本校は平成14年度4月にSSH研究開発校に指定された全日制普通科高校である。大阪市の北部を流れる淀川沿いに位置し,周辺に数多くの化学系企業が隣接,大阪大学豊中キャンパスへは阪急電車で30分余りという恵まれた立地条件にある。研究指定を受けたことに伴い55コースを設置し,高校入学時に既に理数系の学習に高い興味を持ち,校内での実験や講演,大学や各種研究所等での見学や実習に参加することを希望する生徒を2クラス程度募集,3学年がそろった本年度は約170名の生徒に対して,様々なプログラムを実施している。本稿では,それらの中から,大学や企業との連携によって実施する「課題研究」,第1学年55コース生に対する「化学実験講座」や,小学生や中学生が高校生と交流する「北野高校1日体験化学ラボ」,NPO法人との連携による「デジタルコンテンツの開発と授業実践」について報告する。
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