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35 巻, 7 号
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放談会
  • 佐々木 慎一
    1992 年 35 巻 7 号 p. 573-582
    発行日: 1992/10/01
    公開日: 2008/05/30
    ジャーナル フリー
    化学情報の高次処理を行う計算機化学もようやく化学の分野で市民権を得た。本稿では計算機化学研究に属するものとして構造決定と分子設計につき最近の知見を記す。前者は筆者らの作成した CHEMICSシステムがドイツ BASFの開発した SpecInfoと結合され, スペクトルから構造の創出を一層正確なものとした。後者は生理活性既知の物質構造を任意に切断し, 生じたフラグメントから可能な構造すべてを組立てるその途次で種々の希望条件·制限事項を加えて活性の期待される構造へと絞りこんでゆく。活性期待の構造創出という本格的な分子設計システムである。
  • —PATOSDE, PATOSEP and PATOSWO
    吉河 一郎
    1992 年 35 巻 7 号 p. 583-600
    発行日: 1992/10/01
    公開日: 2008/05/30
    ジャーナル フリー
    昨年11月以後新しくSTNに搭載された特許データベースである下記3ファイルにつき紹介した。(1)PATOSDE:ドイツ特許および実用新案(ヨーロッパ出願と国際出願で指定国ドイツのものは含まない)の書誌情報,主クレームおよび簡略な法律状況の情報,(2)PATOSEP:ヨーロッパ特許の書誌情報,主クレームおよび法律状況の情報,(3)PATOSWO:国際特許(WIPO,PCT出願)の書誌情報および抄録。これら(1),(2)および(3)の各ファイルは,以前に紹介したドイツ特許データベースPATDPAとそれぞれ関連があり,収録レコードの内容が多少異なるので,調査目的に応じ使い分ける必要がある。
講座
  • パソコン通信を活用する
    増田 元, 石井 啓豊
    1992 年 35 巻 7 号 p. 601-614
    発行日: 1992/10/01
    公開日: 2008/05/30
    ジャーナル フリー
    情報管理部門においてパソコン通信を活用するための知識と方法について解説した。はじめに, パソコン通信の定義, 既成のメディアと比較した場合の特徴, 米国およびわが国における発展の歴史と現状について述べ, パソコン通信に必要なハードウエア, ソフトウエア, 通信回線, 通信手順について簡単に解説した。次に, パソコン通信の主要なサービス機能であるコミュニケーション·サービス, インフォメーション·サービス, トランザクション·サービスの概要を解説した。最後に情報管理部門におけるパソコン通信の活用法を例示的にまとめた。
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