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49 巻, 3 号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
  • 加藤 浩一郎, 石井 和克, 須川 成利
    2006 年 49 巻 3 号 p. 105-112
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/06/01
    ジャーナル フリー
    本研究は,特許出願を行うかどうかを判断するための発明評価とその項目について,調査・研究を行い,発明の内容(分野)や企業,特許戦略等にかかわらず各社共通となる評価項目とその重要性を明らかにする。また,本研究は,この結果に基づいて,発明評価をできるだけ共通的かつ客観的に行うためには具体的にどのようにすればよいかを検討する。
  • ―神戸市立図書館における段階的導入―
    長谷川 雄彦
    2006 年 49 巻 3 号 p. 113-122
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/06/01
    ジャーナル フリー
    公共図書館では,ICタグの利用が新設館を中心に広がっており,その機能を生かした利用が行われている。神戸市立図書館では,2003年3月にICタグを導入した。既設館で初めてICタグを使ったBDSを導入した事例を紹介し,その導入方法と効果について述べる。また将来のICタグの有効利用のため,導入時に考慮すべきタグレイアウトの具体例を提示し,段階的機能拡張の可能性について考える。
  • ―発行誌への投稿審査システム導入のヒント
    荒川 紀子, 和田 光俊, 時実 象一
    2006 年 49 巻 3 号 p. 123-131
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/06/01
    ジャーナル フリー
    投稿審査システムは,郵便やFAXで行われてきた論文審査のやりとりを電子化し,Webに載せるものである。その魅力は,審査工程の迅速化以外にも,事務作業の軽減,利便性・信頼性の向上,電子ならではの新しい審査支援の実現など多面的である。
    国内の学協会誌のための電子ジャーナルプラットフォームであるJ-STAGEでは,2005年にリリースした投稿審査システムの汎用版により,雑誌ごとのカスタマイズが可能な形で投稿・審査・制作・公開までを一貫して提供できるようになった。日本の学会が投稿審査システムを導入するに当たって考慮すべきことに触れながら,その開発コンセプト,機能や今後の展望についてまとめる。
連載:記録管理の新潮流
  • 山下 貞麿
    2006 年 49 巻 3 号 p. 132-141
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/06/01
    ジャーナル フリー
    組織内の各部門では日々の業務で多くの「ナレッジ(知識,経験,ノウハウ等)」が発生し,そして新陳代謝を続けている。従って,ナレッジマネジメントの推進には,各部門における「業務マニュアル」の整備とワークフローで発生する多種多様な記録情報(文書,記録,データ等)の的確な評価,収集,分類整理,保管,保存,廃棄等のライフサイクル管理の標準化とルール化が必要である。また,ナレッジに係る記録情報の共有化には,適切な開示制限と多角的な検索ニーズに対応できる記録情報管理データベースの構築とそれを継続的に維持運営する組織体制の確立が必須条件である。特に維持運営のための専門組織の設置や社内スペシャリストの養成が,これからのナレッジマネジメントの推進における重要な経営課題であると言える。
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