日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
33 巻, 11 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 横瀬 恭平
    1960 年33 巻11 号 p. 863
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 峰松 陽一
    1960 年33 巻11 号 p. 865-872
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    市販PVC安定剤および一部の金属石ケンの赤外分光吸収を測定した. ある場合には赤外測定によって金属石ケンの定性を行なうことができる. 金属石ケンのCOO-逆対称伸縮振動の吸収波数を比較した. この吸収は金属によって位置が一定すると言われるが, ここでは一定しない場合が相当見られた. 1200cm-1附近の band progression は用いられている酸の定性に用いられることがある. 1700cm-1附近の吸収 (カルボニル伸縮振動による) によって遊離酸の存在をみとめることができる. 3400cm-1附近の吸収には異状が多いために, 赤外によるOH基の定量的測定は行なうことができなかった. dibutyl 錫系安定剤は名称が同じでも化学的に純粋でないものが多いためいろいろことなった吸収曲線が得られた.
  • (第3報) 逐次分別沈澱法による Neoprene WRT と Neoprene GRT の分子量分布について
    遠藤 隆一
    1960 年33 巻11 号 p. 872-877
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    Neoprene WRT と GRT のトルエン溶液から逐次分別沈澱法を用いて分別物を作り, これら分別物を作り, これら分別物のトルエン溶液を30°Cで粘度並びに滲透圧を測定した. その結果より次の粘度式を得た.
    Neoprene GNT〔η〕=2.445×10-4Mn0.696
    Neoprene WRT〔η〕=5.074×10-4Mn0.61
    この場合の指数αは GRT の方が WRT より大きく Mochel 等の結果と一致した. Neoprene WRTと GRT の分子量分布曲線を得たが特に GRT の結果は不溶部分を生じたため不充分であつた.
  • (第4報) スペンサー松本法による Neoprene の分子量分布について
    遠藤 隆一
    1960 年33 巻11 号 p. 877-881
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    Neoprene GRT と Neoprene WRT の2種の合成ゴムを試料に用いてトルエンの稀薄溶液からスペンサー松本法を使用してそれらのゴムの分子量分布を測定した.
    この方法は可溶部分を用いての解析により分子量分布が求められるので, 前報のように不溶部分を生じる物質の分布曲線を求めるには都合が良い. この方法で得た結果 Neoprene GRT の分子量分布を前報の結果と比較すると明瞭な差があつたが WRT の結果は可成の一致を見た. これらの結果より合成の分子量分布を知るにはスペンサー松本法は有利な方法と考える.
  • 渡辺 健三
    1960 年33 巻11 号 p. 882-892
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
    高分子弾性材料の応力緩和並びにクリープ現象については Eyring の粘性理論を出発点として, Tobolsky らによる一連の理論的な研究が行なわれている. 筆者はゴム材料の工業的な利用上これらの使用寿命の推定と関連して, 適格な材質の選定を行なうのに重要なこの性質を把握する必要があるので, 天然ゴム, スチレンゴム, ブチルゴム, クロロプレン, ニトリルゴム, シリコーンゴム, 弗素ゴム等を含む数種の代表的な加硫ゴムについて, この両特性を初期応力 10~15kg/cm2 又は初期伸長率約50%の条件で, 50~150°Cの温度範囲について長時間 (応力緩和については約100時間, クリープについては約1,000時間) の測定データから比較検討を行なった.
    実験的検討は主としてこの両性質の logt に関する直線性の成立範囲を各温度別に調べ, また各温度における一定の応力緩和またはクリープに至る寿命を各材質別に検討し, 更にこれを日常の圧縮永久ひずみ試験データと対照した.
    一般に各材質全体を通じて応力緩和とクリープ両特性の間に明確な相関性を認めた. なおこの実験結果より各材質別の耐熱的な使用限界の正しい判断の基準が得られる.
  • 古川 淳二, 山下 晋三
    1960 年33 巻11 号 p. 893-914
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 金子 東助, 古川 淳二, 山下 晋三
    1960 年33 巻11 号 p. 915-922
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
  • 小島 寛男
    1960 年33 巻11 号 p. 923
    発行日: 1960年
    公開日: 2007/07/09
    ジャーナル フリー
feedback
Top