日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
49 巻, 6 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 前田 守一
    1976 年 49 巻 6 号 p. 437
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
  • 山下 晋三
    1976 年 49 巻 6 号 p. 438-441
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
  • 司 雅博
    1976 年 49 巻 6 号 p. 442-451
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
  • 岡本 弘, 稲垣 慎二
    1976 年 49 巻 6 号 p. 452-458
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
  • 〓谷 信三
    1976 年 49 巻 6 号 p. 459-466
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
  • 上田 稔, 村上 伸茲
    1976 年 49 巻 6 号 p. 467-475
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
  • 内藤 寿夫, 田島 秀夫, 和田 準夫, 井上 栄
    1976 年 49 巻 6 号 p. 476-481
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
    エラストマーとカーボンブラックの混練によって生ずるゲルは一定条件下で取り扱えばゴム種とカーボン種によってほぼ一定の値をとることに着目し, エラストマーブレンド系のゲルの絶対量とその組成比を知ればブレンド系におけるカーボンブラックの分配度をほぼ定量的に解析できることがわかった. この方法によればNR/BR系ではカーボンブラックはBRに偏在し, この結果はHess, 向井らの報告とも一致する. 又同一試料の電顕による観察結果ともよく対応した. 更に本方法によればNR/SBR系ではカーボンブラックはSBRに偏在し, NR/BRにオイルを加えた系ではNRにわずかに偏在することがわかった.
  • 宮川 俊男, 小林 政明, 井上 則男
    1976 年 49 巻 6 号 p. 482-491
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
    ゴム成分としてEVAを加硫するには特殊な処理を施してEVA分子にまず架橋点をつくる必要がある. EVAが官能基として持っているアセトキシル基は反応性化合物によって容易にヒドロキシル基又は二重結合に転化される. このようなEVAは単独にて, 又は塩素化ゴムあるいは一般用ゴムとのブレンド体として, イソシアナート又は硫黄の存在下, 150℃付近にて加硫され, 強固な架橋体となる. この架橋可能なEVAとブレンドされたゴム組成物はグリーン強度, 加工性, 更に機械的強さ, 耐オゾン性, 耐候性の良好なゴム製品になる. 又カーボンブラック及びホワイトカーボンのような充てん物を負荷する能力が高いので, 優れた物性を与える. したがって射出, カレンダーシート, モールド成形用に向いている.
  • 山崎 信助
    1976 年 49 巻 6 号 p. 492-498
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
    ポリマーラテックスのブレンド効果について基礎的な知見を得ることを目的に, 種々の組成比からなるポリメタクリル酸メチルとポリアクリル酸エチルからなる二層構造の複合ポリマーラテックスとメタクリル酸メチル-アクリル酸エチル共重合体ラテックスを種々組み合せて混合した場合のブレンドラテックスの自然乾燥下における造膜性, 皮膜の機械的強度などについて比較検討した.
    その結果, 各種の複合ポリマーラテックスの混合によって得られたブレンドラテックス皮膜は, 組み合せによっては複合ポリマーラテックス単独の皮膜に比べて, 皮膜の強さと粘り強さが著しく改善されることがわかった. また複合ポリマーラテックスのブレンドにおける粒子構造, 組成比, 混合割合の影響について知見を得た.
  • 中田 哲也, 橋本 明, 文野森 幸成, 山田 聿男
    1976 年 49 巻 6 号 p. 499-505
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
    エピクロルヒドリンゴムは, 1, 8-ジアザビシクロ (5, 4, 0) ウンデセン-7 (DBUと略す) の存在下に, カルボン酸と反応して側鎖がエステル化される. この反応を利用してエピクロルヒドリンゴムとNBR類のブレンドの架橋方法を検討した. カルボキシ化NBRは, DBUの存在下にエピクロルヒドリンゴムと直接反応して, エスエル結合で架橋する. この反応を赤外スペクトルで確認した. この反応で作られた架橋物は高い架橋度を持たせることができ, 非常に低い圧縮永久ひずみを示した. 不飽和カルボン酸のDBU塩をエピクロルヒドリンゴムと反応させると, ゴムの側鎖に不飽和基が導入される. このものはペルオキシドによって容易に架橋される. NBRとエピクロルヒドリンゴムのブレンドの架橋でも, 不飽和カルボン酸DBU塩とペルオキシドを併用すると架橋速度は明らかに上昇し, 高い引張強さと, 低い圧縮永久ひずみを有する架橋ブレンド物を作ることができる.
