日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
58 巻, 5 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 山下 晋三
    1985 年 58 巻 5 号 p. 281-305
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 1985 年 58 巻 5 号 p. 305
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • カーボンブラック表面への新しいグラフト重合
    坪川 紀夫
    1985 年 58 巻 5 号 p. 306-318
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 内山 吉隆
    1985 年 58 巻 5 号 p. 319-327
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    ガラスレンズが柔らかい滑らかなゴム上をすべらせたときの分離波が生じる条件を明らかにした. 変形したゴム表面の様子や分離波の伝播を, 光学顕微鏡を用いて観察した. 分離波は摩擦速度が臨界速度vcより速いときにみられ, その臨界速度は荷重の増加とともに早くなる. 分離波が接触面を通過したあとで摩擦面間の相対変位が起こる. この分離波の通過によって摩擦の変動が繰り返し起こった.
    分離波が生成しない低速度においてさえ, 接触面の後部で接触しないところができ, それがその後に円形の接触面回復を示す. この後部変形は周期的に観察された. この後端部の変形は分離波が発生する高摩擦速度においてさえみられた.
    分離波の伝播速度は高摩擦速度及び高荷重ほど早い. 単位摩擦距離あたりに生成される分離波の数は高摩擦速度及び低荷重で増加を示した.
  • 森 邦夫, 中村 儀郎, 和田 幸悦
    1985 年 58 巻 5 号 p. 328-334
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    架橋ゴムに対する未架橋ゴムの架橋接着をフッ素ゴム, ヒドリンゴム, 塩素化ポリエチレン, NBR及びSBRなどについて検討した. 2-ジブチルアミノ-1,3,5-トリアジン-4,6-ジチオール(DB)と(C4H9)4NBrの組み合わせにより, これらゴムの架橋接着はかなり高い架橋度まで可能になった. これらの架橋接着において, DBはこれらゴムに共通の架橋剤であり, (C4H9)4NRrはDBによる架橋を促進する作用と, ゴム間の界面張力を低下させる働きをすることが明らかになった. 更に, 高い接着力を得るためには, 接したゴム間に界面層が生成することと, この層内にある異種分子間に一次結合が生成することの二つの条件を満たすことが必要であると考えた.
  • 奥本 忠興, 市川 昌好, 杉本 正俊
    1985 年 58 巻 5 号 p. 335-341
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    燃料配管系外皮ゴム材料として, クロロプレンゴム(CR)やクロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)が用いられているが, これらの材料は耐熱性や耐オゾン性において必ずしも充分とはいえない. エピクロルヒドリンとアリルグリシジルエーテルとの共重合ゴム(AGE-CHR)はエピクロルヒドリンゴム(CHR)の耐熱軟化劣化性を向上し, 自動車の排ガス対策に伴う部品の高温化対策に使用された. このAGE-CHRのアリルグリシジルエーテル(AGE)が耐熱軟化劣化性の向上に効果があることを考えると, エピクロルヒドリンとエチレンオキサイド及びAGEとの共重合ゴム(AGE-CHC)は耐熱軟化劣化性と共に耐オゾン性に擾れることが期待される.
    AGE-CHCの150°Cにおける300時間後の硬さ変化はAGE含量の増加と共に小さくなった. また燃料油D(イソオクタン/トルエン=40/60)に70時間浸せき後, 120°Cにて70時間熱老化後の動的オゾン試験によるき裂発生時間はAGE含量の増加に比例して単調に長くなった. AGE含量8モル%のAGE-CHCのオゾンき裂発生時間はエピクロルヒドリン-エチレンオキサイド共重合ゴム(CHC)と比べて約9倍になり, AGEの耐オゾン性への効果を示した. このAGE-CHCの燃料浸せき及び熱老化後の耐オゾン性はCRやCSMと比較して抜群に優れており, 長時間(1000時間)の動的オゾン試験において, き裂の発生は全く観察されなかった. また, このAGE-CHCが耐オゾン性に優れる機構について若干の考察を行った.
  • CSM配合(1)
    1985 年 58 巻 5 号 p. 342-343
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル 認証あり
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