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33 巻, 7 号
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
パネルディスカッション
  • 国内外の開発の経緯と現状
    富永 勲, 佐藤 雅之
    1990 年 33 巻 7 号 p. 593-605
    発行日: 1990年
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    機械翻訳システムの発展, 実用化, システムの問題点, 商用システムの評価, および発展動向を述べた。最も新しいシステムは, 次の四つの問題点を含んでいる。1)原文のあいまいさ, 2)異なる言語間の用語の定義の違い, 3)大規模な翻訳辞書の作成, 4)論理的推論のためのソフトウエアの開発。機械翻訳システムは多くの産業分野で実用化されている。しかし, 多くの問題点が解決されていない。理想的なシステムの実現は15年後であろう。7個の評価項目についても詳細に述べた。なお, 英文抄録はMuシステムによって作成した。
  • 阿部 省三
    1990 年 33 巻 7 号 p. 619-625
    発行日: 1990年
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    獣医師の主なる職務分野の一つであって, 一般には馴染みの薄い食肉検査の機械化を試みた。食肉検査は, と畜場で屠殺された家畜を解体する一連の作業の中で行なわれるが, 業務内容は旧態依然として非効率的であり, 合理化が求められていた。検査員は両手を用いて家畜一頭分の臓器を仕分け, 肉眼でその健康状態を診断する必要があるため, 現場でのデータ入力方式として音声入力を採用した。検査員の音声による検査結果は音声認識応答装置に送られ, 一頭単位の管理可能な検査データに変換されて蓄積される。本システムは音声入力に基づいていることから, データ入力時の用語の整理がシステム運用上重要な要素であり, 疾病・病変名等の選定, 分類, コード化についても具体例を紹介。
講座
  • 社内で発生する各種データの現状と活用 コクヨ(株)における事例
    岸本 保
    1990 年 33 巻 7 号 p. 627-636
    発行日: 1990年
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    各種データの現状と活用について, コクヨ(株)を例にとり概説する。コクヨ(株)における情報システムの中でも, 生産販売, 物流を統合化した「統合物流情報システム」のデータベースの内容および上記システムと連結している外部システム「KOPS」, 「KROS」についてそのシステム内容および当社においてそれら外部のシステムから得られる情報をどのように利用しているか, また近年販売チャネルの多様化の中でも特に注力している特販(直接ユーザに販売する)部門の営業活動支援の為の顧客情報システムの内容について紹介する。
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