日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
79 巻, 3 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 服部 岩和
    2006 年 79 巻 3 号 p. 89
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 西 敏夫
    2006 年 79 巻 3 号 p. 90-94
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • Yasuo Tominaga
    2006 年 79 巻 3 号 p. 95-97
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2004年度の新ゴム生産量は, 対前年比3.4%増の150万トンとなり, 記録を更新した. これは, 国内外の需要を反映して, ゴム製品の80%以上を占める自動車用タイヤの生産量が過去最高となったことによる. ここでは, 製造, 出荷, 輸出入統計をもとに, 日本のゴム工業の現状を紹介するとともに, ISOをはじめとする世界標準や, 事業の世界展開と技術開発動向について概観する.
  • Tae-Ho Kim
    2006 年 79 巻 3 号 p. 98-102
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    韓国はゴム消費先進国の一つである. 韓国の天然ゴム消費量は世界全体の5%以上を占めているが, 国内消費量の85%は合成ゴムである. 2000以上と驚くほど多数のゴム企業がフル操業を続け, その生産高は50億ドルを推移している. これは韓国の全工業生産高の1%に対応する. さらに, 韓国ゴム工業はタイヤ, 靴, その他ゴム製品で最先端を行っている. ゴム製品の輸出高は1990年に比べて半減したが, それでも1997年の経済危機後も安定した状況にある. 1990年から年率で約3.6%の縮小に転じたが, 韓国は依然として天然ゴムの大手消費国であり, 合成ゴム消費は世界7位である. 現在, 国際市場の景気低迷により, ゴム靴工業の成長は止まっているが, 更なる技術革新によって, 近い将来の躍進が期待される.
  • Tetsunori Haraguchi
    2006 年 79 巻 3 号 p. 103-116
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    他の材料にはない大きな変形と復元という特性を持つ「ゴム」は, 自動車の構成要素として必要不可欠な存在であり, タイヤ, ブッシュ, インシュレータ, シールなどの要素技術が, この100年余りの自動車発展の歴史を支えてきたことは疑う余地がない. 自動車はこの「ゴム」の柔軟性により, 車体や原動機, 車軸などの耐久性や信頼性を高め, 乗員にとっての快適性をも向上させた. 中でも空気入りタイヤによる接地特性の改善のお陰で, 自動車が極めて高い運動性能 (走る・曲がる・止まる) を獲得したことはよく知られている. 現在の自動車開発の課題は, 環境への負荷・交通渋滞・交通事故などのネガティブな側面の最小化と, 楽しさ・喜び・感動・快適さなどのポジティブな側面の最大化に集約されつつある. ここにおいても「ゴム」はますます重要な役割を果たすに違いない. 自動車の開発を担う立場から, これからの「ゴム」要素に対する期待を, 私見を交えながら紹介する.
  • Bill Hsu, Adel Halasa, Kenneth Bates, Jinping Zhou, Kuo-Chih Hua, Naoy ...
    2006 年 79 巻 3 号 p. 117-138
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    片末端もしくは両末端に官能基を有する炭化水素系エラストマーはタイヤ組成物のヒステリシス損失を大きく低下させ, これにより転がり抵抗や燃費性が改良される. これらの機能性エラストマーはリビングアニオン重合技術で容易に製造できる. しかしながら, 一本の高分子鎖中に2個以上の官能基をもつエラストマー, 特に高分子鎖の内部にもつ場合は非常に複雑で高コストとなるプロセスが通常必要になってくる. タイヤ用エラストマーの分子鎖中への官能基導入のために, 我々は比較的安価なジビニルベンゼンやジイソプロペニルベンゼンを原料としたアミノ基含有スチレン系モノマーを開発した. これらの官能基含有モノマーを特定のジエンやスチルンとアニオン重合することによって, 分子鎖の特定の位置に任意の数のアミノ基をもつタイヤ用エラストマーを製造できる. さらに重要なことは, このモノマーは市販のタイヤ用エラストマーを製造する昇温重合のような広い温度範囲でも重合できる. これらの官能基含有モノマーの合成とジエンモノマーとの共重合について報告する. 高機能化ポリマーの物性はカーボンブラックとシリカの両配合で, 従来品と比較して評価する.
  • 2006 年 79 巻 3 号 p. 139-150
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 2006 年 79 巻 3 号 p. 151-181
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
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  • 2006 年 79 巻 3 号 p. 182-199
    発行日: 2006/03/15
    公開日: 2010/03/12
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