国立国会図書館では,平成14年6月より「国立国会図書館インターネット資源選択的蓄積実験事業(WARP: Web Archiving Project)」を実施している。Webアーカイビングには,ホール・ドメイン,選択的,納入型,組み合わせ型など,さまざまなアプローチがある。IIPC (International Internet Preservation Consortium),e-Japan重点計画2004,国立国会図書館電子図書館中期計画2004,納本制度審議会などの内外の動向を交えながら,Webアーカイビングの実務と課題について,その概要を報告する。