  • 山下 晋三, 〓谷 信三, 田村 正之, 三道 克己
    1976 年 49 巻 6 号 p. 506-513
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
    乳化重合方法により得られた1-クロロブタジエン-ブタジエン共重合ゴム (GB-BR) は水酸基を有ているので, その水酸基を利用してジエポキシ化合物によるCB-BRの架橋を行った. ジエポキシ化合物としてビスフェノールAのジグリシジルエーテル (DGEBA) を用い, 架橋助剤として, 無水フタール酸 (PAn), 無水ヘキサヒドロフタール酸 (HAn), 無水マレイン酸 (MAn) 及び無水コハク酸 (SAn) を用いることにより架橋できることがわかった. 架橋速度は硫黄架橋に比べて小さく, 酸無水物の種類に大きく依存し, PAn>MAn>SAn>HAnの順に小さくなった. 架橋効率もこの順に低下し, 酸無水物の選択が重要である. エポキシ樹脂の硬化触媒であるアミンの添加は何ら効果がなく, CB-BRの水酸基と酸無水物の反応がこの架橋の律速段階と考えられた. DGEBAの配合量を大きくすれば架橋体の物性は向上し, エポキシ樹脂が補強剤として作用すると考えられる. すなわちCB-BR/エポキシ化合物ブレンドにおいて, エポキシ化合物は架橋剤及び補強剤として作用し, 興味あるブレンド系と考えられる.
  • 山下 晋三, 〓谷 信三, 田村 正之
    1976 年 49 巻 6 号 p. 514-519
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
    カーボンブラック配合1-クロロブタジェン-ブタジエン共重合ゴム (CB-BR) のジエポキシ架橋について検討した. ジェポキシ化合物としてビスフェノールAのジグリシジルエーテル (DGEBA) を用いた場合, カーボンブラック配合CB-BRのムーニー粘度が低下し, DGEBAは軟化剤として作用することがわかった. 更に, DGEBAは, フタール酸無水物 (PAn) の存在下では架橋剤として有用で, カーボンブラック配合CB-BRの架橋反応を一次反応としたとき, その反応速度定数は0.036min-1, 架橋効率は23%であった. このようにDGEBAは軟化剤であると同時に架橋剤としても作用しているため, いわゆる反応性軟化剤の典型例となる. 通常の軟化剤であるプロセス油配合加硫物では, 軟化剤の配合量を大きくすればゾル分率は高く, 200%引張応力. M200は低くなったのに対し, DGEBA配合ジエポキシ架橋物では全く逆の挙動を示した. これらの結果から, DGEBAが酸無水物PAnを介してCB-BRと反応し, 架橋ゴムを与えるものと考えられる. ジエポキシ架橋CB-BRの動的弾性率の温度分散は, ゴムマトリックス中に樹脂が島となって存在しており, いわゆる二層構造を示唆した. DGEBA配合架橋物は, 硫黄加硫物に比べて良好な接着性を示し, 応用面においてもCB-BRのジエポキシ架橋は興味ある配合系といえよう.
  • 岡本 弘, 稲垣 慎二, 尾之内 千夫, 友清 仁
    1976 年 49 巻 6 号 p. 520-525
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
    ジャーナル フリー
    ビス (4-アミノフェニル) ジスルフィドをテローゲンにしてスチレンのテロメリ化反応を行い, 分子の両末端にアミノ基を有するスチレンテロマーを合成し, これを塩素化ポリエチレン, クロロプレンゴム, エピクロロヒドリンゴム及びエピクロロヒドリン-エチレンオキシド共重合ゴムに添加し, その効果を検討した. その結果, この種のテロマーは加硫促進効果を示すとともに, 加硫物の引張特性及び耐熱特性を向上させることがわかった. 更に塩素化ポリエチレンについて加硫促進剤あるいは酸受容体としての金属化合物とテロマーの相乗効果について検討した結果, イミダゾリン及びポリアミンと酸化マグネシウム加硫系に対してテロマーの効果が大であり, また, 三塩基性硫酸鉛及びナフテン酸鉛を使用した場合にはテロマーの添加によって耐熱老化性が向上した.
  • 1976 年 49 巻 6 号 p. 526-527
    発行日: 1976/06/15
    公開日: 2013/03/05
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