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日本教科教育学会誌
Online ISSN : 2424-1784
Print ISSN : 0288-0334
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23 巻 (2000)
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22 巻 (1999)
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21 巻 (1998)
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3 号 p. 1-
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20 巻 (1997)
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19 巻 (1996)
4 号 p. 163-
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2 号 p. 57-
1 号 p. 1-
18 巻 (1995)
4 号 p. 177-
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2 号 p. 1-
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17 巻 (1994)
4 号 p. 143-
3 号 p. 103-
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16 巻 (1993)
4 号 p. 127-
3 号 p. 81-
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15 巻 (1991)
4 号 p. 121-
3 号 p. 79-
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14 巻 (1989)
4 号 p. 159-
3 号 p. 85-
2 号 p. 35-
1 号 p. 1-
13 巻 (1988)
3-4 号 p. 79-
2 号 p. 37-
1 号 p. 1-
12 巻 (1987)
4 号 p. 109-
3 号 p. 81-
2 号 p. 51-
1 号 p. 1-
11 巻 (1986)
3 号 p. 101-
2 号 p. 51-
1 号 p. 1-
10 巻 (1985)
3-4 号 p. 87-
2 号 p. 39-
1 号 p. 1-
9 巻 (1984)
4 号 p. 159-
3 号 p. 113-
2 号 p. 37-
1 号 p. 1-
8 巻 (1983)
3-4 号 p. 31-
2 号 p. 73-
1 号 p. 1-
7 巻 (1982)
4 号 p. 177-
3 号 p. 129-
2 号 p. 55-
1 号 p. 1-
6 巻 (1981)
4 号 p. 1-
3 号 p. 175-
2 号 p. 89-
1 号 p. 1-
5 巻 (1980)
4 号 p. 181-
3 号 p. 127-
2 号 p. 47-
1 号 p. 3-
4 巻 (1979)
4 号 p. 201-
3 号 p. 127-
2 号 p. 61-
1 号 p. 1-
3 巻 (1978)
3 号 p. 89-
2 号 p. 36-
1 号 p. 1-
2 巻 (1977)
1-2 号 p. 1-
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韓国人日本語学習者の句末イントネーションにおける韓国人学習者と日本語母語話者の評価
金 瑜眞
2018 年 41 巻 2 号 p. 1-14
発行日: 2018年
公開日: 2020/01/26
DOI
https://doi.org/10.18993/jcrdajp.41.2_1
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韓国人日本語学習者の句末イントネーション「昇降調」「ゆすり調」「上昇調」「自然下降調」の自然さについて,学習者と日本語母語話者に6段階評定(1自然じゃない-6自然)を求めた。その結果,両者ともに「昇降調」「自然下降調」は自然,「ゆすり調」「上昇調」は不自然だと評価され,従来の研究で区別されなかった「昇降調」と「ゆすり調」を学習者は弁別でき,「ゆすり調」を不自然と評価できることが示された。さらに,評価基準についてインタビューを行った結果,母語話者は発話場面を考慮した評価を行うが,学習者は高さや長さなど韻律的特徴と日本語らしさ・韓国語らしさに注目し,発話場面を十分に考慮していないことから,発話場面を考慮した適切な使用を促す発音指導の必要性が示唆された。
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(495K)
中学生におけるヘルスリテラシーの構造と保健知識及び生活習慣との関連
― 中学生用ヘルスリテラシー尺度の開発と保健教育への応用の検討 ―
山本 浩二, 渡邉 正樹
2018 年 41 巻 2 号 p. 15-26
発行日: 2018年
公開日: 2020/01/26
DOI
https://doi.org/10.18993/jcrdajp.41.2_15
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本研究の目的は,日本の中学生に必要なヘルスリテラシーの構造を検討し,保健知識及び生活習慣との関連を調査することである。中学生のヘルスリテラシーを測定する質問紙調査項目を作成し,国立大学附属中学校1年生159名に実施した。因子分析の結果,5因子が抽出され,因子1「健康管理思考力」,因子2「生活習慣改善力」,因子3「健康情報リテラシー」,因子4「ヘルスコミュニケーション」,因子5「アサーション」と命名した。作成したヘルスリテラシー尺度を用い,中学生1年~3年460名を対象にヘルスリテラシー尺度得点と保健学習知識得点及び生活習慣得点との関連を調査した。その結果,ヘルスリテラシー尺度得点と保健学習知識得点及び生活習慣得点それぞれに弱い相関が認められた。さらに,ヘルスリテラシーの理論的課題とヘルスリテラシー尺度の保健教育への応用について検討した。
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(566K)
日本人EFL大学生の動機付け向上を目指したブレンド型授業におけるe-ラーニングの効果
― 自己決定理論に基づいて ―
山本 淳子, 大場 浩正
2018 年 41 巻 2 号 p. 27-40
発行日: 2018年
公開日: 2020/01/26
DOI
https://doi.org/10.18993/jcrdajp.41.2_27
