日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
38 巻, 3 号
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  • 反応性軟化剤としての液状塩化パラフィンの利用
    古川 淳二, 山下 晋三, 飯山 政一, 丸岡 哲, 箕島 保彦, 梅野 昌, 黄海 升美, 今野 義一, 司 雅博, 山中 慎之助
    1965 年 38 巻 3 号 p. 161-165
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    軟化剤として液状塩化パラフィンとフェノール樹脂 (例えばアンベロールST-137X) を併用すると諸物性はフェノール樹脂単独配合の場合と同様にすぐれ特に耐熱老化性に関しては著るしい効果があることがわかった.また液状塩化パラフィン, 塩化第一スズおよぶ液状ニトリルゴム (たとえばハイカー) のイオン架橋系をイオウ-加硫促進剤系に併用することにより300%引張応力, 引張強さおよび引裂強さなどに著るしい向上が認められた.
  • ブチルゴムとSRBのブレンドに関する研究
    古川 淳二, 山下 晋三, 箕島 保彦, 熊川 浩, 梅野 昌, 黄海 升美, 今野 義一, 司 雅博, 山中 慎之助, 丸岡 哲
    1965 年 38 巻 3 号 p. 166-171
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    ブチルゴムに天然ゴム, SBR, シス1.4ポリブタジエンなどをブレンドすると加硫物の物性が非常に低下する.この因子としては, ポリマー間の混和性と加硫速度の相異が考えられる.
    本研究は従来より不可能と考えられていたブチルゴムとSBRのブレンドにおいてプロモータや加硫剤を考慮することによって共加硫が充分行なわれ, 両者ゴムブレンド体の加硫物の物性を向上させることの可能性について検討した.
    ブチルゴムとSBRの混合系においてイオウ-加硫促進剤配合と樹脂加硫系特殊配合 (プロモータとして作用する塩化パラフィンを使用) との比較を行なった結果, 前者は加硫ゴムに気泡を生じ物性がいちじるしく低下するが樹脂加硫系特殊配合架橋物はプロモータおよび加硫剤を適当にえらぶことによりブレンド架橋ゴムの物理特性は逆に向上し, 両者ゴムのブレンドが可能であることを見いだした.
    プロモータとしては塩化パラフィンの効果が大きく耐熱性, 定圧縮ひずみおよび耐油性が特に良好であった.
  • 合成ゴム加工に関する研究 (第6報)
    古川 淳二, 山下 晋三, 黄海 升美, 桜本 裕助, 箕島 保彦, 梅野 昌, 今野 義一, 司 雅博, 山中 慎之助, 丸岡 哲
    1965 年 38 巻 3 号 p. 172-178
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    透明度のすぐれた加硫ゴムを得るためには, ゴムに近い屈折率を有する充てん剤を配合すると同時に, 加硫促進助剤としての亜鉛華の代わりに, 透明性向上のために炭酸亜鉛を使用したり, 亜鉛華をきわめて少なくすると同時に, 架橋剤としてのイオウの使用量を減少させて, 超促進剤を用いるのが普通である.このような手段とは別に, 普通のイオウ, 加硫促進剤, 亜鉛華配合に, 透明剤を加えて透明ゴムを得る方法が, 研究されるようになった.たとえば, 酢酸アンモニウムの使用はその一例である.しかし天然ゴムやブチルゴムには有効であるが, SBRに対しては成功しておらず, 最近のポリブタジエンゴムや, 合成天然ゴムに対しても不明である.そこでどの汎用ゴムに対しても, 有効な新しい透明剤の開発に関して検討を加えることにした.
  • 後藤 邦夫
    1965 年 38 巻 3 号 p. 179-190
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
  • ポリマーブレンドを中心として
    箕浦 有二
    1965 年 38 巻 3 号 p. 191-211
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
  • 今瀬 一郎
    1965 年 38 巻 3 号 p. 212-215
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
  • 小林 隆司
    1965 年 38 巻 3 号 p. 216-232
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
  • 1965 年 38 巻 3 号 p. 233-234
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル 認証あり
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