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原稿種別: 表紙
1997 年6 巻2 号 p.
Cover13-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 表紙
1997 年6 巻2 号 p.
Cover14-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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原稿種別: 目次
1997 年6 巻2 号 p.
77-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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原稿種別: 付録等
1997 年6 巻2 号 p.
App8-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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吉村 紳一, 橋本 信夫, 風川 清, 西 正吾, 三瓶 建二
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
79-83
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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上腕動脈からの脳血管内手術を安全かつ容易に施行するためのthin wallのカテーテルを試作し,34症例に脳血管撮影を,16症例に脳血管内手術または超選択的血管撮影を施行しだ.本カテーテルはカテーテル壁内に金属メッシュによる補強がなされており,屈曲が変化しても内腔が常に円形を保ち,しかも回転トルクが伝えやすい点が特徴である.本カテーテルは大動脈病変や下肢閉塞性動脈硬化症などを合併する症例や,大動脈弓部の強度屈曲例で血管内治療を要する場合にきわめて有用と考えられた.
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原稿種別: 付録等
1997 年6 巻2 号 p.
83-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
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大田 元, 横上 聖貴, 中野 真一, 呉屋 朝和, 脇坂 信一郎
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
84-89
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
53例の中大脳動脈(MCA)閉塞による急性期脳梗塞患者のうち29例に,∪Kまたはt-PAを用いた選択的動注による急性期血栓溶解療法を行った.全体で62.1%(18/29例)の再開通に伴う臨床症状の改善が得られ,部位別にはM1 proximal群25.0%(1/4),M1 distal群73.3%(11/15),M2-M4群60.0%(6/10)と,穿通枝が温存されている例が高い改善率を示した.また,発症機序別にはembolism群75,0%(12/16)の方がthrombosis群46.2%(6/13)より高い改善率を示した.homorrhagic transformationは血栓溶解施行群20.7%,非施行群16.7%とあまり差がなかった.以上からMCA領域の血栓溶解療法は穿通枝の温存されているM1 distal群がよい適応と思われる.
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福岡 誠二, 瀬尾 善宣, 中川原 譲二, 高梨 正美, 高橋 州平, 武田 利兵衛, 末松 克美, 中村 順一, 山口 朝, 氷見 徹夫, ...
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
90-96
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
gamma knife radiosurgeryが施行された43例の聴神経腫瘍に対するtumor controlを検討した.累積縮小率は治療後1年で42%, 2年で75%, 3年で92%と漸次増加した.SPECTによる^<99m>Tc-DTPA-human serum albumin(HSA-D)の取り込みの検討では,early image(tumor vascularityを示す)にて術後1年目で有意に減少を認めた.また,これらの症例で腫瘍内血管床の減少に続き,術後2年目で有意に腫瘍体積の減少を認めた.一方,術後18カ月目の病理組織にて腫瘍内皿管壁の著しい肥厚と閉塞を認めた.これらの所見はgamma knife radiosurgeryの腫瘍縮小に対する効果の一つとして,腫瘍内血管の閉塞による栄養障害が関与していることを示唆している.
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澤田 元史, 秋山 義典, 塚原 徹也, 橋本 信夫
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
97-101
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
CEA施行後3週以降にhyperpefusionによる脳内出血をきたした稀な1例を報告した.症例は左内頸動脈高度狭窄を有しSPECTでhypoperfusionを認めた70歳の男性で,CEA施行後6日目に構語障害と痙攣が出現した.術後10日目のSPECTおよび術後18出目のMRIでhyperperfusionを示唆する所見が認められたが,痙攣や神経脱落症状の再発なく退院した.しかし術後24日目にMRI,SPECTでhyperperfusionが疑われた部位に一致して脳内出皿を認め死亡した.CEA後のhyperperfuSion syndromeは本症例のように術後3週以降に発症することもあるため,術後しばらくはMRIやSPECTによる経時的なチェックをしながら十分な血圧管理をすることが大切である.
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佐々木 学, 佐藤 雅春, 田口 潤智, 松本 重人, 管瀬 透, 塚本 文音, 高見 元敞, 組見 昌弘, 赤井 文治, 早川 透
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
102-106
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
散発性の多発性内分泌腺腺腫症I型の21歳男性で,その下垂体腺腫に対して経鼻的手術を行った稀な症例を経験した.血中プロラクチン(PRL)(62.5ng/ml)以外にインスリン,グルカゴン,副甲状腺ホルモンが高値を示した.インスリノーマによる低血糖発作の治療のために,まず膵臓の手術を行った後,下垂体の微小腺腫摘出術を行って,血中PRL値を正常化させた.免疫染色ではPRL以外に,GH,TSH,LH,FSHに対しても陽性plurihormonal adenomaであった.本症における下垂体腺腫は機能的腺腫である頻度が高く,各種の内分泌動態を考慮しながら下垂体病変の治療を行う必要があると考えられた.
