医療用情報システムのインテリジェント化に向け、疾患知識ベースに代表される各種資源の整備が求められている。しかし、医療用情報資源は整備に要するコストが高く、研究開発の障害となって来た。そこで、精度重視の手動編纂と網羅性重視の自動生成の情報をハイブリッド化するとともに、エンドユーザーの利用統計を用いて精度向上を図ることで、コストの低廉化と精度の向上を両立する新たな手法について提案を行う。
本研究では,ユーザ独自の視点に基づいたデータ作成・収集を行うウェブアプリケーションKotoliを提案する.Kotoliは,データ入力項目を自由に設定できるテンプレートを作成することで,テンプレート作成ユーザが事柄を評価する視点に基づいてデータを記録することができる.また,写真をどのようなアングルで撮影すればいいかなど撮影視点を指示するテンプレート撮影も提案する.テンプレート撮影は,撮影の指示が書かれた画像上に写真を埋め込む枠(カメラフレーム)を配置することで,指示を見ながらカメラフレームを埋めていくような撮影を実現する.これにより,テンプレート作成ユーザが意図するような写真データを集めることができる.
社会的な課題解決の支援を目指し,類似目標を持つ主体間の協業促進のための目標マッチングサービスを試作する.既存SNSと連携し,目標データの公開機能や類似目標を持つ主体の推薦機能を実装する.社会的課題の例として震災復興を取り上げ,ユースケースや運用イメージを示す.