日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
57 巻, 10 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 宮内 信之助
    1984 年 57 巻 10 号 p. 593-602
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 辻 三郎
    1984 年 57 巻 10 号 p. 603-609
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 中村 儀郎, 森 邦夫, 田村 浩作, 斉藤 由子
    1984 年 57 巻 10 号 p. 610-615
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    -NHC6H4NHC6H5-OC6H4NHC6H5のような抗酸化性置換基(R)を有する2,4,6-トリR-1,3,5-トリアジン(I)は過酸化物の架橋効率を低下させない有効な抗酸化剤として作用することがわかった. Iの有効性はジクミルペルオキシド, 1,1-ビス(t-ブチルペルオキシ)-3,3,5-トリメチルシクロヘキサン及び2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルペルオキシ)ヘキシン-3のような過酸化物を用いたEPR, NBR, IR及びEPDMの架橋に際して確認された. また, Iの優れた抗酸化剤としての特性も, その低揮散性と相まって, 同様の架橋ゴムの熱老化に際して明らかにされた.
  • 森 邦夫, 中村 儀郎, 志田 満
    1984 年 57 巻 10 号 p. 616-621
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    トリアジントリチオール被膜を表面にもつ黄銅板とEPDMの加硫接着に及ぼすEPDMの不飽和度と配合剤の影響を検討した. 接着物のはく離強度に対する酸化亜鉛とステアリン酸の影響は小さいが, 加硫促進剤の量と種類及び硫黄の影響はこれらの配合剤が被膜とEPDMの反応に直接関係するため大きかった. 特に, 加硫促進剤はスルフェンアミド系のものが有効であるが, はく離強度はそのアミンのpKaとアミノ基の立体障害の影響を受けた. 老化防止剤はフェノール系のものとアミノ基に立体障害のあるアミノ系のものが有効であった. アミン成分はいずれも接着界面に拡散して被膜成分を破壊するので好ましくない. カーボンブラックの量とその種類の影響はその補強効果によるものであり, オイルの添加効果は被膜に対するEPDMコンパウンドのぬれを良くすることにある. 接着物の耐熱性は老化防止剤の選択によって改良され, また耐水性は一般に非常に優れていた.
  • 森 邦夫, 中村 儀郎, 志田 満
    1984 年 57 巻 10 号 p. 622-629
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    表面にトリアジンチオール被膜をもつ黄銅板とEPDMの加硫接着におけるチオール基, ジスルフィド基及び銅メルカプチド基などの被膜成分とEPDMの反応を明らかにする目的で, これらのモデル化合物であるトリアジンチオールとその誘導体によるEPDMの加硫反応を検討した. トリアジンチオール類によるEPDMの加硫反応はスルフェンアミド類, 酸化亜鉛及びステアリン酸の共存下で促進された. 加硫パラメータはトリアジンチオールとスルフェンアミドの種類, これらの混合比, 及び酸化亜鉛とステアリン酸の添加量の影響を受けた. ポリ(トリアジンジスルフィド)によるEPDMの加硫反応はCBS, TMTD, シクロヘキシルアミン, CMBTなどの加硫促進剤と酸化亜鉛の共存下で促進された. 更に, トリアジンチオールの銅メルカプチドもCBSと酸化亜鉛の共存下で同様にEPDMを加硫することがわかった. 以上の結果から, 本加硫反応はまず, トリアジンチオールやその銅メルカプチドからポリ(トリアジンジスルフィド)が生成し, これが加硫中に生成したCMBTと酸化亜鉛の促進作用でEPDMを加硫するという機構で説明できることがわかった.
  • 山口 幸一, 奥村 城次郎, 横山 督, 山下 晋三, 松本 恒隆
    1984 年 57 巻 10 号 p. 630-642
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    各種液状ポリイソプレンのラテックス化と粘接着剤への応用について検討した. ラテックス化の乳化剤としては, 陰イオン性のラウリル硫酸ナトリウムと非イオン性のポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテルの併用が有効で, 放置安定性の良好なラテックスが生成した. カルボキシル変性液状ポリイソプレンは, 酢酸塩で架橋することにより, 粘接着剤として応用しうることがわかった. メタクリル酸メチル及びメタクリル酸グリシジルでグラフト重合改質し, ラテックス化したものは, 軟質ポリ塩化ビニルなどの接着に高い接着強度を示すことがわかった.
  • NR配合における加硫剤としての使い方 (2)
    1984 年 57 巻 10 号 p. 654-655
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル 認証あり
feedback
Top