化学と教育
Online ISSN : 2424-1830
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67 巻, 11 号
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化学教育 徒然草
ヘッドライン エネルギーの創蓄を化学で考える
レーダー
実験の広場
ビギナーのための実験マニュアル
科学賞の受賞をたたえて
講座:世の中を変えた反応・材料・理論
  • 梶本 哲也
    2019 年67 巻11 号 p. 550-553
    発行日: 2019/11/20
    公開日: 2020/11/01
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    現在,抗生物質の普及によって人類は多くの感染症から身を守ることができている。病原性細菌を狙い撃ちにする「魔法の弾丸」が次々に開発され,私たちは,まさに「抗生物質の時代」に生きていると言える。抗生物質の代表格は,何と言っても20世紀中ごろから世紀を超えて今日まで広く使われているβ-ラクタム系抗生物質である。β-ラクタム系抗生物質はペニシリンの発見と製品化によって開拓された医薬品である。人類を細菌感染症の威嚇から解放したペニシリンの発見は,医薬品開発の中ではセレンディピティーとして取り扱われることが多いようである。しかし,ペニシリンが医薬品として開発される過程には,シードを発見した研究者の鋭い観察力と忍耐力ならびに医薬品開発に使命感をもった企業とその研究者たちの高い志が垣間見られる。今回は,ペニシリンの発見からノーベル賞受賞に至るまでの過程とその後の抗生物質開発に及ぼした影響について概説したい。

  • —研究者の手で創り上げられた抗菌薬のゴールドスタンダード—
    杉田 和幸
    2019 年67 巻11 号 p. 554-557
    発行日: 2019/11/20
    公開日: 2020/11/01
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    葉酸の合成を阻害することによって抗菌活性を示すサルファ剤に続いて,β-ラクタム系抗生物質のペニシリンが発見され,細菌による脅威から人類を守る手段が獲得され始めた。既存抗菌薬が無効な菌に対処するため,作用メカニズムの異なる抗菌薬を見出す努力を続ける中で,我々が新たに手にした新規抗菌薬の1つがキノロン系合成抗菌薬である。風邪を引いたときに,細菌による感染が疑われる場合,主として処方されるマクロライド系抗生物質およびセフェム系抗生物質と並ぶ,主要な経口抗菌薬の1つである。

シリーズ:ものづくりと学問 ―スイーツと化学―
  • 山本 美桜, 日野 志朗
    2019 年67 巻11 号 p. 558-559
    発行日: 2019/11/20
    公開日: 2020/11/01
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    紀元前からある砂糖は,料理やお菓子などに用いられており,人々の生活には必須の存在である。サトウキビやテンサイを原料として砂糖はつくられる。様々な種類の砂糖があるのは日本特有であり,それぞれの特性を活かして様々な料理やスイーツに用いられている。また,砂糖には親水性など様々な機能があり,甘みを出すためだけでなく,防腐目的や口当たりを良くするためにも砂糖は用いられている。

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