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原稿種別: 表紙
1993 年 2 巻 3 号 p.
Cover7-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1993 年 2 巻 3 号 p.
Cover8-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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原稿種別: 目次
1993 年 2 巻 3 号 p.
Toc1-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 3 号 p.
App7-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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阿部 弘
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
191-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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本間 温, 喜田 智幸, 猪股 園江, 蓮井 光一, 入江 恵子, 長尾 省吾
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
192-197
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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破裂脳動脈瘤13例の髄液ドレナージ(脳槽7例,脳室6例)より採取した髄液の血小板由来増殖因子(PDGF)濃度を経時的に測定した.髄液が高度血性を呈した10例(77%)ではday3以内でPDGF値の上昇(160〜3,700pg/ml,RlA 法)を示した.これらは血腫中の血小板より遊離されたと考えられ,他の頭蓋内疾患6例では測定閾値(100pg/m1)以下であった.PDGFはくも膜下出血後に動脈壁に生じる増殖型血管症(proliferative angiopathy)の惹起物質として報告されているが,出血早期には外膜側から脳血管壁に作用し得ることが示された.その生物活性を阻止するためには発症早期より何らかの対策を講じる必要があると考えられる.
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坂井 昇, 山田 弘, 安藤 隆, 西村 康明, 今尾 幸則, 矢野 大仁, 井上 悟
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
198-203
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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三叉神経痛あるいは顔面痙攣を合併したepidermoidを含む,自騒9例の後頭蓋窩epidermoidについて臨床経過を検討した.小脳橋角部に発生しepidermoidは7例で,うちpainful tic convulsif(右側),三叉神経痛(右側),顔面痙攣(右側)が各1例,第IV脳室epidermoidは2例で,うち顔面痙攣(右側)が1例みられた.いずれも腫瘍の摘出によって症状は軽快した.三叉神経痛の成因に関しては,腫瘍が長年三叉神経を直接圧迫したためと思われた.一方,顔面痙攣の場合には,顔面神経に対する腫瘍の直接圧迫によることも否定できなかったが,二次的に圧排された前下小脳動脈など,動脈による脳幹顔面神経根部の圧迫がむしろ注目された.
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唐津 秀治, 杉山 健, 上野 淳司, 金 弘
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
204-209
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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両側性対称性中大脳動脈瘤の破裂側を,術前に特定できた割合は91.7%であった.手術術式の決定には,「CTと脳血管造影所見のlateralityをもとにした3群分類」が有用であった.第1群はCTで出血の左右差がある群,第2群はCTで左右差はないが脳血管造影所見に明らかな差がある群,第3群はCTと脳血管造影で左右差がない群である.第1群と第2群は,片側開頭で破裂動脈瘤を手術し,未破裂動脈瘤は後日に手術を行った(two-stage operation).第3群では,両側開頭で左右の動脈瘤を一期的に手術した(one-stage operation).CTと脳血管造影所見に"discrepancy"のある場合は,動脈瘤内の血栓化の可能性を考えるべきである.
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冨田 泰彦
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
210-218
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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くも膜下出血に伴う脳血管攣縮(VS)による神経脱落症状(DIND)と永続的虚血性病変(IL)の出現と予後判定上の意義を,TCD mapping(TCDM)の血流速(FV)とその第1〜第10高調波Fourier解析によるPulsatility index(FPI_<1-10>),さらにAcetazolamideによる脳血管反応性(VR)を用いて検討した.TCDM上のFV上昇(≧120cm/s)例では,A)FPG_<1-10>が全体的に低下しhyperemiaが推測される群と,B)FPI_<1-10>が上昇しVSによる末梢血流抵抗上昇が考えられる2群に分類でき,B)群ではDINDおよびILが高率に出現した.一方,VRの所見のみではILの出現や予後を予知しがたく,FVおよびFPI_<1-10>の上昇を主に考慮することにより,ILの出現や予後不良の予知が可能である.
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重森 稔, 徳富 孝志, 平野 実, 田中 信三, 田井 良明, 清川 兼輔
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
219-225
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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頭蓋底に浸潤した頭頚部悪性腫瘍に対する頭蓋底手術の有用性や限界につき検討した.前頭蓋底手術(11例)にはsupraorbital transbasal approachを,中頭蓋底手術(6例)には主にorbitzygomatic approachを用いた.術後follow-up期間は1〜100カ月(平均25.3カ月)である.転帰は5年以上生存例1例,3年以上1例,3年未満12例,死亡3例である.前頭蓋底手術例は1例を除きdisease freeであるが,海綿静脈洞内浸潤例を示した5例中2例は死亡した.前頭蓋底浸潤例では一期的な根治術が可能であるが,海綿静脈洞内浸潤例に封ずる根治術は未だ困難といえる.
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和智 明彦, 辻 理, 板東 邦秋, 佐藤 潔
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
226-231
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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頚髄圧迫病変に対し,頭蓋脊髄腔の圧容積関係と髄液循環動態を指標とした手術体位の調節や術中モニターを実施し,減圧効果の判定を試みた.19例(男:女=15:4,平均年齢60歳)を検索対象とした.これらの症例に対し,9例に前方脊髄減圧術を,10例には後方奮髄減圧術を施行し,術前,術中,術後に圧波形の振幅,圧緩衝能,ならびに髄液流出抵抗値を測定した.全例において,減圧術後に髄液圧波の振幅と圧緩衝能の有意な増加,ならびに髄液流出抵抗値の減少を認めた.Myelopathyに対する脊髄外減圧術の効果判定に腰部髄液圧モニターが有用であった.
