雪氷

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GCW（Global Cryosphere Watch，略称GCW；全球雪氷圏監視計画）は2007年のWMO（世界気象機関）第15回総会において提案された．現在，事前運用段階にあり，観測，統合プロダクト，情報とサービスに関する作業を中心に準備が進められているが，全体として順調に進んでいる．GCWの中心をなす雪氷の観測登録点数は2018年現在，世界全体で140か所であり，日本からの登録は4か所である．また1-2年に一回開催される地域WSは2017年にはアフリカで開催された．最近ではWMO内の関連事業，他の国際機関などの関連プロジェクトとの関連・協力の検討が増えてきている．また現在WMOでは全体の組織改革が議論されていて，その中でのGCW の位置づけに関する議論が重要な検討課題となっている．本報告の最後には，2018年当初に開催された運営委員会の報告を参考資料として添付してある．

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