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日本人大学生の英語学習に対する動機付けを高めることを目的として,ラーニング・マネジメント・システム(LMS)の一つであるGoogle Classroom を利用して,オンライン学習と対面授業を組み合わせたブレンド型授業(反転授業)を展開した。この授業を受けたグループを介入群,通常の授業を受けたグループを統制群として,動機付け質問紙調査の前後差を比較した。介入群では自己決定理論に基づき,自律性,有能性,関係性の欲求を満たすべく,学生の自主性を尊重し,達成感を得られるような工夫を加え,関係性を重視した。介入群が行ったe-ラーニングが,3つの欲求にどのように影響するのか分析したところ,介入群に負の効果が現れた。その結果の背景には,習熟度,負荷,交流不足,PC の操作性の問題があったと推測する。ただし,操作性の問題は,学年が上がりPC の扱いに慣れるにつれ軽減すると思われる。 事後のスピーキングテストを2群で比較したところ,介入群の平均点が統制群よりも高かった。これは事前の英語テストにおける下位群が得点を押しあげていたためであることがわかった。スピーキングテストに関して言えば,介入は群全体でなく,英語能力の低い学生ほど有効に働いた可能性がある。
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(832K)
小学校社会科授業における価値判断の分析対象
― 多面的な価値判断基準の育成をめざして ―
紙田 路子
2018 年 41 巻 2 号 p. 41-50
発行日: 2018年
公開日: 2020/01/26
DOI
https://doi.org/10.18993/jcrdajp.41.2_41
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本研究は, 小学校社会科授業における価値判断の分析対象,およびそれらによって形成される子どもの価値判断基準について明らかにするものである。主体的な社会の形成者の育成を目的として,価値判断や合理的意思決定を取り入れた社会科授業が行われるようになってから久しい。このような流れを受けて,小学校社会科授業においても徐々に価値学習が取り入れられつつある。しかしながら,論争問題が実際の生活の文脈に位置付けられていなかったり,表層的常識的な価値判断にとどまったりする場合が往々にしてみられる。本研究では,社会的事象や判断を規定する価値に気づき,自明視していた社会的事象を批判的に分析し吟味できる多面的な価値判断基準を形成することを目的とし,「選択・判断」の結果としての社会的事象を分析する授業構成について提案した。この授業構成原理をもとに,実際に授業実践を行った結果,価値判断の分析対象を言説に置くか,判断基準に置くか,調整された価値に置くかによって,子どもに形成される価値観は異なることが明らかとなった。
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(618K)
児童英語教員養成における大学生の理想の小学校外国語授業のビリーフとイメージの変容に関するケーススタディ
篠村 恭子
2018 年 41 巻 2 号 p. 51-64
発行日: 2018年
公開日: 2020/01/26
DOI
https://doi.org/10.18993/jcrdajp.41.2_51
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本研究の目的は,初等教育教員養成段階の大学生の外国語授業1)に対するビリーフやイメージが児童英語教育関連科目を受講することを通してどのように変化するかを明らかにすることである。小学校教諭を志す2名(学生A・B,3年次,女性)の学生を抽出し,「理想の小学校外国語授業」についてのビリーフ調査の結果とイメージについての記述の変容を受講前後で比較するとともに,毎回の講義後に記録した振り返りレポートを質的に分析した。その結果,「指導全体」についてのビリーフは受講を通して肯定的な変容が見られること,「教師の英語使用」についてのビリーフは自身の英語使用についての自信の高低に関わらず高い期待が見られること,「理想の授業」イメージについては変容する点としない点があることが明らかとなり,「児童の英語使用」に関するビリーフについては,変容は見られたものの具体的にどのようなビリーフへと変化したかまでは本研究からは明らかにならなかった。
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(609K)
ディクテーションとの比較によるディクトグロスの文法知識の理解と活用の効果についての研究
尾形 一樹, 森 千鶴
2018 年 41 巻 2 号 p. 65-74
発行日: 2018年
公開日: 2020/01/26
DOI
https://doi.org/10.18993/jcrdajp.41.2_65
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本研究の目的は,日本人大学生を対象として既習の文法知識を活用に導くためのディクトグロスの効果を,ディクテーションと比較して明らかにすることである。そのために,ディクテーション群とディクトグロス群を設け,事前テスト(文法と英作文),6回に渡るディクテーションまたはディクトグロス,事後テスト(文法と英作文)を実施した。その結果,ディクトグロス群における事後の文法テストに特に有意な伸びが見られ,ディクトグロス群における事後の英作文でより多くの文法項目を正しく活用できる傾向が示された。また,ディクトグロス群におけるペア・グループ活動における対話を分析した結果,本研究におけるディクトグロス群の再構築でLREs(language-related episodes)の重要性などについて教育的示唆が得られた。
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(430K)
体力に関する知識と技能を関連させたサッカー授業の効果
津田 龍佑, 鈴木 宏哉, 齊藤 一彦
2018 年 41 巻 2 号 p. 75-83
発行日: 2018年
公開日: 2020/01/26
DOI
https://doi.org/10.18993/jcrdajp.41.2_75
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本研究では, 石川県下のU 中学校に在籍する40名の3年生男子生徒を対象にして, 体力に関する知識と技能を関連させたサッカーの授業を実施した。単元前後にスキルテスト(ボールリフティング), 体力テスト( 150m方向変換走) を実施した。また, 毎回の授業後に技術面,体力面,心理面に関する質問紙調査を,単元前後に「知識,思考・判断」に関する質問紙調査を行った。主な結果は,次のとおりである。①ボールリフティングの成績は単元後に有意に高値を示した。②150m 方向変換走の成績は,単元前後で有意な変化は認められなかった。③ 毎回の授業におけるゲーム終了直後の平均心拍数は164.9±20.2拍/分, RPE は15±2であった。④ 毎回の授業後の質問紙調査において,成果(設問2),ボールをける(設問4)は単元前後で有意差が認められた。⑤「 知識,思考・判断」に関する質問紙調査において,「体力の高め方」をはじめとする各質問項目は単元後に有意に高値を示した。 以上から,本研究において考案した指導計画により,体力の向上は認められなかったものの,「体力の高め方」に関する理解が深まった可能性が明らかとなった。
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