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深沢 功, 貫井 英明, 三塚 繁, 清水 庸夫, 佐々木 秀夫
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
232-237
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
直達手術を行った破裂椎骨動脈瘤40例(saccularAN27例,dissectingAN13例)のうち,特に成績不良例を中心に分析し,外科的治療方針について検討した.手術は,saccular ANには全例にc1ippingを施行,dissecting AN13例には延べ15件の手術を施行,coating10件,VA trapping2件,出血部のclipping2件,VA proximal clipping1件である.成績不良例は9例(23%)で,不良因子は経過中の全身合併症が3例,primary brain damage,脳血管攣縮がおのおの2例,外科的操作,術後の再出血がおのおの1例であった.今回の検討より,saccular ANには早期のclipping, dissect1ng ANにはcoatingあるいは症例により可能であればVA trappingがよいと思われた.
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高杉 能理子, 市川 留継, 吉野 公博, 藤本 俊一郎, 西本 詮, 溝渕 光一
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
238-243
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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われわれは嚢胞を伴う下垂体腺腫の1例を経験し,光顕,電顕さらに免疫組織学的検索を行ったので報告する.症例は58歳,男性,視力,視野障害を主訴として入院した.CT,MRIにてトルコ鞍ないしトルコ鞍上部に発育する嚢胞性の腫瘍を認めた.組織学的には嫌色素性下垂体腺腫の細胞と上皮性嚢胞を認めた.われわれの症例ではRathke's pouchと下垂体前葉の両方の所見を呈する腫瘍細胞はみられず,粘液産生細胞とホルモン産生細胞は腫瘍の成分として隣接はするが,移行する所見に乏しかった.以上より,本例は下垂体腺腫とRathke's cleft cystの共存例と考えられた.
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唐津 淳, 大西 英之, 東保 肇, 森迫 敏貴, 中瀬 裕之, 長坂 昌登
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
244-248
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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過換気により脳虚血症状を呈し,脳血管造影にて両側内頚動脈閉塞,左椎骨動脈閉塞および右椎骨動脈狭窄を認め,モヤモヤ病にみられるのと同様の脳底部モヤモヤ血管から内頚動脈閉塞部以遠が造影された11歳女児を経験した.椎骨動脈には閉塞,狭窄を認めるも,側副路,狭窄部を通って太い両側の後交通動脈を介し,明瞭なウイリス動脈輔が造影された.このことにより本症はモヤモヤ病(ウイリス動脈輔閉塞症)とは異なる脳血管閉塞症であるが,多発閉塞,脳底部のモヤモヤ血管等が過呼吸によりモヤモヤ病と同様の働きをし,運動障害,脳波によるre-build upを起こしたと推定された.
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 3 号 p.
248-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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角田 朗, 和田 美弦, 工藤 純夫, 伊藤 和文, 伴 慎一, 高橋 敦, 田中 孝司
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
249-256
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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フリー
TSH産生下垂体腫瘍はきわめて稀な疾患で,現在まで100例程度が報告されているにすぎない.10年来甲状腺機能亢進症として内科的治療を受けてきた54歳の女性に,MRIによってmicro-adenomaが認められ,腫瘍摘出術の結果,症状の著明な改善が得られたTSH産生下垂体腫瘍の1例を経験したので,過去に報告された103例に自験例を加えた104例について,TSH産生下垂体腫瘍の臨床像について検討し報告した.TSH産生下垂体腫瘍はmacroadenomaとしての報告が圧倒的に多く,本例のようにmicroadenomaを画像的に捉え得た報告はみられなかった.
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上田 祐司, 古谷 泰浩, 原田 有彦, 井原 清, 伊藤 治英
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
257-259
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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グランツマン血小板無力症は,血小板機能異常症の中で凝集障害をきたす代表的な疾患である.本症に頭蓋内出血を合併した報告はきわめて少なく,慢性硬膜下血腫合併例は報告がない.今回われわれは,15歳男児の血小板無力症患者に発症した慢性硬膜下血腫を経験し,新鮮血および血小板輸血を併用しつつ,穿頭血腫除去術のみで完治せしめた機会を得たため報告した.
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魏 秀復, 高橋 淳, 金本 幸秀, 三國 信啓, 松林 景子, 岡本 新一郎, 福光 太郎
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 3 号 p.
260-262
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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椎弓横切術(transverse laminotomy)とは黄色靱帯の椎弓裏面の付着部位上1/3と下1/2の間で椎弓棘突起を顕微鏡下に1.5mm ball barでdrillingすることによって,黄色靱帯を損傷することなく椎弓棘突起を上下に2分割することである.これに小山法によるlaminoplastyと横切部の椎弓棘突起を再癒合させることによって,従来の頸椎管拡大術では望めなかった重要な後方支持組織としての黄色靱帯の機能温存が図れる.
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 3 号 p.
263-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 3 号 p.
264-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 3 号 p.
265-266
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 3 号 p.
App8-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 3 号 p.
App9-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 3 号 p.
269-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 表紙
1993 年 2 巻 3 号 p.
Cover9-
発行日: 1993/07/20
公開日: 2017/06/02
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フリー