化学と教育
Online ISSN : 2424-1830
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64 巻 , 11 号
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化学教育 徒然草
ヘッドライン:グローバル化に対応した科学英語
レーダー
実験の広場
5分間デモ実験
科学賞の受賞をたたえて
講座:ご当地の化学
  • 幸田 明生, 坊垣 隆之
    2016 年 64 巻 11 号 p. 556-559
    発行日: 2016/11/20
    公開日: 2017/05/01
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    昨今の発酵ブームの中,当社では清酒メーカーとして長年にわたり培ってきた醸造技術を基に,清酒から機能性素材を単離し,また酒粕などの醸造副産物を有効利用した商品開発を実施している。他方,酵素を大量に分泌生産する能力を有する醸造微生物である麹菌を使用したタンパク質生産システムを開発し,タンパク質の受託発現サービスを始めるなど新たなバイオ事業にも挑戦している。本講座では,機能性素材の開発とバイオ事業にスポットを当て酒蔵の取り組みを紹介する。

  • 藤村 弘行
    2016 年 64 巻 11 号 p. 560-563
    発行日: 2016/11/20
    公開日: 2017/05/01
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    造礁サンゴには褐虫藻と呼ばれる数十マイクロメートルの単細胞の藻類が共生しており,この褐虫藻の光合成で作られた光合成産物をエネルギー源としてサンゴの軟組織下部にある骨格との隙間(石灰化部位)にカルシウムイオンを送り込む。一方でミトコンドリアでの有機物分解で生じた二酸化炭素は炭酸水素イオンや炭酸イオンとなって,石灰化部位に運ばれ炭酸カルシウムが生成する。サンゴの白化現象は,強い光で破壊された褐虫藻の光合成系が高水温により修復されなくなり,サンゴと褐虫藻とのこのような物質のやり取りを通した共生関係が崩れることによって生じる。最近では海洋酸性化がサンゴ礁への新たな脅威となり,サンゴ礁は衰退の一途をたどっている。

シリーズ:教科書から一歩進んだ身近な製品の化学 ―匠の化学―
  • 山本 工
    2016 年 64 巻 11 号 p. 564-565
    発行日: 2016/11/20
    公開日: 2017/05/01
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    私たちは食事をして,健康を維持しているが,料理をする道具として一番身近に[包丁]がある。包丁の切れ刃の部分は金属部分であるが,この刀身部がどのような材質からできているのか,またこの材質が近年どのように変遷し進化してきたかを述べたい。包丁などの刃物の作製技術は,単なる金属加工と思われる節もあるが,その技術の真髄は,金属冶金工学や材料科学など複数の学問が融合した技術に裏付けされていることがわかる。

委員長発 SOMETHING NEW
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