20世紀末, 炭酸ガスによる温暖化, 酸性雨での環境破壊, フロンによるオゾン層破壊など, 化学者が解決すべき地球環境問題が瀕出している。燃料やゴミの燃焼に起因する問題を定量的に評価するには熱力学の知見が必要である。本稿では将来のゴミ燃焼炉取扱いの突破口となるように, 燃焼反応取扱いの化学式と熱力学データ運用の留意点, 工業化した大量処理の流通法装置の考え方, ゴミをグラファイトに単純化, モデル化して例示し, 物質収支式運用(物質保存則運用), その運用式への具体的な熱力学データを投入し, 断熱火炎温度を計算した。
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