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中山 義也, 田中 彰, 有田 哲彦, 熊手 茂彦, 吉永 真也
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
107-112
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
鼻出血の既往があり外転神経麻痺で発症したWegener肉芽腫の1例を報告した.CT,MRIで筋骨洞の肉芽腫は,頭蓋底に浸潤し,左側海綿静脈洞に及んでいた.CTにて両側前頭葉にlow density areaも認め,それを覆う硬膜は肥厚しており,その直下の脳組織にMRIにてGd-DTPAで異常な造影像が認められた.生検した組織の病理学的検索では,異常に造影されたのはくも膜下腔に払がる肉芽組織であることが確認された.炎症性細胞はVirchow-Robin腔にも浸潤し小動脈も閉塞していたことから,low density areaは小動脈閉塞による虚血性変化と考えた.Wegener肉芽腫における髄膜病変を含む頭蓋内病変の検索には,Gd-DTPAによる造影検査を含めたMRIによる検討が有用であることを強調した.
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福永 篤志, 石原 雅行, 佐々木 光, 河瀬 斌
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
113-118
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
症例は64歳の女性で,既往歴として高血圧にて内服中,neurofibromatosis type1 (NF-1)を40歳頃から指摘されている.家族歴としてNF-1は本人以外には認めていない.経過は,近医脳ドックで多発脳動脈瘤を指摘され,1995年7月3目に当科へ入院となった.脳血管撮影にて右MCAに嚢状の動脈瘤と,右BAに紡錘状の動脈瘤を認め,7目21目MCAの動脈瘤に対しclippingおよびWrappingを施行した.また右浅側頭動脈を生検し,病理に提出した.組織標本では内膜の高度の線維性肥厚と,肉弾性板の断裂を認めた.術後は経過良好にて8月4日に退院した.NF-1に脳動脈瘤を合併する例は18例報告されているにすぎない.今回は自験例を加えた19例の特徴をまとめ,さらに動脈瘤発生機序について考察を加えた.
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卯津羅 雅.彦, 篠宮 秀友, 古屋 優, 田口 芳雄, 品川 俊人, 田所 衛, 関野 宏明
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
119-123
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
症例は7年前にunknown SAHの既往を有する51歳女性.頭痛が約2週間続くため来院.来院時意識清明で,頭痛,軽度うっ血乳頭以外神経学的異常所見なく,CT,MRIにて松果体部に均一に増強される直径30mmの腫瘍,水頭症を認め,rt. occipital transtentorial approachにて腫瘍を全摘出した.水腫瘍とunknown SAHの既往との関連は不明確だが,稀にSAHで発症することは記憶にとどめるべきと考えられた.また水腫瘍の増大速度は他の良性腫瘍に比し,遠い可能性があるので,保存的に経過観察する場合は少なくとも1年毎にMRIを施行すべきと考えられた.松果体細胞腫では分化度の程度にかかわらず,手術で全摘出をめざすことが最良の方法と考えられた.
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大橋 経昭, 中澤 拓也, 新阜 宏文, 鈴木 文夫, 松田 昌之, 半田 讓二
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
124-130
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
左眼の結膜充血と結膜浮腫で発症した56歳の男性で,CTにより左上眼静脈の拡張,蛇行が認められ,頸動脈一海綿静脈洞瘻が疑われた.脳血管撮影で,前頭部上矢状静脈洞付近に2カ所,静脈洞叉会・左横静脈洞付近,および左頸静脈孔近傍の合計4カ所に硬膜動静脈瘻が認められたが,海綿静脈洞部の硬膜動静脈瘻はなかった.同時に,上矢状静脈洞,左様静脈洞,左下錐体静脈洞の閉塞,および脳表静脈と髄質静脈の著明な拡張と循環時間の遅延が認められた.流入動脈のpolyyinly alcoholによる塞栓術後,結膜充血と結膜浮腫は軽快した.4カ所以上に同時期に多発した硬膜動静脈瘻はきわめて稀で,そのいずれもが静脈洞閉塞を伴っていた.本例は症候学的にも興味深く,文献的考察を加えて報告する.
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榊原 陽太郎, 田口 芳雄, 松澤 源志, 阿部 裕之, 山口 敏雄
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
131-133
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
僧帽弁置換の既往を有する69歳女性の慢性硬膜下血腫例のEPIT2^*強調画像において,多発性に描出された異常低信号域について報告した.これらは中心部を最も低輝度とする著しい底信号域で,EPlT2^*強調画像の特性から,鉄沈着によるsusceptibility artifactと考えられた.これらが手術手技によるものか,あるいは置換されたmechanical valveそのものに起因するものかは明らかではないが,MR読影に際し,関心術後,特に弁置換後に出現し得るartifactとして記憶にとどめるべきであろう.
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松本 圭吾, 東保 肇, 森迫 敏貴, 唐澤 淳, 上田 聖
原稿種別: 本文
1997 年6 巻2 号 p.
134-136
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
側脳室三角部腫瘍に対し,intraparietal sulcusを用いたtranssulcal approachにて腫瘍摘出術を行った.本アプローチは,superior pariental iode incision modificationのmodificationとして脳のretractionをより少なくできる点で有用であった.ただし,手術に先だって,MRIによるsulcal pattemと腫瘍との位置関係の把握が重要である.
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原稿種別: 付録等
1997 年6 巻2 号 p.
137-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
1997 年6 巻2 号 p.
138-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
1997 年6 巻2 号 p.
139-140
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
1997 年6 巻2 号 p.
App9-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
1997 年6 巻2 号 p.
143-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
1997 年6 巻2 号 p.
144-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス
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原稿種別: 表紙
1997 年6 巻2 号 p.
Cover15-
発行日: 1997/02/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
オープンアクセス