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29 巻, 7 号
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  • 国の行政機関におけるデータベース-現状と展望-
    大橋 有弘
    1986 年 29 巻 7 号 p. 537-553
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/03/23
    DOIhttps://doi.org/10.1241/johokanri.29.537
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    総務庁が全省庁を対象に昭和60年11月に国の行政機関のデータベース化の状況に関する調査を実施した。これによると, すでに運用中のデータベース数は19省庁の132個にのぼり, 防衛庁, 建設省, 農林省, 通産省が多く保有し, かつ建設・土木, 科学技術・研究開発, 農林水産等の分野が多い。しかし他省庁に提供可能なデータベース数は全体の約39%にすぎず, 60%近くは部内データ等の理由で外に提供されていない。本稿は, これらの調査結果の概要を紹介するとともに, 各省庁が構築したデータベースを, 各省庁共通データベース, 統合データベース, 統計データベース, 文献データベース, の四つに類別して紹介し, 技術開発面, 相互利用面等の観点から将来を展望した。
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  • JICST英文データベース・サービスの概要
    阿部 耕一朗, 金子 弘正, 佐藤 誠, 西田 龍正
    1986 年 29 巻 7 号 p. 555-566
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/03/23
    DOIhttps://doi.org/10.1241/johokanri.29.555
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    JICST英文データベース作成システムは, 1984年8月, システム設計をはじめ, 1985年1月より英文データの蓄積を開始した。'85年度末現在, 英文データベースの蓄積量は約18万件である。収録分野は, 科学技術および医学関係である。本論文は, JICST英文データベース (JICST(E)ファイル) の内容, 作成方法, およびJICSTファイルとの相違点を中心に利用法について説明する。
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  • JICST科学技術用語シソーラスの日英対訳テーブル
    坂上 安彦, 戸塚 隆之, 斎藤 和男, 五味淵 亘, 岡野 弘行, 白山 邦彦
    1986 年 29 巻 7 号 p. 567-576
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/03/23
    DOIhttps://doi.org/10.1241/johokanri.29.567
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    JICST英文データベースの作成に伴い, その作成および効果的な利用に不可欠な英訳キーワードを整備するために, 1981年版JICST科学技術用語シソーラスのディスクリプタを対象に英訳作業を行い, 日英対訳テーブルを作成した。日本語シソーラスを英訳する際の異なる言語間で生ずる意味範囲の違いとその対処法, 日英対訳テーブルの概要と作成方法, 英訳キーワードの表記規則, 選定基準, JOISでの扱い等を紹介する。
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  • 実現化へ向かうテクノポリス (下)-現状と将来-
    大久保 要
    1986 年 29 巻 7 号 p. 577-592
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/03/23
    DOIhttps://doi.org/10.1241/johokanri.29.577
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    まず通産省がテクノポリス建設を支援するために講じている各種施策を紹介する。例えば, 税制措置としてテクノポリス促進税制等, また財投措置として地域技術振興特利制度, および予算措置として地域の研究開発に対する支援, テクノポリス開発機構に対する助成等を挙げ, 各制度の目的, 対象者, 対象施設, 適用期間, 補助率等を紹介する。次いで各地域で順調なスタートが切られているテクノポリス建設の現況として, 研究開発機能, 情報機能等の整備状況, テクノポリス開発機構による債務保証事業および人材育成事業等, 地域産業の促進施策の積極的な展開状況, および産学官の共同研究等の活動状況等について, それぞれ建設事例を示し紹介する。最後に今後の課題として母都市機能の強化, 産学連携の強化, および潤いのある「まち」づくり, の3課題を概観する。
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  • 医学図書館における情報サービス活動-東京女子医科大学図書館-
    西岡 正行
    1986 年 29 巻 7 号 p. 593-600
    発行日: 1986年
    公開日: 2012/03/23
    DOIhttps://doi.org/10.1241/johokanri.29.593
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    まず情報サービスのベースとなる当館の施設, 資料, 館員教育等について述べた。所蔵資料はほぼ中規模医学図書館並みであるが, 施設が不十分なため, その分を情報サービスでカバーしなければならない状況を説明した。次いで, 情報サービス活動について, 一次情報サービスとして資料閲覧, 相互貸借, 教室回覧誌制度を紹介し, 二次情報サービスは特にオンライン情報検索サービスに重点を置いて説明した。そのほかにコンテンツシートサービス, 索引カード作成について報告し, 最後に, これからの医学図書館のあり方について情報サービスとの関連で考察した。
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