日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
65 巻, 9 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 尾野 凱生, 谷野 吉弥
    1992 年 65 巻 9 号 p. 497-507
    発行日: 1992年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 石原 健
    1992 年 65 巻 9 号 p. 508-514
    発行日: 1992年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 福原 節雄
    1992 年 65 巻 9 号 p. 515-516
    発行日: 1992年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 山下 義裕, 川端 季雄
    1992 年 65 巻 9 号 p. 517-528
    発行日: 1992年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    ひずみエネルギー密度関数 (W関数) は, ゴムの力学的性質を記述する物質特性関数であり, ゴム弾性研究の基本となる関数であるが, 特にカーボンブラック補強ゴムのそれは実用上も同補強ゴムが構造部材として使用される場合が多く, その際の変形•応力解析に際してこの関数形が直接必要になる. しかし, その関数形はまだ完全には解明されていない. この論文ではカーボンブラック補強ゴムに焦点を絞ってW関数の近似関数を提出し, それの実験による求め方, 近似精度について検討した. 単純な近似関数(1)は一軸拘束二軸変形試験のみから求めることができる. C2, C3, C5, Nは定数.
    W(I1, I2)=C5(I1-3)+C2(I2-3)+C3/N+1(I1-3)N+1 (1)
    更に近似度の高い第2次近似関数は一般に二軸変形実験によって求まり,更に定数n及びmを追加する. ただし, N=n-mの関係があり, 新たな追加はn又はmの一つでよい.
    W(I1, I2)=C5(I1-3)+C2(I2-3)+C3/n+1(I1-3)n+1(I2-3)-m (2)
    また, 式(2)を一軸伸長及び一軸拘束二軸の2変形での実験のみで求める簡易法についても提案する. 近似精度はいずれの式も高く実用的である.
  • 藤本 邦彦, 今井 啓二
    1992 年 65 巻 9 号 p. 529-541
    発行日: 1992年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    混練り過程により構造の安定化状態の異なるカーボンブラック複合NR加硫物について三次元応力疲労試験を行い, 疲労における構造, 物性の変化と層状異方性構造の形成, 及び疲労破壊形態に与える影響について検討した. その結果, 混練り過程の進行により, 安定構造を形成した系ほど疲労による構造, 物性変化は少なく, カーボンブラックの層状配向, 及びゴム分子鎖の配向による層状異方性構造の形成は減少する. また, 疲労破壊形態は, 混練りの進行により, 周方向に平行な層状はく離破壊から遂次, 周方向に垂直な方向の破壊に転移する.
  • 古川 睦久, 山外 眞嗣, 横山 哲夫
    1992 年 65 巻 9 号 p. 542-549
    発行日: 1992年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    新規ポリエステルグリコールであるポリ(β-メチル-δ-バレロラクトン) (PMVL)系, ポリ(3-メチルペンタメチレンアジペート) (PMPA) 系橋かけポリウレタンの物性への水分子の影響を調べ, 汎用ポリエステルグリコールであるポリ (カプロラクトン) グリコール, ポリ (ブチレンアジペート) グリコール系橋かけポリウレタンとの比較を行った. 吸水挙動の観察とパルスNMR測定より, 新規ポリエステルウレタンの吸水量は汎用系より少なく, 水分の束縛の程度は乾燥試料のそれとあまり変わらないことがわかった. また, 動的粘弾性や応力-ひずみ関係の測定から, その水分子はポリウレタンに対して可塑剤として作用し, 鎖の凝集構造を弱めるが, その程度は汎用系のほうが大きいことが示唆された. 50, 70, 100°Cの水中での網目の力学物性の経時変化は, PMVL, PMPA系ポリウレタンのほうがPCL, PBA系ポリウレタンより少なかった. 網目の水中での劣化を化学緩和の手法を用いて評価した結果, 劣化の見かけの活性化エネルギーは54~63J/molで, 新規ポリエステルウレタンと汎用ポリエステルウレタンとの差はわずかであり, これは橋かけ点であるアロハナート基の切断の寄与が大きいためと考えられた.
  • ノクセラーCZ/BZ加硫系に対する各種チウラム系加硫促進剤の添加効果
    大内新興化学工業株式会社
    1992 年 65 巻 9 号 p. 550-551
    発行日: 1992年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル 認証あり
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