日本ゴム協会誌

“信頼しよう”国産技術

大内隼人

1962 年35 巻9 号 p. 657
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.657

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Diene Rubber の分子量分布について

遠藤隆一

1962 年35 巻9 号 p. 658-662
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.658

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Diene Rubber のベンゼン稀薄溶液からメタノールを沈澱剤にして逐次分別沈澱法を用いて分別を行った. その分別物のトルエン溶液の粘度と浸透圧を30°Cで測定した. 固有粘度～分子量の関係として
[η]=3.90×10^-4M^0.71₃_n
なる関係式を得た. 分子量分布の拡がりをCis 1.4, Trans 1.4, ポリブタジエンの結果と比較した. 分別物の二硫化炭素溶液の赤外線吸収スペクトルを測定し, Trans, 1.4, Cis, 1.4, 1.2 Vinyl 結合の存在率を算定し, 分別との関係を検討した. 浸透圧の結果より第2ビリアル係数A2を計算し, 分子量依存性を求めたところ
A₂∝M^-0.17_n
なる結果を得た.

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MBTHHにより呈色後分光光度法を用いるアミン系老化防止剤の識別法

久保田威夫, 栗林愿, 古浜暉英

1962 年35 巻9 号 p. 662-668
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.662

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3-methyl-2-benzothiazolone hydrazone hydrochloride (MBTHH) を呈色試薬とするアミン系老化防止剤の識別法について検討した。老防をエタノールに溶解し, MBTHHと塩化第二鉄の水溶液を加えて発色させ, 生じた老防色素液の可視部の吸収スペクトルを測定した. 吸収スペクトルの形と極大吸収波長とから, 大部分の老防の識別が可能であった. 混合老防については, 老防DとHの混合物についての実験結果から, 組み合せによってはある程度分離識別が可能であると推定された. また, 数種の老防については検量線を求めた. 検量線は, ある濃度範囲で直線となるもの, 直線の途中に屈曲点のあるもの, 曲線になるものなどあり, 必ずしも直線にはならなかった.

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MBTHHにより呈色後ペーパークロマトグラフィーを用いるアミン系老化防止剤の識別法

久保田威夫, 栗林愿, 古浜暉英

1962 年35 巻9 号 p. 669-673
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.669

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3-methyl-2-benzothiazolone hydrazone hydrochloride とアミン系老化防止剤とを反応させ, 生じた老防色素をペーパークロマトグラフ分離することにより老防の識別を行なった. 発色方法は第1報と同様に行なった. 展開剤としては酢酸-水-アセトン (3:6:1) 系混合溶媒を用いた. クロマトグラムの色相とRf-値から老防の種類を識別することが可能であった. 2種あるいは3種の老防が混合している場合も比較的容易に分離確認できた. しかし, クロマトグラムの色相およびRf-値が似ているため分離が不可能な場合もあった.

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訂正

1962 年35 巻9 号 p. 673
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.9_673

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不溶性イオウの熱転移機構に関する考察

久保田威夫, 栗林愿

1962 年35 巻9 号 p. 674-684
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.674

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CS₂-不溶性イオウの特異な熱転移現象について一つの仮説を建て, それに基いて市販の不溶性イオウに関する熱転移実験結果を解析し, 次のような所見を得た. 不溶性イオウには多くの形態が存在しそれらが逐次反応機構に従って段階的に転移し最後に可溶性イオウに至って安定する. 各段階における転移式は一次反応式を満足し, その速度係数は段階的に大きくなる. 不溶性イオウ市販品の熱安定性の差は, その中に含まれる不溶性イオウの形態とその構成比率の差による. 熱転移速度係数の温度依存性はアルレニウスの式に合致し, その活性化エネルギーは約80kcal/molとなり, Seheele らの求めたS-8リングの開環に関する35kcal/molより遙かに大きくなったが, これは実験温度, イオウの形態, およびゴムの共存の有無の差に原因があるものと思われる. 安定剤の混在は活性化エネルギーを大きくするが, これについてはさらに検討する必要があろう.

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工場と研究室を結ぶ会 (第6回)

(その1) 接着剤および塗料原料としての反応性高分子の合成

神原周

1962 年35 巻9 号 p. 685-703
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.685

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合成ゴムの海外の情況について

植田賢一

1962 年35 巻9 号 p. 704-709
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.704

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フランス留学を終えて

山本弘

1962 年35 巻9 号 p. 710-713
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.710

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第2回夏期講座参加記

小室 , 茅野

1962 年35 巻9 号 p. 714-716
発行日: 1962年
公開日: 2008/04/16

DOIhttps://doi.org/10.2324/gomu.35.714

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