情報管理
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33 巻, 11 号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
講演
  • コスタコス, チャールズ N.
    1991 年 33 巻 11 号 p. 967-976
    発行日: 1991年
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    ケミカルアブストラクツサービスがオンライン情報サービスを1980年に開始して10年がたった。CASオンライン情報サービスは科学者, 技術者の研究開発に多大な貢献をしてきたが, この機にそのCASオンラインサービスの歴史を振り返ってみる。CAS ONLINE, FIZ Karlusruheと日本のJICSTを結ぶSTNインターナショナルネットワークの開発はこの期間の最大の出来事であった。CASオンラインファイルへは今ではこのSTNインターナショナルネットワークを通じて世界じゅうからアクセスできるようになった。また, 多様な化学情報もカバーするファイル群がCASオンラインファイルファミリーとして開発され, 有用な情報源として提供されている。
  • 鈴木 敬吾, 安達 隆, 楠見 芳久, 西山 美恵子, 平田 敏一郎
    1991 年 33 巻 11 号 p. 977-992
    発行日: 1991年
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    ドキュメンテーション懇談会では, 高度情報化社会において企業内情報センターはどうあるべきか, また, どう変化していくべきかについて, 各企業に役立つヒントを得る目的で, 現状把握をアンケート調査により行った。アンケートの結果は五つのセクション((1)情報センターの管理体制, (2)情報センターの利用状況, (3)単行本類・雑誌の管理, (4)社外オンライン情報検索, (5)社内作成の技術資料管理)についてまとめ回答を分析した。
  • 小原 満穂
    1991 年 33 巻 11 号 p. 993-1009
    発行日: 1991年
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    我が国では戦前にもシンクタンク的業務は行われており, 特に満鉄・調査部は南満州鉄道が満州を実効ある植民地支配を確立するための解決策を探る目的で設置され, 多くの実績を残した。戦後のシンクタンクブームは3回あり, いずれも社会, 経済のパラダイム変革期にあたっていることが特徴である。我が国の代表的大型シンクタンクのうち野村総研は合併によりシステム機能強化の先陣を切り, シンクタンク機能をSI業務の上流に位置づけている。三菱総研は正統派シンクタンクを目指し高等研究学院や研究開発用のラボラトリーを設置している。大和総研はシステムを利用した経済予測に力を入れている。富士総研はマクロ経済を中心とした政策提言, 解析技術を重視している。日本総研は地域開発, 先端技術の研究開発を特徴としている。
講座
  • 経営における情報の活用
    神尾 達夫
    1991 年 33 巻 11 号 p. 1011-1020
    発行日: 1991年
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    企業においては, コンピュータと通信技術を駆使した情報システムを経営戦略の中心に据えた「CCN革命」が進行している。企業内で発生する様々な情報を集中的・一元的に管理・活用してサービスの向上を図り, 競争力の強化とシェア拡大をめざしている。また, 外部の情報の収集体制も一段と強化しつつある。経営における情報の活用には, 情報を分析・加工した結果であるインテリジェンスの創出と情報共有化のための企業内情報流通の促進が不可欠である。情報担当者には新しい活動領域として, インテリジェンス化のためのノウハウの開発や, 情報システムを活用した情報発信で大きな役割を果たすことが期待される。
ずいそう
JICST東西南北
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