究が活発に行われている.本稿では,民間薬として知られるゲンノショウコの抗インフルエンザ活性に着目し,その評価と活性成分の探索を行ったChoiらの研究成果について報告する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) 齋藤玲子,日耳鼻,115, 663-670(2012).
    2) Uehara T. et al., J. Infect. Dis., 221 346-355(2020).
    3) Choi J. G. et al., Sci. Rep., 9, 12132(2019).
    4) Bastian F. et al., Molecules, 23, 1346(2018).
  • 高山 卓大
    2020 年 56 巻 4 号 p. 347
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    質量分析法(MS)は分解能や質量真度のみならず,特に同一測定内におけるデータ依存/非依存的タンデム質量分析法(MS/MS)の取得においても進歩しており,オミクス研究の深度向上に一役買っている.
    MSによる網羅解析では質量を化合物の同定に用いるため,同質量の異性体の解析は難易度が高い.脂質においては,①脂肪鎖のグリセロール結合位置,②不飽和脂肪酸部の炭素-炭素二重結合(C=C)位置,③EZ異性体,④光学異性体の4つに同質量の異性体組み合わせが存在する.①は一般的なMS/MSで用いられる衝突誘起解離(CID)により分析可能である.しかしながら②〜④は同定が難しく,新たな技術の開発が望まれる.以下,本稿では②の分析法の開発研究について紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Cody R. B., Freiser B. S., Anal. Chem., 51, 547-551(1979).
    2) Ma X., Xia Y., Angew. Chem. Int. Ed., 53, 2592-2596(2014).
    3) Kuo T. H. et. al., Anal. Chem., 91, 11905-11915(2019).
  • 近江 純平
    2020 年 56 巻 4 号 p. 348
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    脂肪組織はエネルギーを中性脂肪として蓄える貯蔵器官であると共に,アディポサイトカインと総称される生理活性物質の分泌により代謝恒常性の維持を担う内分泌器官としても機能する.近年,肥満時の脂肪組織における炎症反応が,インスリン抵抗性に代表される代謝異常に寄与することが報告されている.このような炎症反応には脂肪細胞のみならず,脂肪組織内に浸潤するマクロファージをはじめとした多様な免疫細胞が関与することが明らかにされており,「免疫」と「代謝」の密接な関連が確立されつつある.本稿では,肥満の進行に伴う種々の代謝異常に対して保護的に機能する新たなマクロファージサブセットを見いだしたJaitinらの研究を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Jaitin D. A. et al., Cell, 178, 686-698(2019).
    2) Hill D. A. et al., Proc. Natl. Acad. Sci. U. S. A., 115, E5096-E5105(2018).
    3) Wang Y. et al., Cell, 160, 1061-1071(2015).
  • 室井 慎一
    2020 年 56 巻 4 号 p. 349
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    アストロサイトはグリア細胞の一種で,様々な細胞へと突起を伸ばすことで血液脳関門の形成,シナプス機能の調節などの役割を担っている.このような機能は,アストロサイト突起の活発な運動性に起因するものであると考えられているが,その詳細は不明である.本稿では,アストロサイト突起の運動性やシナプス機能について,アストロサイトに発現している水チャネルであるaquaporin-4(AQP4)に着目して調べたCiappelloniらの論文を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Ciappelloni S. et al., Cell Rep., 27, 3860-3872(2019).
    2) Phuan P. W. et al., J. Biol. Chem., 287, 13829-13839(2012).
    3) Walker-Caulfield M. E. et al., J. Neuroinflamm., 12, 185(2015).
  • 中嶋 和紀
    2020 年 56 巻 4 号 p. 350
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    がんの転移は,がんの症状と死亡率を上昇させる主な原因である.その過程は腫瘍細胞が周囲の組織に浸潤して血流に入り,別の転移巣に定着することにより生じる.上皮-間葉転換(epithelial mesenchymal transition: EMT)は上皮性がんが移動特性を獲得して間葉系に浸潤していく,がん転移の初期プロセスである.
    腫瘍細胞において代謝変化が起きていることは周知の事実である.活発に増殖する腫瘍細胞では,グルコースの取り込み量を高めてワールブルク効果という好気的解糖を活性化し,細胞の増殖や転移を促している.しかし,これらの代謝変化はEMTでも起きているが,その役割はほとんど分かっていなかった.今回Wangらによって,グルコース代謝物であるUDP-glucose(UDP-Glc)がEMTの誘導を阻害し,がん転移を抑えることが明らかにされたので紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Kang H. et al., Int. J. Mol. Sci., 20, 2042(2019).
    2) Wang X. et al., Nature, 571, 127-131(2019).
    3) Arnold J. M. et al., Oncogene(2019), DOI: 10.1038/S41388-019-0885-4.
  • 小林 亮
    2020 年 56 巻 4 号 p. 351
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    近年アレルギー疾患患者の増加が問題となっている.東京都が行ったアレルギー疾患に関する3歳児全都調査によると,食物アレルギー(food allergy: FA)の罹患者は,平成11年の7.1%から平成26年には16.7%と増加したことが報告されている.FAは経年により改善する場合が多いが,その罹患が喘息等その他のアレルギーに罹患する「アレルギー・マーチ」につながることもあるため,FAの予防は重要である.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Lack G., J. Allergy Clin. Immunol., 121, 1331-1336(2008).
    2) Flohr C. et al., J. Invest. Dermatol., 134, 345-350(2014).
    3) Sørensen M. et al., Allergy, 72, 1548-1555(2017).
    4) Tsilochristou O. et al., J. Allergy Clin. Immunol., 144, 494-503(2019).
    5) Levin M. E. et al., J. Allergy Clin. Immunol., 145, 415-426(2020).
紹介
資料
  • 穐山 浩
    2020 年 56 巻 4 号 p. 336
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー
    「食品衛生法」は、飲食による健康被害の発生を防止するための法律である。日本の食を取り巻く環境変化や国際化等に対応し、食品の安全を確保するため、広域的な食中毒事案への対策強化、事業者による衛生管理の向上、食品による健康被害情報等の把握や対応の的確化、国際整合的な食品用器具等の衛生規制の整備、いわゆる「健康食品」による健康被害防止の措置、実態等に応じた営業許可・届出制度や食品リコール情報の報告制度の創設等の措置を講ずるために本法の改正が行われた。
追悼
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