In late years the succession of the expert skill becomes the social problem. Therefore, quantification and database compilation of skill motion, the development of the education support system are extremely important for accumulation and the education of the skill. Then we intended for the arc welding skill in this study. The system which we developed evaluates the three-dimensional motion information that we acquired by the motion capture system based on the judgment standard of the expert skill person quantitatively.
日常会話のうなずきを微細に観察すると,頭が上がるP型と上がらない非P型があることがわかった.また両者の頻度はあいづちによって異なり「あ」系ではP型が,それ以外では非P型が多いことが明らかになった.
第一筆者は13年間〝プロアスレチックトレーナー〝としてアスリートのトレーニング指導に従事して来た(2004年から7年間は「北海道日本ハムファイターズ」にてプロ野球選手の指導).2009年からは第二筆者諏訪との共同研究を開始し,自らが「140㎞の速球を投げること」を目的に,日々の技術練習や体力トレーニングが本来選手にとってどうあるべきなのかを身体的メタ認知により模索し続けている.トレーナーである自分自身が対象となる「競技技術」に内部観測的に意識を向けることで,指導者としてのあり方が変わり,新たな指導方法を開拓し始めている.本研究は,自らのメタ認知を通して第一筆者の身体観が指導方法にどう変革を与えてきたかを振り返り探究するものである.
身体的メタ認知実践による身体と意識のデザイン(開拓)を習慣づけるには,どのような環境を整えればよいか.筆者らがデザインする「hex」と「まるめも」の事例から,身体的メタ認知を促進する文房具について考察する.
身体知は長年の経験によって身体に刻み込まれた知能であるが、暗黙的で言語化することが容易でなく、他者との共有や伝承も容易でないとされている。本研究ではトップアスリートの身体知を知るために、陸上競技・走り高跳びの元日本記録保持者である吉田孝久氏に、4時間を越えるロング・インタビューを行なった。内容は走り高跳びの技術、練習の目的や意味、身体を捌く感覚(身体感覚)やイメージ、競技環境、集中力などであったが、今回は 身体感覚などについて報告する。