日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
47 巻, 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 吉沢 司, 井上 一雄
    1974 年 47 巻 2 号 p. 73-86
    発行日: 1974/02/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
  • 沖倉 元治, 新島 邦雄
    1974 年 47 巻 2 号 p. 87-97
    発行日: 1974/02/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
  • ゴムと金属の接着に関する研究 (第2報)
    西本 秀雄, 松島 秀典
    1974 年 47 巻 2 号 p. 98-103
    発行日: 1974/02/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    前報において拡散法黄銅メッキはシアン浴黄銅メッキに比べて接着性は極めて低く, また拡散法黄銅メッキ, シアン浴黄銅メッキを問わず伸線加工したものはいづれも接着性は高くなり, 拡散法黄銅メッキの場合にその効果が著じるしいという結果を得たが, これに基づき本報では, 基礎配合ゴムと拡散法黄銅メッキについて拡散条件, 伸線加工条件と接着性及びメッキ構造と接着性に関して検討した結果, 拡散法黄銅メッキはシアン浴黄銅メッキに比べてメッキしたままでは不活性であるが, 伸線加工によって遊離の銅原子からなる結晶粒子の細分化が起こり活性化して接着能が高まり, 更に活性化した銅の結晶粒子の数は拡散時間に対してガウスの誤差曲線に従がう分布をなすことを認めた.
    τ=τm exp {-k (t-tm) 2}
    ただしτは接着力, tは拡散時間, τmは最高接着力, tmはτmを与える拡散時間である.
    また, 最高接着力は拡散温度が500℃前後で急激な変化を示すことが明らかにされた.
  • 北田 隆
    1974 年 47 巻 2 号 p. 104-112
    発行日: 1974/02/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    スポンジゴムのセル構造に, その規則性を仮定することにより, その物理的な挙動の推察を試みた.また仮定したモデルのパラメータを実験によって推定し, スポンジの構造的な要素を知ろうと試みた.まず, そのモデルとしてスポンジのセルを球と考えたが, 実際の計算上ではそれを更に18面体とした.このモデルにおいて, 18面体の中央部に考えた正方形板6枚に, 圧縮荷重が作用した場合, 力方向に平行であるこの正方形板を圧縮すると, 板は四辺を横ぶれすることなく, 力方向にたわんで中央鶴が前後に曲って出てくる.この場合, 力方向に対し板の射影変位が生じる。このような仮定から正方形板の曲げは, 四辺単純支持による薄板の圧縮曲げに関する微分方程式を適用し, これを解いて応力を求めた.そして18面体の要素を採りいれた圧縮応力式を算出した.セル膜厚み等が均一なスポンジでは, 小変位のうちに座屈応力に達してしまうが, 現実のスポンジでは膜厚などの分布が広く存在しており, 弱い膜から座屈していき応力の軌跡が描かれる.
  • ポリエピクロルヒドリンゴムに関する研究 (第5報)
    中村 儀郎, 森 邦夫, 清水 正宏, 長富 力雄, 斉藤 孝臣, 佐々木 寛
    1974 年 47 巻 2 号 p. 113-115
    発行日: 1974/02/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    2-ジブチルアミノ-4, 6-ジメルカプト-s-トリアジン・マグネシア, 2-メルカプトイミダゾリン・鉛丹及びヘキサメチレンジアミンカルバメート・鉛丹の三種の加硫系のうちで, 第一の系が比較的速い加硫速度を示し, また耐熱老化性の優れた加硫物を与える。更にこの系から得られる加硫物は熱老化前後の伸びの変化率が最低 (-0.4%) となる特徴を有す.このような目的に適する老化防止剤としては特にNBCが望ましく, CHRに対して弱い加硫効果を示すMBのような老化防止剤は不適当である.
  • 合成ゴムの変性 (第2報)
    岡本 弘, 稲垣 慎二, 尾之内 千夫
    1974 年 47 巻 2 号 p. 116-119
    発行日: 1974/02/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    スチレンと四塩化炭素のラジカルテロメリ化反応で各種の重合度のテロマー (重合度3.9~21.1) を合成し, NBR, カルボキシル化 NBR, SBR, BR に配合してその効果を検討した.テロマーをこれらのゴムに添加するとムーニー粘度はかなり低下して加工性の向上が認められた.加硫物の特性に関しては, SBRは全くテロマーの効果が認められないが, そのほかのゴムでは大幅に物性が改良された.特にカルボキシル化 NBR の場合にはテロマーの配合によってカーボンブラック配合に匹適した強度を示した.
  • 合成ゴムの変性 (第3報)
    岡本 弘, 稲垣 慎二, 尾之内 千夫, 友清 仁
    1974 年 47 巻 2 号 p. 120-124
    発行日: 1974/02/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    スチレンと四塩化炭素, スチレンとブロモホルム, アクリル酸n-ブチルと四塩化炭素から得られる分子の両末端に反応性基を有するテロマーを合成し, EPDMに添加してその効果を検討した. EPDMを簡単に素練りした後にこれらのテロマーを添加するとロールへの巻きつきが容易となり加工性は大幅に改良された.例えば, テロマー無添加の配合ゴムのムーニー粘度 (ML1+4, 100℃) は62であるのに対して, テロマー添加物では30~40 に低下することが認められた.また, 加硫ゴムの静的引張特性もかなり改良された.これらは膨潤法による網目濃度が増加していること及びテロマーとEPDM が付加反応を行うことから, テロマーが架橋形態に寄与して効果を示しているものと思われる.なお, 硫黄加硫に比べて過酸化物加硫系に対してのほうが効果は更に大きい.
  • 1974 年 47 巻 2 号 p. 125-126
    発行日: 1974/02/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル 認証あり
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